ハイリスク妊娠の経験者も。妊娠の辛さを率直に語ったセレブ14人
妊娠中の体の変化や症状による壮絶な体験を赤裸々告白した14人のセレブママンをご紹介。ビヨンセやキム・カーダシアン、サルマ・ハエックをはじめハイリスク妊娠の経験者も。
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キム・カーダシアン
1人目、2人目を分娩出産したあと、3人目、4人目は代理母出産によって授かっているキム・カーダシアン。彼女は1人目ノースを妊娠中に深刻な妊娠合併症と言われる妊娠高血圧腎症を患い、さらに多量出血で母体が命の危険にさらされる癒着胎盤を経験。2人目のセイントのときにも同じ癒着胎盤を経験している。その時の壮絶な経験について2018年、US版『ELLE』のインタビューで以下のように赤裸々に語っている。
「出産の後、胎盤は自然に外に出てくるの。でも私のは中にとどまってしまっていた。女性が出産で亡くなるときは多くはこれなのよ。出血が止まらなくなって多量出血で死んでしまうの。胎盤を出すために、とっても気持ち悪い話だけど、医師は彼の腕を突っ込んで、胎盤を外に掻き出したわ。それは一番痛かったわ」
キャサリン妃
英王室ウィリアム王子との間に、ジョージ王子、シャーロット王女、ルイ王子の3人の子どもを授かっているキャサリン妃だが、その3回の妊娠とも妊娠悪阻(重度のつわり)に苦しんでいる。キャサリン妃の口からその辛さが打ち明けられたことは無いが、夫のウィリアム王子が妃の苦しみについて公務で訪れたイベントの場で明らかにしている。
2017年9月にロンドンで行われたチャリティイベントで出席者と対話したウィリアム王子は、キャサリン妃の吐き気対策として古くから効くとされる生姜のビスケットをすすめられ、以下のように返答している。「ジンジャービスケットは試してみました。でも生姜をもってしても、彼女の吐き気を抑えることはできないようです」
エイミー・シューマー
女優・コメディアンのエイミー・シューマーも第1子妊娠中にキャサリン妃と同じく重度のつわりに悩んだセレブの一人だ。
歯に衣着せぬエイミーは妊娠中、セス・マイヤーズの番組に出演し、「本当に大変なの。妊娠がこんなに不愉快だなんて知らなかった」と語り、「ここに来るまでにも何回も吐いたわ」とその辛さを吐露している。
カーディ・B
2018年7月にミーゴスのメンバー、オフセットとの間に娘カルチャーを授かったラッパーのカーディ・Bは、昨年8月、自身のツイッターで当時の経験について率直な意見を述べている。
「全部経験したわ。嘔吐、眠気、ひどい寒さ、ミュージックビデオを作らなくちゃいけなかったから早く終わってほしいと躍起になったわ」
キャリー・アンダーウッド
1人目出産後、数回の流産を経験したのちに2人目を妊娠し、1人目とは違う大変さに驚いたのは歌手のキャリー・アンダーウッド。
彼女は2018年に「エンターテイメント・トゥナイト」の取材で以下のように語っている。「妊娠は毎回違う、と言われているけど本当だったわ。違う症状が出たの。今回のは前回よりも少し体にこたえたわ」
ビヨンセ
歌手のビヨンセは2017年に双子を妊娠中、むくみや高血圧、たんぱく尿などの症状が出る妊娠中毒症に罹り、体重が100キログラム近くまで増えたそう。その時の経験について、彼女はUS版『ヴォーグ』のインタビューで以下のように答えている。
「ルミとサーを出産した日には体重は218ポンド(約98.8キログラム)になってたわ。妊娠中毒症に罹って、1カ月近くベッドに寝たきりだった。母体と赤ちゃんの命が危険になったので、緊急帝王切開を受けたの」
サルマ・ハエック
妊娠中に糖代謝の異常が起きる妊娠糖尿病を経験したのは、2007年に娘ヴァレンティナを妊娠していた女優のサルマ・ハエック。彼女は当時の体験について2008年の米『American Baby』誌で振り返っている。
「私は妊娠糖尿病になっていたのだけど、最初は気が付かなかった。これは妊娠中に血糖値が高くなる女性に起こるのだけど、自分の具合の悪さが妊娠しているからか、それとも他に何か深刻な問題が起きているからか分からなかった。9カ月目まで吐き気が続いたけど、それは症状の一つだった」
