12歳で母ダイアナを亡くしたことに対処するため、セラピーに頼ったことをオープンにしているヘンリー王子。
2017年には「あらゆる悲しみや嘘や誤解が、あらゆる角度から自分に迫ってくるという状況下で、何度も心が崩壊しかけていました」と『テレグラフ』紙の記者ブライオニー・ゴードンのポッドキャスト『マッド・ワールド』で明かした。
続けて王子は「過去20年間、自分の感情をすべて閉ざしていました」と打ち明け、「私の対処法は現実逃避をすること。考えてもどうにもならないんだからと、母のことを頭から追いやることでした」と告白。
しかし、28歳の時に兄のウィリアム王子の助けを得て、セラピストに「数回以上」会ったそう。「私が体験したのは、一度話し始めると自分がまるで大きなクラブの一員のようだということ。(セラピーを受ければ)まず、どれほどのサポートを得られるか、次に文字通りどれほどの人があなたが正直に話すことを望んでいるのか、そのことに気付かされます」