いよいよ11月8日に迫ったアメリカ大統領選挙。3回の討論会は中傷合戦で盛り上がりすぎ……と批判の声も起きる中、ヒラリー・クリントンとドナルド・トランプの知られざるトリビアを5つずつピックアップ! ファッション界の大御所カール・ラガーフェルドのヒラリー評から、メラニア夫人の気になるファッションまで、2人の裏の顔(!?)を早速チェック!
まさかのプッシーブラウス! メラニア夫人の真意は?
TRUMP'S EPISODE1
「スターなら女性になんでもできる」「プッシー(女性器)をつかむことだってできるんだ」と女性蔑視発言でバッシングを受けたドナルド・トランプ。妻メラニア・トランプは彼を擁護、CNNに対して「私の知っている夫とは思えない発言で驚きました」「これは性的暴行ではありません。言っただけで、実際にはやっていません」とコメント。かつて党大会のスピーチで、ミシェル・オバマ大統領夫人のスピーチをパクったと疑われたこともあるメラニアだけれど今回もなんだか微妙……。
ちなみにドナルドの「プッシー発言」の直後に開催された第2回目のテレビ討論会の観客席に現れたメラニア。通称プッシーブラウス(ボウタイが理由。あとは想像して!)を着ていたことに全米の視線が集中。このタイミングでわざわざこれを着るなんて……真意が気になる!
娘婿の一家にも嫌われる?
TRUMP'S EPISODE 2
トランプ陣営で注目のイケメンといえば、娘のイヴァンカ・トランプの夫ジャレッド・クシュナー。不動産で財をなした名門の出身で、本人もハーバード大卒の起業家。今はトランプのブレーンのひとりとしてスピーチを書いたり資金集めをしたりしているそう。でも実はクシュナー家はもともと民主党支持者で知られ、多額の寄付をしていることで有名。
またジャレッドの弟で同じく起業家のジョシュア・クシュナー(カーリー・クロスと交際中!)はスポークスマンを通して「兄のことは愛しているし、彼に恥をかかせるようなことは言いたくないけれど」と言いつつ「僕は死ぬまで民主党支持者。11月にはトランプに投票しません」と宣言! 言わなくても済むのにわざわざ言うあたり、トランプ支持だと思われるのがよっぽど嫌だった?
セレブ界の権力者カーダシアン家も敵に
TRUMP'S EPISODE3
蔑視発言や暴言がすっかりおなじみになってしまったトランプ。どうやらカーダシアン家も敵に回してしまった模様。関係者が「トランプは2009年にテレビ番組で共演したクロエ・カーダシアンのことを『太ったブタ』と呼んでいた」「『なぜカーダシアン家でもブスが来るんだ?』『ホットなのは来ないのか』とキムが来ればいいのにと言っていた」と証言。ちなみに今回この発言が発覚するとクロエは「人のことを外見で判断するような単純な人にこの国を率いて欲しくない」「相手が女性であっても男性であっても外見で判断するのはクールではないし不適切。本当に残酷だと思う」とコメント。クロエも問題発言が多いタイプではあるけれど、今回はごもっとも。
娘の友情についても問題発言!
TRUMP'S EPISODE4
ドナルド・トランプの娘イヴァンカ・トランプとヒラリーの娘チェルシー・クリントンは実はお友達。チェルシーは「選挙のずっと前から友達だし、これからもそう」「私たちの友情は政治から始まったものではないから、政治のせいで終わることはないわ。イヴァンカを尊敬している」とコメント。一方のイヴァンカも「私たちは候補者ではなくて親が候補者であるだけ。彼女はいい友達だし支え合っているわ」とこれに美しく応じている。
でもトランプはこんな2人を苦々しく思っている可能性が大。キャンペーン中の集会で「チェルシーとイヴァンカがお互いのことを好きでなければいいと思うよ」とわざわざ発言していたとか……。娘の美しい友情に口を出すなんて、一言余計。
スーツの着こなしが「なってなさすぎ!」
TRUMP'S EPISODE5
ネイビーのスーツに赤いネクタイがおなじみのトランプ。イタリアのスーツブランド「ブリオーニ」とニューヨークにある「マーティン・グリーンフィールド」がお気に入りとか。ちなみに「マーティン・グリーンフィールド」はオバマ大統領や元ニューヨーク市長のマイケル・ブルームバーグも通っているそう。と、スーツはいいものなのに、テレビ討論会の後は「スーツの着こなしがなってない」と指摘する声が多数浮上! ネット上では「立っているときはジャケットのボタンを閉めろ」「ジャケットが長すぎ」「タイが長すぎ」「タイのノットが小さすぎ」「パンツがゆるすぎ」「そもそもパンツがシワシワすぎ!」と散々な言われよう。当選したらどんな姿でステージに登場するのか……まずはジャケットボタンを閉めてくれることに期待したい!