マライア・キャリー
2011年に双子の男女モロッカン&モンローを出産したマライア・キャリーだが、妊娠糖尿病と妊娠高血圧腎症の両方を経験し、妊婦生活はかなり辛いものだったという。
マライアは娯楽情報番組「Access Hollywood」の取材に「糖尿病になってしまったの。今は大丈夫だけど、栄養とかを気をつけないといけなかったわ」と告白。
さらに、むくみなどが出る妊娠高血圧腎症によって、妊娠後期にはずっとベッドに寝ていなければいけなかったという。
「すごく大変な妊娠だった。ずっとベッドに寝ていなければいけなかったけど、調子がすごく悪くて寝ていても苦痛だった。自分の体の変化を見ながら、妊娠について多くを学んだわ」
トリ・スペリング
これまでに5人の子どもを出産しているトリ・スペリングは2012年に第4子フィンを妊娠しているときには胎盤が子宮頸部をふさぎ、大量出血や胎児への酸素の供給が滞るなどの危険がある前置胎盤になり、母子共に命がけの出産を経験した。さらに帝王切開で出産後、その傷口が再度開いてしまい緊急手術を受けるというインシデントも。
結局、トリは10週間の入院を余儀なくされその後も4カ月は寝たきりだったとか。
トリは当時について「子どもを自分の腕に抱かせてもらった時は、『私たちやり遂げたわね』という気分だった」と『USウィークリー』誌で振り返っている。
ケリー・クラークソン
「妊娠は私の人生で一番最悪の時間」と高らかに宣言しているのは歌手のケリー・クラークソン。彼女はブランドン・ブラックストック(2人は最近離婚を申請したばかり)との間に2児をもうけているが、妊婦生活は彼女にとって耐え難い時間だったという。
「妊娠している人を見たら、その人のためにお祈りしてしまう。(中略)自分も(妊娠が良い思い出になる)そんな女の子になりたかったわ。でも全然駄目だった」と、具体的な症状は明かしていないものの、相当に辛い経験だった様子。
セリーナ・ウィリアムズ
第1子オリンピアを妊娠中の2017年、以前受けた足の手術がきっかけに肺の動脈が血栓によってブロックされる肺塞栓症を患っていたセリーナは、血栓ができやすくなる妊娠中、毎日、抗凝血剤の注射を受ける必要があったという。陣痛中の胎児の心拍数低下により緊急帝王切開で出産後も、肺塞栓症による合併症で生きるか死ぬかの状況を経験したというセリーナ。何度も手術を受けて、「やっと家族のもとに戻れたのは、母親になってから6週間をベッドで過ごしたあと」だったとか。
エリー・ケンパー
Netflixのドラマシリーズ「アンブレイカブル・キミー・シュミット」で知られる女優のエリー・ケンパーは昨年9月に第2子マシューを出産しているが、その妊娠初期は、第1子ジェームズのときと随分様子が違っていたという。
「最初の3カ月はひどいものだったわ!疲れとか吐き気とか、全部だった」
アドリアナ・リマ
元ヴィクシー・エンジェルのアドリアナ・リマも2010年に第1子を妊娠中に、妊娠高血圧腎症に悩まされた1人だ。2週間寝たきり生活を送った後、彼女は34週で娘ヴァレンティーナを出産した。ヴァレンティーナの出生体重は4.4ポンド(約1,995g)で、アドリアナ曰く「病院中で一番小さなベビーだった」とか。その後アドリアナは2012年に2人目シエナも授かっている。
ミラ・ソルヴィーノ
4人の子どもの母親であるミラ・ソルヴィーノは3人目を妊娠中、前置胎盤に。生まれてきた息子ホールデンは「奇跡の子ども」だと打ち明けている。
ミラは9週間絶対安静の入院生活を送ったが、「動けなかったために今度は血栓ができて、肺塞栓症になるのを防ぐために何カ月も抗凝血剤を入れないといけなかった」とか。「妊娠や私たちの命を脅かすあらゆることが起きたにも関わらず、彼は完全に無傷で、完璧に健康的に、素晴らしい状態で生まれてきたの!」
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