HBOのドラマ「セックス・アンド・ザ・シティ」(以下SATC)が初めて放映されたのが1998年の6月6日。つまり本日でちょうど20周年! 恋愛ドラマの金字塔ともいえる「SATC」は、現代の彼氏像について、その癖やキャラクター、短所についてここまで徹底的に描いている作品は他にないだろう。劇中では100人以上の男性がメインキャスト4人とデートあるいはセックスしてるけど、ファーストデートをクリアしたキャラクターはたったの45人! そんな選り抜きの(?)歴代彼氏をエルが勝手にランキング!
43位 ジム、シーズン3 エピソード16
ミランダのデート相手として現れたのはキャリーが昔交際していたジム。そもそも、同じ友達グループの中で2度も相手を選ぶ時点で、すでに問題視されそうだけど、彼の場合はキャリーへのぐずついた嫌悪感情が完全に終わってる感じ。気まずさを解消するための3人のランチをセッティングしたにも関わらず、ジムはなんとキャリーを”最低女”呼ばわり! さらには、その場で彼を振ったミランダに対して、「お高くとまった弁護士女め! 俺と別れようとしてる。まるで俺が悪いことをしたみたいに。」と暴言。その口汚さと反社会性には呆れるばかり。というか、そもそも、どうしてミランダとキャリーは彼に惹かれたの?
26位 ジャスティン・アンダーソン3世、シーズン5 エピソード5
シャーロットはキャリーの本の出版記念パーティーに立派な同伴相手を探さねばと躍起になるあまり、そのお相手候補ジャスティン・アンダーソン3世に自分はまだ婚姻中だと伝えるのをど忘れ。その事実を知る前に、彼はシャーロットのアパートで、彼女の義母であるバニーとばったり会ってしまう。シャーロットが離婚ではなく別居状態だということを知って、彼は失望して立ち去ってしまい、それっきりになる。離婚真っ只中に行われたキャリーのパーティーに、完璧な相手と行きたい、というシャーロットの気持ちは分からないでもないけど、こんなややこしい状態からすぐに逃げ出したジャスティンを責めることは出来ないはず。