ケイティ・ペリーもヌードで応援!
HILLARY'S EPISODE 2
ビヨンセやジョージ・クルーニー&アマル・クルーニーを始め、セレブサポーターが多いヒラリー。ケイティ・ペリーもその1人。なんと彼女はヒラリーのためにヌードも辞さない覚悟! アメリカではまず選挙人登録をしないと選挙権がもらえない仕組み。ヒラリーへの投票を呼びかける前に「選挙人登録をして!」とお願いしないといけないと言うわけ。ケイティはトランプコメディ動画サイト「Funny Or Die」のショートフィルムに登場、「ベッドから出たままの姿で投票に行っても問題ないのよ。私は裸で寝てるの!」と投票所でパジャマを脱ぐパフォーマンスを披露!
courtesy of Katy Perry via Instagram
実はアンチヒラリーのセレブも!
HILLARY'S EPISODE 3
民主党をサポートするセレブは多いけれど、アンチヒラリーのセレブがいるのも現実。筆頭は大御所女優のスーザン・サランドン。ヒラリーと民主党候補の座を争ったバーニー・サンダースを支持していたスーザンはテレビ番組で「ヒラリーは嘘つきで信用できないと思っている人がたくさんいる」「一部の民主党員はヒラリーよりトランプを支持している」と痛烈に批判! また環境保護に熱心で最近逮捕もされちゃったシェイリーン・ウッドリーもサンダース支持派。シェイリーンは自分でアメリカ国内を周って、サンダースの政策を広めるためのキャラバンまでしていたとか! 本選挙を前にして彼女たちがヒラリー支持に回るのか、改めて意思表明してほしいところ。
カール・ラガーフェルドもヒラリー派?
HILLARY'S EPISODE 4
圧倒的にパンツスーツが多いヒラリー。民主党候補になることが決まった党大会も、ドナルド・トランプとの直接対決となった3回のテレビ討論も、着ていたのは「ラルフ ローレン」のスーツ。民主党カラーのブルーをメインに、星条旗カラーの白・赤を時々投入してくるのがファッションポリシーのよう。
ちなみにファッション界の大御所、カール・ラガーフェルドもヒラリーについてコメント。3月の国際女性デーに「アメリカには今、初の女性大統領が必要だと思う」、さらに「いずれにしても他にサポートしたい人はいないしね」と語っていた。積極支持というわけではないみたいだけど……ヒラリーのファッションチェックもしてほしい!
超ホットな甥っ子に全米女子が熱狂!
HILLARY'S EPISODE 5
7月に開催された民主党の党大会で大統領候補に指名されたヒラリー。実はこの大会で、ステージに上がり注目を集めたのがヒラリーの甥、タイラー・クリントン。現在18歳のタイラーはビル・クリントンの異父弟のロジャー・クリントンの息子。学生の傍らモデルとしても活躍していて最近ロヨラ・メリーマウント大学を卒業したそう。昨年の10月にはタイラーの兄の友人が経営するデニムブランドの広告にも出演! そのときにフォトグラファーのアディーナ・ドリアが撮ったタイラーがこちら。ヒラリーが大統領になったら、お祝いのステージにまたしてもタイラーが登場するかも。乞うご期待!
courtesy of cosmopolitanhrvatska via Instagram