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#STAYHOME おうちで観たい! 年下男子との恋愛を描く、胸キュン映画10
おうちで映画を楽しむなら、テーマを決めて、同系統の作品を続けて観てみるのはいかが? そこで、恋愛映画のなかでも人気の高い、年下男子との恋を描いた作品をチョイス。禁断の関係から、ピュアなラブストーリーまで、大人の女性が苦戦、そして苦悩する様をトギマギしながら観てみよう。今まさに年下男性との恋に悩む人も必見!
本を読むことで愛を深め合う男女の衝撃的な人間ドラマ。舞台は1958年のドイツ。15歳のマイケルは具合が悪くなったところを助けてもらった21歳年上のハンナに一目ぼれ。初めての経験に夢中になるマイケルにハンナは「本を読んでから」というルールを決める。ところがハンナはマイケルの前から、忽然と姿を消し、戦後、二人は思いもよらぬ形で再会を果たす。マイケルをデヴィッド・クロスとレイフ・ファインズが二人一役で演じる一方、ハンナはケイト・ウィンスレット一人が演じきり、アカデミー賞主演女優賞を受賞。脱ぎっぷりのいいケイトは本作でも劇中、何度も美しいヌード姿を披露している。
監督/スティーブン・ダルドリー 出演/ケイト・ウィンスレット、レイフ・ファインズ、デヴィッド・クロス、レナ・オリン、アレクサンドラ・マリア・ララ、ブルーノ・ガンツほか
倒錯した性的嗜好の中年女性と彼女に恋する青年との激しいロマンス。ウィーンの名門音楽院のピアノ教師、エリカは39歳の現在も過干渉な母親と暮らしている。そんな彼女に才能ある若い学生のワルターが求愛。断っても彼はひるまない彼にエリカは自分の欲望を打ち明けるが……。映画ファンが崇拝するイザベル・ユペールの人気を不動にした一作。特にトイレでのラブシーンは一生、忘れないインパクト。カンヌ国際映画祭では審査委員グランプリ、男優賞、女優賞を受賞。男優賞を受賞したブノワ・マジメルは柳楽優弥が『誰も知らない』で受賞するまで最年少記録だった。当時、超絶美青年だったブノワは年上を魅了するタイプだったのか、官能的ラブストーリー『年下のひと』で共演したジュリエット・ビノシュとは交際に発展、娘が生まれている。
監督/ミヒャエル・ハネケ 出演/イザベル・ユペール、ブノワ・マジメルほか
やる気のない女性教師とはみ出し者の高校生たちの交流を描いた青春ドラマ。29歳の高校の英語教師レイチェルは週末に開かれる演劇大会の引率を任せられる。生徒たちを車で送り届ける役目だったが、そのなかの一人、ビリーはレイチェルに思いを寄せている。無口で人付き合いの苦手なビリーは行動障害を抱えていた。学校から離れた解放感か、レイチェルに思いを寄せるビリーはストレートに思いをぶつけていく。レイチェルは生徒との関係に一線を引こうとするが……。『君の名前で僕を呼んで』でアカデミー主演男優賞にノミネートされ、一気にスターダムにのし上がったティモシー・シャラメのその前の作品。先生の気を引こうと、必死の男の子役がかわいい。
監督・脚本/ジュリア・ハート 出演/ティモシー・シャラメ、リリー・レーブ、リリ・ラインハートほか
シングルマザーとフリーターのキュンとする恋を描いたロマンティック・コメディー。大学院を卒業後、専業主婦をしていたサンディは夫の浮気で離婚。二人の子供を連れ、ニューヨークで心機一転、スポーツ・ジャーナリストになる夢を再び追う。近所のコーヒーショップでアルバイトしていた24歳のアラムをシッターとして雇い、バリバリと仕事をこなし、キャリアアップ。繊細で優しいアラムに子供たちはもちろん、サンディも夢中になるが……。キャサリン・ゼタ=ジョーンズのザ・熟女っぷりがかっこよく、彼女の出す結論にも納得のハッピーなエンディング。雪の降るニューヨークのデート・シーンにうっとり。
監督・脚本・製作/バート・フレインドリッチ 出演/キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、ジャスティン・バーサ、ケリー・グールド、アンドリュー・チェリー、リン・ウィットフィールド、ケイト・ジェニングス・グラント、アート・ガーファンクル、サム・ロバーズ、ジョアンナ・グリーソンほか
