夫、フィリップ殿下を亡くしたばかりの女王。心からの哀悼の意を込めて……。
存命の君主では在位期間が世界最長であり、世界最高齢でもあるイギリスのエリザベス女王。2021年現在もなお公務をこなし、パワーと笑顔を披露する女王は、イギリスのみならず世界中の人々から愛されている。そんな女王の95歳のバースデーを祝して、95年分の人生と美貌を一挙お届け! 幼少期そっくりだったといわれるシャーロット王女と徹底比較も。
まずは0歳、2歳、4歳のときのエリザベス女王とシャーロット王女を徹底比較しながらプレイバック。ぱっちりおめめといい、切れ長の目尻といい、そっくりなのは、生まれた瞬間からのよう。
イギリスのウィンザー朝第4代女王、エリザベス2世は1926年4月21日、父、ヨーク公アルバート王子(後の国王ジョージ6世)と母、スコットランド貴族のストラスモア伯爵家出身のエリザベスの長女として誕生。祖父であるジョージ5世に溺愛され、リリベットの愛称で呼ばれていたそう。
続いて、2歳頃の2人。この頃から強い目力で凜とした表情を見せていた女王。一方で、甘えモードだけれど、シャーロット王女の目力も負けていない。
なお、かのウィンストン・チャーチルが、2歳のときのエリザベス女王に接して「子どもながら驚くほど威厳をもち、物事を深く考えているようだった」と語ったというエピソードも。
目元や口元など、見た目はもちろん、4歳にして何事にも動じなさそうな強さもそっくりな2人。女王はサイドで分けたカールヘアがキュート♡
シャーロット王女はこれからますます女王に似ていくのか、今後の成長が楽しみ。
ドレス姿がすっかり板についた女王。ヘアアクセとツヤ髪で、プリンセスらしい可憐な魅力が全開。
乗馬をこよなく愛し、2020年も乗馬をする姿がキャッチされた女王。10歳にして大人さながらの落ち着きぶりで馬に乗る姿を発見。キャップからくりっと大きな瞳をのぞかせて。
父、ジョージ6世の戴冠式にて最前列の左に立つ女王。王位継承権者第1位となり、この頃からバッキンガム宮殿で暮らし始めた。落ち着いた佇まいとチャームポイントの笑顔で、多くの人を魅了したはず。
水泳が得意なことで知られる女王は、子ども水泳大会で優勝したことも。すらりとのびた美脚も見逃せない。ちなみにジョージ王子とシャーロット王女も水泳が得意とか。
第2次世界大戦中は主に、ウィンザー城で過ごした女王。滞在中、BBCのラジオ放送を通じて妹のマーガレット王女とともに初めて演説を行い、戦争の危険や悲しみに耐えようと努力していることや、万事上手くいくと国民を鼓舞したそう。14歳にしてこの凛々しさ、まさに女王になるべくして生まれてきたといえそう!
前髪を立ち上げたウェーブヘアで、すっかり大人の表情を見せた女王。この頃に単独の公務が始まり、戦時下、さまざまな場所を訪問したという。なお夫となったフィリップ殿下と交際が始まり、文通をしていたのもこの頃。
バッキンガム宮殿の中の執務室でキャッチ。幼少期や戦時下に見せていたたくましい表情とは一線を画し、ショートヘアをハーフアップにし、メイクを施した女王。フェミニニティが一気に開花した。
フィリップ殿下と婚約。彼のバックグラウンドがひっかかり、両親から反対を受けていたのが、父、ジョージ6世が許したことから、4年かけて育んできた愛がついに実ることに。それにしても、幸せいっぱいの2人のピュアな笑顔がたまらない♡
その後2人は、2021年まで70年以上、連れ添うことに。
この年の11月に結婚。女王は、トレードマークのショートヘアをアゴ下までのばして、優美な花嫁姿を見せた。隣で手を振るフィリップ殿下も、端正な美貌を披露。
ドレスや毛皮をまとったこの日の女王は、顔まわりを立ち上げてカールヘアをゴージャスにアレンジ。まるで女優のような美しさ!
1948年11月に現在のチャールズ皇太子を、1950年8月にアン王女を出産した女王。2児の母となり、ママらしいソフトな美貌を見せた。
前年に父、ジョージ6世が急逝しエリザベス2世として王位を継承。この年の6月に戴冠式が行われた。持前のふくよかなフェイスラインがほっそり引き締まり、均整の取れた顔立ちが際立っている女王。屈託のないビッグスマイルに、世界中が夢中になったはず。
戴冠式の様子がこちら。泰然とした佇まいや横顔からも、女王としての強い覚悟を感じさせる。
即位してからは、イギリスと関係が深い世界各国を訪れたり、外交問題に追われるなど多忙を極めた女王。写真は、デンマークにてキャッチ。ファシネーターと明るい笑顔が、外交シーンを華やかに彩っている。
第3子、次男のアンドルー王子を出産。オールバックにして全体をふくらませたショートヘアで、ママとしても女性としても円熟味を増した魅力を披露。
エリザベス女王の誕生日を祝福するセレモニー、トゥルーピング・ザ・カラーにて、凜とした表情を見せた女王。隣は、3歳になったアンドルー王子。
40歳の誕生日を迎えたときの女王。なお、1964年には三男のエドワード王子を出産したものの、公務が忙しく子どもたちとゆっくり過ごせる時間がなかったといわれている。持前の笑顔が見られないのは、少々、お疲れだから!?
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