ありのままの自分を愛そう!ストレッチマーク(妊娠線)を誇りに持つセレブママン9人
予防ケアも大切だけど、出来てしまったらそれはそれ。ありのままの自分を受け入れることが幸せへの近道。
妊婦の半数以上が経験すると言われる「ストレッチマーク(妊娠線)」。皮膚の急激な伸びによる赤紫色の線状斑は時間が経過すると目立たなくなるものの、一度できたら完全に消えることは無いため、お腹や胸、太ももに走るストライプ模様を見て悲しい気持ちになる人もいるかもしれない。だけど――幸せは今の自分を認めるところからしか始まらない。
ここでは最近妊娠を発表したばかりのアシュリー・グラハムから、子育て歴20年のリース・ウィザースプーンまで、妊娠線は隠すものじゃない、誇れるものなのだと私たちに自信を与えてくれたセレブママン9人をご紹介。彼女たちのように、ありのままの自分の体を愛して。
1. ジェシカ・アルバ
現在3人の子供を育てながら、自身の経営する企業「オネストカンパニー」で実業家としても手腕を振るう女優のジェシカ・アルバは2008年に1人目オナーを出産後に、母親になった自分の体を受け入れることを学んだという。
「それらを欠点だと考える人もいるかもしれないけど、私は自分のストレッチマークを愛することを学んだわ。妊娠は今までで一番すばらしい体験だった」と2010年に雑誌『Self magazine』のカバーインタビューで語っているジェシカ。
「ストレッチマークも垂れたおっぱいも受け入れるわ。二度と取り除けないセルライトも。自信が一番大切よ」
2. コートニー・カーダシアン
同じく3人の子育てに奔走するカーダシアン家の長女コートニーも、つい先日ストレッチマークを隠さず披露して称賛を浴びたばかりだ。
妹カイリーの誕生祝い旅行に同行した際、自身のライフスタイルブランド「Poosh」のインスタグラムアカウントでセクシーな水着写真姿を投稿したコートニー。ヒップの部分にある肌のストライプ模様を修正せずにそのままさらけ出した姿勢にファンは高評価。「ストレッチマークを見せてくれたことがとっても嬉しい!すごい、ホットなママ!」や「ストレッチマークがカーダシアンにも!!これだからあなたが大好き!」といったコメントが寄せられた。
3. ヒラリー・ダフ
2017年、ヒラリー・ダフはパパラッチが撮影した、ビーチで息子ルカを抱く自分の写真をシェア。
太ももとヒップのストレッチマークが強調されたその写真に、キャプションで「私の体は私の人生において一番素晴らしい贈り物を与えてくれたわ。それはルカ(写真)よ……私の体は健康だし、行きたい場所に私を運んでくれる」とコメントした。そして「みんな、自分の体に誇りを持って。もっと違った風になりたい、良くなりたい、完璧になりたいと願って一日の貴重な時間を費やすのはやめよう」と、ファンに向けてボティポジティブなメッセージを発信した。
4. ジョーダン・ダン
19歳で息子ライリーを出産した元ヴィクシーモデルのジョーダン・ダンも、誇りを持ってストレッチマークを披露したセレブの1人だ。
2014年にBFFのカーラ・デルヴィーニュとお揃いのタトゥーを見せるためにカメラの前でポーズをとった際、腰からヒップにかけて斜めに走る妊娠線を修正せずにそのまま見せたジョーダン(右)。自分の体型について長く自信が持てなかったが、「The Power Is Within You(原題)」という自己啓発本をきっかけにありのままの自分を受け入れるようになったそう。
5. クリッシー・テイゲン
SNSでの歯に衣着せぬ物言いが人気のクリッシー・テイゲンは、昨年5月に第2子マイルスを出産後、ツイッターで産後2カ月の母体の様子をシェアして話題に。
ビキニ姿で、妊娠線が分かる柔らかな腹部を見せながら「これはたぶん無くならないわ。これが私の体よ」と説明する、クリッシーのありのままを見せる姿勢にファンは感動。「すばらしい!」「あなたはたった今たくさんの女性をとても気分良くしてくれました。乾杯」といった称賛のコメントが相次いだ。
6. ケリー・ローランド
2017年、楽曲「Humble」の中で非現実的な女性のイメージにはうんざりだ、と歌ったケンドリック・ラマー。そのヒット曲をボディポジティブなメッセージだと歓迎する人がいる一方で、依然として男性目線を押し付ける女性蔑視な曲に過ぎない、と断じる人もいたが、デスティニーズ・チャイルドの元メンバー、ケリー・ローランドは支持に回った1人だ。
2014年に息子タイタンを出産しているケリーは、ヒップに走る妊娠線がはっきりと分かる水着姿の自分の後ろ姿を投稿。キャプションには「BITCH BE HUMBLE(ビッチ、もっと謙虚になれよ)」と「Humble」の歌詞の一部を引用した。
7. リース・ウィザースプーン
娘のアヴァが一昨日20歳になり、胸を打つメッセージをインスタグラムに投稿したばかりのリース・ウィザースプーン。アヴァの下にもディーコンとテネシーという2人の息子がおり、もはや子育てのベテランと言える彼女だが、母親になることは、精神的にも肉体的にも変化をもたらしたという。
「私にはセルライトがあるわ。ストレッチマークも。私の胸は2人の子供に授乳する前とは変わってしまった」と過去に米紙『ヴァニティ・フェア』のインタビューで語っているリース。
「子育てはすごいイコライザーよ。あなたがどんなにクールな考え方をしてても、おかまいなし。赤ちゃんが背中で吐いたり、履いてるデニムが潰れたチョコレート・カップケーキまみれになったら、あなたもほかの母親と同じよ」
8. アシュリー・グラハム
先月、初めての子供を身ごもったことを発表したアシュリー・グラハムはその数日後に現在の姿を記録したヌード写真をインスタグラムに投稿。
「同じだけど、ちょっと違う」とキャプションでコメントし、古いストレッチマークの痕と別に、自分の体に真新しい妊娠線が入り始めた様子を伝えた。以前から、編集者やフォトグラファーに自分の体のストレッチマークやセルライトを消さないようにお願いしていることで知られるアシュリー。プラスサイズのモデルとして、自分の体をまるごと愛するその姿勢に、モデル仲間やファンから130万以上の「いいね!」が寄せられた。
9. ロビン・ローリー
2015年に第1子リプリーを授かったオージー・モデルのロビン・ローリーは、妊娠中にイギリスのゴシップ記事で「ロビンはストレッチマークがいやだから中絶を検討中」と書き立てられたことに対して、出産後フェイスブックで反論。
真新しい妊娠線が入った産後のありのままの姿を公開し、件の記事が別のインタビュー記事を曲解したまったくのデタラメであること、たくさんのひどいコメントが寄せられたこと、今日の社会は、女性が欠点を気にしすぎて本来の自分の美しさを忘れてしまうほどプレッシャーをかけてばかげた時間の使い方をしている、との長文のメッセージを寄せた。
「出産後で自分の体に居心地の悪さを感じている人に向けて。あなたは戦士よ。あなたは一つの命を自分の中で作り上げたの。それは簡単なことじゃないわ」