増量経験について「拷問のようでした」とコメントして、物議を醸したのがジェシカ。黒人差別が色濃く残る60年代の南部を舞台にした人間ドラマ『ヘルプ〜心がつなぐストーリー』(11)に出演した女優たちは、当時の女性像を体現するためほとんど全員が南部料理を堪能してぽっちゃり体型に! 普段は節制を強いられているので「なんて、素敵な現場」とか「幸せな撮影」という声が多かったのもうなずけます。でもベジタリアンのジェシカは、ラードを使うことが多い南部料理は口にできず、簡単には増量できない状況。そのため彼女は豆乳を使ったアイスクリームを溶かして飲むことに。甘い拷問の結果、8キロ近く増量。マリリン・モンローを彷彿させるグラマラスなセクシー美女を好演。アカデミー賞助演女優賞ノミネートを獲得したから、苦労した甲斐があったというもの。
ジェシカ・チャステイン(Jessica Chastain)