“ザネッサ”は永遠に!?ヴァネッサ・ハジェンズとザック・エフロンの恋愛ヒストリー

ザックとヴァネッサが初めて出会ったのは『ハイスクール・ミュージカル』のオーディション。ディズニーが公開しているオーディションの時の様子を映した動画で、彼らの最初のケミストリーが見れる。ザックは2014年の米『ハリウッド・リポーター』誌のインタビューで、ヴァネッサとの出会いについて以下のように語っている。

「ママがノースハリウッドのどこかで僕をミニバンから降ろした」と当時について回想を巡らせたザック。「何があるのか全く分からなかった。そこには男が40人くらいいた。そして、中に入ると（監督の）ケニー・オルテガがいて、ピアノがあった。彼らは全員を一つの部屋に集めて、そこから僕たちができなくちゃいけないあらゆることを通しでやったんだ。最初はダンスで、次は歌唱。そして、僕たちの中の数人は（立ち去るようにと）肩を叩かれる。僕はそうならなかった。それから、シーンを読み上げるセクションに進んだ。そこで僕はヴァネッサ・ハジェンズとペアになったんだ」

ザックとヴァネッサは『ハイスクール・ミュージカル』の共演スターであるアシュレイ・ティスデイルのパーティーに一緒に姿を表した。彼らの関係は2006年まで公にされていなかったが、彼らは2005年からこっそり付き合っていたと後にメディアが報道している。ヴァネッサはこれを2019年の米『ハリウッド・リポーター』誌のポッドキャスト「Awards Chatter」でのインタビューで認めており、彼らは『ハイスクール・ミュージカル』の“ごく初期”から付き合っていたと語っている。

米誌『ピープル』によると、そのポッドキャストでヴァネッサは当時について「私たちは最初から絆を結んだ」と回想している。「『私たちがこれをやるの。私たち以外ありえない』ってね」

『ハイスクール・ミュージカル』のキャストが同作品でクリエイティブアーツエミー賞を受賞。ザックとヴァネッサはその後のガバナーズボールで親密な様子を見せた。

2007年3月、キッズ・チョイス・アワード授賞式のラウンジにて。

2人はハワイで一緒に休暇を過ごすことに。その数週間後、ヴァネッサとザックが、その旅行の後に別れたという噂が流れたが複数の情報筋が、2007年8月の米誌『ピープル』のカバーストーリーでその噂は真実ではないと伝えた。

MTVムービー・アワードで一緒にポーズをとるザックとヴァネッサ。

ザックはディズニー・チャンネルのイベントで、記者に対して、初めて出会ったときの自分とヴァネッサのつながりについて語っている。米誌『ピープル』によると、ザックは以下のように語ったという。「『彼らは僕たちを他の人と試そうとしていない』と思ったよ。何かの理由で、僕たちは（呼び戻しを待って）その辺で待機してた。ヴァネッサがどうだったかは知らないけど、僕たちはごく最初のころから何かカチッとはまった感じだった」

同じ月に、ヴァネッサはザックの『ヘアスプレー』のアフターパーティーに同伴している。

ザックは米誌『ローリングストーン』のインタビューでヴァネッサのことについて少しだけ話している。そのインタビューでザックは「誰もヴァネッサに対して期待していなかった奇妙なことは、あんな愛らしい少女の下で、彼女はとってもセクシーな女性だってこと」と語ったと米誌『ピープル』は報じている。彼が身につけているシルバーの指輪が彼女から贈られたものなのかどうかを含め、彼らの関係について詳細を訊ねられたときには、彼は顔を紅潮させたという。

