ブラントカットもハイポニーもお手本！ ビューティアイコン、ヘイリー・ビーバーのヘア遍歴

14歳のときのヘイリー。父も叔父も俳優と、ショービジネスのサラブレッドともいえる彼女は、10代の頃から常にスタイリッシュな印象を持っていたといっても過言ではないほど。動きのあるレイヤーはこの年齢ならではのピュアさが宿っている。なお、将来の夫となるジャスティンとは、この2年前に既に初対面を果たしていたそう！

「トップショップ」や「フレンチコネクション」などの記念すべきランウェイデビューを飾ったこの年は、シャギーカットで切ったヘアスタイルがお気に入り。ななめに切り揃えられたフォルムもクール。

世界最大手のひとつといわれるモデルレーベル「ヒーローズ モデル」に所属することとなったこの年は、ヘイリーのキャリアに伴い、表情もめっきり大人っぽくなった印象。目の位置に合わせてAラインに顔まわりをすいたスタイルは、その後彼女の定番に。

いつもはヌーディなメイクアップを好むヘイリーも、NYのガラとなれば話は別！ 目元にオーバーにのせたスモーキーアイは、彼女のリラックスした顔立ちをキリッと引き締めている。一方、ボリュームのあるメイクに対して、ブレイドはややタイトにフィニッシュ。

やわらかな髪の質感を残したお団子ヘアと、ランダムに飛び出た毛先がとてもキュート。表情が心なしかにこやかなのは、ジャスティンとのホットな恋愛のおかげ!?

NYで開催された「コーチ」のサマーパーティでは、バングスの抜け感はそのままに、ゴージャスなカールスタイルを披露。セクシーなヘアであっても、リップは薄いピーチカラーでヘルシーに決めるのがヘイリー流。

「MTV ミュージックビデオアワード」では、バングスを根元から立ち上げてワックスでFIX。サイドの髪は彼女が持つ髪質を生かして、あえてナチュラルに。

ヘイリーの象徴的スタイルといえるタイトに結い上げたハイポニーは、この頃に定着!? アイラインは上にキュッとハネあげたキャッツアイに仕上げて、ゆるいウェーブヘアをシャープに見せている。

現在も流行中のブラントカットにヘイリーも挑戦。毛先をなじませず、あえて毛束感を残すことでストリートカジュアルを演出。モデルとしての風格も開花したみたい！

一方この日は、アイロンで丁寧に伸ばしたかのようなスーパーストレートで登場。トレンドINだったWカラーも、ヘイリーの軽快な雰囲気とマッチ。

ファッションブランドのミューズを務める機会も増え、どんなルックにもマッチするミニマルなスタイルへとシフト。スポーツブランド「アディダス」のイベントに登場したこの日は、スタイリング剤とコームで髪を撫でつけ、ジェンダーレスな印象へと昇格。

ハイジュエラー「ハリー ウィンストン」のパーティに出席したこの日、ハリウッド女優を彷彿とさせるボリュームあふれるヘアスタイルを披露。なお、この頃のジャスティンは、セレーナと急接近。それもあってかキャリアに専念し、トップモデルの階段をかけ上っている頃。

フロントにもサイドにも後れ毛を残し、トップの位置でゆるくまとめたスタイルでアクティブなイメージがアップ！ この頃からヘルシーな美しさが際立つように。

毛流れを強調したウェットなボブヘアは、ヘイリーの大人っぽい表情をぐっと引き上げている。

ラフなヘアスタイルを好むヘイリーの、レアな丸みボブを発見！ 彼女の美しい骨格と唇を強調すべく、メイクアップは眉とリップのラインをパーフェクトに。

肌色を美しく見せるといわれるピンクヘアに挑戦。両耳にかけて小顔効果も狙っているのがさすがトップモデル！

ファッションウィークの常連となったヘイリーは、トレンドのドライな質感をいち早くロブに取り入れた。

チアフルなハイポニーで健康的な表情を演出。コスメブランド「ベアミネラル」のミューズを務めている彼女はここ数年、ナチュラルなメイクをベースに、ヘアスタイルで遊ぶのがアイコンルックにとして定着している。

多くの友人に見守られて、ジャスティンとの結婚式を挙げたヘイリー。ブレイド風のローシニヨンでコンパクトにまとめたヘアは、クラシカルながらモード。これまでにないくらい安心しきった表情も印象的。あらためて、結婚おめでとう！

Text：Nathalie Lima KONISHI