「H&M」や「ザラ」、「トップショップ」といったファストファッションブランドが出店数を伸ばし、誰もがお手頃価格で最新のトレンドアイテムを手に入れられるようになった。
2010年にリリースされたインスタグラムの月間アクティブユーザー数が1億人を突破したこの年、ファストファッションをとっかえひっかえして最新ファッションを投稿するユーザーも急増した。
しかし翌年、バングラデシュの首都ダッカ近郊の縫製工場が入った商業ビル「ラナ・プラザ」が崩落し、死者1,134人、負傷者2,500人以上を出す最悪の惨事が起こった。これにより、ファストファッションの影響や倫理的な問題が浮上することとなった。