45歳の出版プロデューサーと妻帯者である17歳年下の男性との禁断の不倫愛を描き、社会現象にもなったNHKドラマ「セカンドバージン」の映画版はドラマから5年後のストーリー。同棲していたるいのもとから突然、姿を消した行。5年後、行はマレーシアにいた。やっと見つけたるいの目の前で行は撃たれ、瀕死の状態に。るいは手厚い看護を続けるが、そこに行の妻が現れる。舞台中心に活躍していた長谷川博己は本作で大ブレイクし、「ハセヒロ」ブームを巻き起こした。大スターの貫禄の鈴木京香と映画はこれが初出演のフレッシュなハセヒロ。出演を機に噂になった二人のラブシーンは何度見てもドキドキ。実年齢は8歳差。
監督/黒崎博 出演/鈴木京香、長谷川博己、深田恭子ほか
都会のキャリアウーマンが大自然のなかで部下の男子と恋に落ちる抱腹絶倒ラブコメディー。ニューヨークの出版社でやり手編集長として、周囲から恐れられていた40歳のマーガレット。実はカナダ人の彼女は、国外退去を避けるため、自分のアシスタントで28歳のアンドリューにプロポーズ、偽装結婚するため、彼の実家アラスカに向かう。当時の流行語、クーガー女子(肉食女子)にサンドラ・ブロックが扮し、彼女の言いなりになる草食系男子、アンドリューには若き日のライアン・レイノルズ。
監督/アン・フレッチャー 出演/サンドラ・ブロック、ライアン・レイノルズ、ベティ・ホワイト、メアリー・スティーンバージェン、クレイグ・T・ネルソン、オスカー・ヌニェス、マリン・アッカーマンほか
江國香織の同名小説の映画化。CMプランナーの妻で青山のセレクトショップを経営している41歳の詩史は友人の息子で21歳の透と出会った瞬間、恋に落ちる。相手を思い、お互いの距離感を保つ二人。一方、そんな透を気に掛ける高校時代の同級生、耕二も35歳の人妻、喜美子との恋に夢中になっていく。東京タワーの見渡せるマンションの一室で愛し合う黒木瞳と岡田准一のしっとりとした関係と、松本潤と寺島しのぶのぶつかり合うような激しい恋、二つの対照的な恋愛関係が見もの。現在の姿とそんなに印象が変わらない黒木瞳、寺島しのぶに比べ、すっかり筋骨隆々の岡田准一、いまや国民的アイドルの松本潤の初々しさは必見。
監督/源孝志 出演/黒木瞳、岡田准一、松本潤、寺島しのぶほか
イタリア・イスキア島で繰り広げられるひと夏の恋。音楽家の夫の出張に付き添い、イタリアを訪れたジェーン。仕事で手が離せない夫とは別に一人で観光地をめぐるうち、19歳のアメリカ人青年ケイレブと出会う。傷つき、内向的なジェーンにケイレブは子犬のようにぐいぐいと距離を縮めてくる。彼女の変化に気づきながら、見て見ぬふりの夫をよそにジェーンは現実逃避のようにケイレブと逢瀬を重ねるのだった。風光明媚なイタリアの街をバックにお約束のベスパ二人乗りなど、美しいショットが満載。ケイト・ボスワースの相手役、ケイレブは『イフ・アイ・ステイ愛が還る場所』でクロエ・グレース・モレッツの恋人を演じたジェイミー・ブラックリー。
監督/カット・コイロ 出演/ケイト・ボスワース、イド・ゴールドバーグ、クレア・ブルーム、ジェイミー・ブラックリーほか
女性を不幸にするイケメン伊藤君と、彼に振り回される5人の女性たちの物語。33歳の売れっ子脚本家が自分の講演会に参加した4人の女性たちの恋愛相談をネタにしようと目論む。だが、彼女たちを振り回す男「伊藤」は自分のシナリオスクールの生徒でもあった。とんでもなく自己中な伊藤君を岡田将生がさらりと演じ、翻弄される女性たちを高みの見物するつもりが自分も同じ穴の狢だったアラサー女子の木村文乃と対決。彼女を慕う後輩役に中村倫也、彼女を叱咤激励するドラマプロデューサー役に田中圭という豪華な布陣にも大満足。
監督/廣木隆一 出演/岡田将生、木村文乃、佐々木希、志田未来、池田エライザ、夏帆、田口トモロヲ、中村倫也、田中圭ほか
疲れた人妻を年下中年男子が癒すラブストーリー。30歳年上の作家の夫を長年、支えてきた妻、ピッパ・リー。老後のために、二人で郊外に引っ越してみると、周囲は老人ばかり。50歳の彼女は退屈な日々に耐えきれず、次第にメンタルを崩す。そんな折、結婚に失敗し、実家に戻っていた15歳年下のクリスと出会う。理想的な妻を演じ、疲弊したピッパ・リーが唯一、本音をさらして相談できるのが、ダメさがちょうどいいコンビニ店員のクリスだった。クリス役はキアヌ・リーヴス。当時、40代だったピッパ・リー役ロビン・ライト・ペンと見た目の年齢差がなさすぎだが、年齢を超越して、いまも美しいロビン・ライト・ペンは私生活でも年下キラー。14歳年下のベン・フォスターと婚約した後、21歳年下のフランス人男性と結婚している。
監督・脚本・原作/レベッカ・ミラー 出演/ロビン・ライト・ペン、キアヌ・リーヴス、ジュリアン・ムーア、ウィノナ・ライダー、モニカ・ベルッチ、ブレイク・ライヴリー、アラン・アーキンほか