スタッフの努力もすごい！妊娠しながら映画やドラマの撮影をこなしたセレブ14人

2014年のディズニー映画『イントゥ・ザ・ウッズ 』の劇中で子どもを欲しがっているパン屋の女将を演じたエミリー・ブラントは、撮影直前に第1子妊娠が発覚。共演者のメリル・ストリープによると、日に日に大きくなっていく彼女のお腹を隠すために、パン屋の主人役だったジェームズ・コーデンがしょっちゅう彼女の前に立たされたのだとか！

人気TVドラマ「フレンズ」のフィービー役で知られるリサ・クドローは同シリーズのシーズン4の撮影中に妊娠しているが、制作陣は彼女の体型をごまかす代わりに、劇中の彼女も妊娠するというプロットに変更。フィービーの弟フランクと彼の妻アリスの代理母になるという物語が描かれた。

コートニー・コックスも同じく「フレンズ」収録中に妊娠を経験しているが、彼女の場合は演じるモニカがチャンドラーとの子どもが欲しいけどなかなか授かることができない、という役どころだったため、成長するベビーバンプをゆったりしたファッションで隠しながら撮影に臨んでいる。

「ママと恋に落ちるまで」でリリーを演じているアリソン・ハニガンはシーズン4（2008～2009年放映）の撮影中に第1子を妊娠。ドラマの制作チームはホットドックの早食い競走の回想シーンでふっくらしたアリソンのお腹のカットをさりげなく挿入している。

サラ・ジェシカ・パーカーは長男ジェームズを妊娠中の2002年に、代表作「セックス・アンド・ザ・シティ」のシーズン5を撮影。制作陣は彼女が演じたキャリーの役どころに妊娠はそぐわないとの判断で、脚本を書き換えることはせずに、パトリシア・フィールドの巧みなスタイリング術でベビーバンプをカモフラージュ！

ジャニュアリー・ジョーンズが演じるドンの元妻ベディは「マッドメン」シーズン５で激太りしてしまうが、これは元々、ジャニュアリーが現実で妊娠したため、脚本家たちが彼女の体型の変化を織り込んで脚本の内容を変更した結果だという。ただし、彼女はそもそも細身で妊娠・出産でもそこまで大きく体重増加が無かったため、撮影ではファットスーツや特殊メイクで外見を作る必要があったのだとか。