「これはある友達からもらったものだよ」とザック。

「それは女の子の友人だよ。でも、それが誰なのかは明かせないよ。だって、そうするとチャットルームが大混乱になって、ティーン雑誌が大騒ぎするからね」

ヴァネッサはザックが上半身裸の米誌『ローリングストーン』が発売された週に取材を受け、彼のことを褒めそやすファンたちについてどう感じているかを訊ねられた。

「セクシーに見えるわね」とラジオ番組でライアン・シークレストに伝えたヴァネッサ。「女の子たちはそれが好きよ」

彼女は、ザックに沢山の女性ファンがいても気にしない、と発言。「私も一緒になって叫び声を上げたいわ」

ヴァネッサとザックは『ハイスクール・ミュージカル2』のプレミアでレッドカーペットデビュー。カメラの前で仲睦まじい様子を見せた。

2人は一緒にティーン・チョイス・アワードに出席。

米誌『ピープル』ではカバーストーリーの一つを割いて、ヴァネッサとザックの関係について紹介。ある情報筋は、同誌に対して、彼らの恋愛は『ハイスクール・ミュージカル2』の撮影中には完全には隠してなかったと伝えている。ある夜ディナーに出かけた2人をレストランの女性接客係が目撃しているが、彼らは仲睦まじい様子だったという。

「彼らはお互いの膝の上に座って、手を握り合っていました」とその目撃者は証言。「それはとってもキュートな様子でした」

しかし制作関係者は、彼らが関係をおおっぴらにはしないようにしていたと説明。撮影現場では「もし彼らが付き合っていると知らなければ、彼らが実際に付き合っているかどうか分からなかったでしょう。彼らはばれないようにするのが得意でした」

ある『ハイスクール・ミュージカル』関係者は、2人が関係を控えめに保っていたのは、ザックのティーン・アイドルとしての立場が理由だと語った。

「なによりもまず、彼らはとても若いのです。まだティーンエイジャーです」とその関係者は発言。「そして、これはまた昔ながらのティーン・アイドルが抱える問題です。もしティーンエイジャーの女の子が、彼女のアイドルにガールフレンドがいると知ったら、ファンタジーが壊れてしまいます。しかし皮肉なことに、ファンたちは彼らの関係を受け入れているようです。それは、映画の筋書きとも合致しているからだと思います」

その『ハイスクール・ミュージカル』の関係者はまた、彼らの力関係について、ちょっとしたヒントも与えている。ヴァネッサはより激しく無口なタイプで、一方のザックはまろやかで外交的なタイプであり、「彼は彼女の気の向くままです」とその人物は明かした。

共演者のモニーク・コールマンは彼らの関係について、「2人の人間が恋に落ちたの。誰が気にするの？　私達は良い子にしてるわ」と発言している。

当時18歳だったヴァネッサのヌード写真がネットに流出。ヴァネッサは代理人を通じて謝罪文を発表した。「彼らのサポートと信頼が私の全てであるファンの皆さんに謝罪したいです。私はこの状況を恥ずかしく思っていますし、そのような写真が撮られたことを後悔しています。家族や友人のサポートに感謝しています」

ザックとヴァネッサは交際を継続。ザックはそのスキャンダルについて一切コメントしていない。

一年後、ヴァネッサはその事件について2008年2月号の『セブンティーン』誌でさらに言及。「それはプライベートな類のものだったけど、もはやそうではなくなったわ。今でもできる限りプライベートなことにしておきたいと思っている」としながら、今では「ずっと良くなった」と付け加えた。

2000年1月、ヴァネッサは同年2月号のUK版『コスモポリタン』誌でスキャンダル当時にどんな気持ちだったかを正直に告白。「それは私にとってとてもトラウマになる出来事だったわ」と彼女。「人々があんなにパーソナルなものを世界に公開する権利があると思うことが本当に最低。1人の俳優として、自分のプライバシーのコントロールが完全に失ってしまうのは本当に悲しいこと。そうなるべきじゃないけど、残念ながらもし十分な数の人が興味を持ったら、彼らは可能な限りあなたのことを知るためにあらゆることをするようになるの。それはたぶん光栄なことだけど、次第にやり過ぎるようになって、パーソナルにされるべきことまで暴露し始めるの」

ザックとヴァネッサはLAで行われたイベントに出席。

彼らは11月に行われた『ハイスクール・ミュージカル2』の公開記念イベントにも出席。カメラに向かって並んでポーズ。

ザックとヴァネッサの名声はうなぎ上りに。2人はパームスプリングス国際映画祭に揃って出席し、レッドカーペットで良い雰囲気を見せた。