カーリー・クロスが伝授! シンプル×ベーシックな私服で魅せる、“愛され”ファッションの秘密
180cmを超えた抜群のスタイルをもち、どんなアイテムでも着こなしてしまうスーパーモデルのカーリー・クロス。シンプル×ベーシックを極めた、グッドガールな私服スタイルの秘密を徹底解剖!
カーリーのワードローブは、シャツ、デニム、トレンチコートなど、誰もが持っている定番アイテムばかり。シンプルでベーシック、そして親近感あふれるコーディネートなのに、どこか小粋に見えるのはなぜ? モード界から愛され続けるスーパーモデルの、肩肘張らないファッションを解剖。
シンプルベーシックを極めた、上質なモノトーンが十八番
プレーンなクルーネックニット、黒スキニー、ホワイトのシャツやデニムなど、誰もが持っているベーシックアイテムがカーリーのクローゼットの中心。それでもどこか、こなれて見えるのは、最旬エッセンスを絶妙にブレンドしているから。
シンプルなニット×黒スキニーの鉄板コンビには、「シャネル」のバイカラーシューズでレディなアクセントを。2019秋冬のトレンドキーワードでもある“クラシック”にもベストマッチ。
デートにもぴったりな「プラダ」のシャツドレスには、 「ティファニー」からセレブ人気も高いゴールドチェーンネックレスを合わせて、エッジィな最旬ムードにスイッチ。大ぶりでハードな印象を与えるぶん、「プラダ」のポインテッドトウでレディに仕上げて。
コンパクトなカッターシャツは、ボトムにトレンド感をもたせるのが鍵。メーガン妃も愛用する「ミーシャ ヌヌー」のシャツに、「ジェイ ブランド」のレザーパンツをあわせてオントレンドなムードに。シューズは「ジャックムス」。
トレンチの着こなしは右に出る者なし!
180cmを超える長身ボディのカーリーは、トレンチコートの名手といっても過言ではないほどの愛好者。定番アイテムを組み合わせてつくる、絶妙なコーディネートは明日から真似できるものばかり!
オーバーサイズが旬な「バレンシアガ」のトレンチコートを着こなしたこの日は、ローライズデニムを合わせてパリシックに着こなし。足もとはパンプスではなく、「ドクター マーチン」×「マーク ジェイコブス」のコンバットブーツで最新トレンドをミックスさせたのが◎。
カーキのトレンチに「ヴィクトリア ベッカム」の真っ赤なリブニットを覗かせて、シックなレイヤードスタイルを実践! コーディネートをぱっと華やげるボールドレッドは、カーリーの偏愛カラーのひとつ。
おしゃれセレブの間でカブりが続出した「フレイム」のレザートレンチをカーリーもゲット。シューズまでブラックで揃えたワントーンコーデに、カジュアルなボーダートップで抜け感をプラスして。
こちらも2019秋冬トレンドであるレザーのトレンチコートを着こなし。 「ザ ロウ」のドレスにさらりと羽織って、ドレッシーなスタイリングにスイッチ。胸もとに輝くネックレスは、カーリーが肌身離さずつけている「カルティエ」の“アミュレット ドゥ カルティエ”。
レディに着こなす、モダンなジャケットスタイルに釘付け
シンプルシックな着こなしが十八番のカーリーに欠かせないのが、上質でミニマルなテーラードジャケット。かっちりとマスキュリンに着るのではなく、どこか女らしさを感じさせるフェティッシュな着こなしに定評あり。
この日は「ラルフ ローレン」のジャケットに、同じく「ラルフ ローレン」のジャンプスーツを合わせて。オフィスはもちろん、このままディナーまで対応できそうなオケージョンコーデのお手本。
ソフトなベージュでつくるグラデーションがスタイリッシュなこの日。ジャケットとパンツは異素材を組み合わせることで、スタイリングに奥行きをもたせて。こちらもカーリーに欠かせないアイテム、ポインテッドトウのパンプスで女らしくフィニッシュ。
長身を生かしたワントーンの着こなしが得意なカーリーは、カラースーチングもお手の物。「ラルフ ローレン」2019リゾートコレクションのセットアップに、ペールブルーで揃えたモードなスタイリングを披露。
「ベラ フロイド」のセットアップからブラを覗かせて、セクシーなジャケットスタイルに。色味を押さえたミニマルなスタイリングも、ぐっと大人っぽく仕上げて。
偏愛カラーで決める! ドレスアップはボールドレッド一辺倒
私服はシンプル&ベーシックなモノトーンがベースだけど、レッドカーペットでは偏愛カラーの赤で登場する確率が高め。レッドカーペットに華を添える、極上のドレスアップをご覧あれ。
テレビ番組「プロジェクト ランウェイ」のイベントでは「オリヴィエ ティスケンス」のドレスで登場。ウエストのカットアウトやスリットがモードな雰囲気に。シューズは「ジュゼッペ ザノッティ」。
「ステラ マッカートニー」2020春夏コレクション会場では、もちろん同ブランドのドレスで登場。メリハリの効いたコントラストが完成する、赤いドレスにブラックのシューズが鉄板コンビのよう。
こちらは「キャロリーナ ヘレラ」2020春夏コレクションのオフランウェイでのカーリー。アシンメトリーがモードな同ブランドのドレスに、タッセルベルトやTストラップサンダルといったブラックの小物でアクセントをON。
ぐっと見違える、赤の魔法を味方につけて
ドレスアップに続いて、偏愛カラーの赤はストリートスタイルでもアクセントに多用。コーディネートをぐっとパワフルでモードにマッシュアップさせる、カーリー流“something 赤”スタイルをチェック。
「ルイ・ヴィトン」のグラフィカルなプリントシャツに「ミュグレー」のハイウエストパンツをコーディネート。インパクト抜群なレッドコーデも、シューズはブラックで引き締めて。
ベーシックな白シャツをぎゅっと結んで、「ライアン ロシェ」のパンツでドレスアップ。「ディオール」のメタリックカラーのバッグで、さらにモード感を加速させて。
「マックスマーラ」の“テディ コート”を主役にしたシックな着こなしには、「タマラ メロン」のストラップパンプスで華やかにフィニッシュ。ファッションが重たくなりがちなこれからの季節、ぜひとも真似したいテクニック。
足もとは、レディでシャープなポインテッドトウ!
カーリーの足もとをよく見ていると、十中八九でシューズはポインテッドトウ。ミニマルなスタイリングにマッチしつつも、レディなムードを演出するポインテッドトウが欠かせないよう。
フラットシューズもポインテッドトウがお好みのカーリー。「プロエンザ スクーラー」のシフォンドレスに同ブランドのパンプスを合わせて、抜け感のあるフェミニンスタイルの完成。
カジュアルなデニムの足もとにも、ぐっとシックに仕上がるポインテッドトウをON。クラシカルなジャケットコーデもモダンにアップデートしてくれる。
レッドカーペットでのドレスアップももちろんポインテッドトウがマスト。「ブランドン・マックスウェル」のワンショルダートップ×ミディスカートに、ゴールドのパンプスで華やかに飾って。