ジェニファー・アニストンの華やかすぎる恋愛遍歴クロニクル

時代を象徴するヘアスタイル、一世を風靡したヒットドラマ――さらには恋人まで――、多くの分野において見事なセンスと好みを持っていることでも知られる、ジェニファー・アニストン。

彼女がブラッド・ピットと結婚していたことはご存じのとおりで（ネット上には、2人が復縁したことになっているファンフィクションもある）、その次に結婚したのはジャスティン・セローだった。しかしジェニファーは、他にも数々のビッグスターと交際してきている。

そこで、彼女の恋愛遍歴をここにまとめてご紹介。

チャーリー・シュラッター：1990年

ジェニファーが最初に付き合ったセレブは、俳優のチャーリー・シュラッター。2人は1990年、映画『フェリスはある朝突然に』（1986）のTVドラマ版への出演をきっかけに出会った。

2014年には『GQ』の編集長ジム・ネルソンが、本作の脚本アシスタントをしていた際に、2人の「短い間に、熱烈な」関係を目撃したとさりげなく明かしている。そのときの発言がこちら。

「撮影現場では誰もが彼女に惹かれていた。なかでもシュラッターは、ジェニファーが自分の姉を演じている短い間に、熱烈なロマンスを繰り広げていた。この番組に携わっている、未熟だった頃の僕たちは、これが特にホットなことのように思えたよ。まるで近親相姦みたいだった」

ポール・ラッド：時期不明

アントマン役で知られる俳優ポール。キャリア初期に交際が噂されていた2人だが、当時はインターネットも普及しておらず、誰もポールの恋愛事情を把握していなかったため、詳細は不明。

しかしジェニファーは、ポールと「12歳の時に付き合っていた」と認めているそう。

ダニエル・マクドナルド：1990〜1994年

ジェニファーと俳優のダニエルは4年以上も交際しており、セレブの恋愛としては長め（ただ、覚えている人は結構少ないかも…）。ジェニファーは彼に夢中になっていたようで、2015年の『ニューヨーク・タイムズ』紙の取材で、2007年に亡くなったダニエルとの関係をこう明かしている。

「彼は私が初めて愛した人で、5年間も一緒にいた。彼が運命の人だったかもしれない。でも私はまだ25歳で、愚かだった。彼はすべてを埋め合わせるために、私にジャスティン（セロー）を送ってくれたに違いないわ」

アダム・デュリッツ：1995年

ロックバンド「カウンティング・クロウズ」のフロントマン、アダム・デュリッツは、ジェニファーの親友で『フレンズ』の共演者コートニー・コックスと交際する前に、短い間ながら付き合っていた。

この交際について、アダムは『VICE TV』の番組でこう語っている。

「大勢の友人たちが僕に嘘をつき、『彼女が僕に片思いしている』と言ったんだ。そして、彼らは彼女にも嘘をついて、『僕が彼女に片思いしている』と伝えた」

アダムはさらに『フレンズ』を「一度も見たことがない」と話し、「正直彼女が誰なのかわからなかった」とも述べている。

テイト・ドノヴァン：1995〜1998年頃

俳優のテイトとはおよそ2年ほど付き合っていたが、（厄介なことに）現実の世界で別れた直後、彼は『フレンズ』でジョシュア役を得ることになってしまった。

テイトは『Us Weeklu』の取材に対し、「（出演したのは）6話だけだったんだ。僕たちはもう破局していたからね。2人とも『おい、もうこれを続けないでくれないか？だって、本当に辛くて大変なことなんだよ』っていう心境だったよ」と語っている。

ブラッド・ピット：1998年〜2005年

ジェニファーとブラッドは、お互いのエージェントがセッティングした場で出会い、1998年に交際をスタート。ジェニファーはあるインタビューで、ブラッドとの最初のデートを振り返り「不思議な感じ…。本当に順調な夜だったの。とても楽しかったわ」と明かしている。

2人はその数年後にマリブで結婚したが、ブラッドが映画『Mr. & Mrs. スミス』の撮影現場でアンジェリーナ・ジョリーと浮気しているという噂が流れるや否や離婚。

最終的にはブラッドとアンジーがビーチでくつろいでいる写真が公開され、2人の新しい関係をほぼ裏付けるものとなってしまった。ジェニファーは2006年の『ヴァニティ・フェア』誌のインタビューで、その写真についてこうに語っていた。

「世界中がショックを受けて、私もショックを受けたわ。こんなことに直面して誰が『なんてスイートなの。楽しそうだね！』なんて言うと思う？　でも、いやな事は起こるもの。ジョークで、『死ぬほど辛いことを乗り越えて人は強くなる』って言うじゃない」

とにかく、かなりゴタゴタしていた時期もあったが、最近ではブラッドとジェニファーは素晴らしい関係を築いている様子。パンデミック前に少し連絡を取り合っていたこともあり、2人が関係を再開したのではないかという節もある。

ヴィンス・ヴォーン：2005〜2006年

ジェニファーが次の真剣な交際相手となったのは俳優のヴィンスだったが、長くは続かず2006年に破局。ジェニファーは『ヴォーグ』誌のインタビューで、破局について次のように明かしている。

「私はヴィンスを“除細動器”と呼んでいて、彼は文字通り私を生き返らせてくれた。私の最初の息継ぎは、大笑いしたことだったわ。最高だったし、彼を愛している。彼は、はた迷惑な乱暴者でもある。素敵で、楽しくて、一緒に過ごしたあの時間にぴったりの人だった。私にはそれが必要だった。そして、それは過ぎ去ったこと」

ジョン・メイヤー：2008〜2009年

2008年から2009年にかけてくっついたり離れたりを繰り返してきた2人。シンガーのジョンはなぜか自分のジムの外で記者会見を開き、最終的な別れを発表した。

2010年、彼は『ローリングストーン』誌のインタビューで当時を振り返り、「本当に立ち直れなかった。人生で最悪な時期のひとつだった」と語っている。

なお2020年には、ジョンがジェニファーのインスタグラムの投稿に「いいね」を押したことで、ファンたちが大騒ぎするという事態も起きている。

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ジャスティン・セロー：2012〜2018年

ジャスティンとジェニファーは、2012年の映画『ふたりのパラダイス』での共演をきっかけに交際を始め、2015年に結婚。2018年に離婚したが、とても友好的で今でも仲良しなのだそう。

2021年の初め、ジャスティンは『エスクァイア』のインタビューでこう語っている。「僕たちは友人関係を続けているよ。毎日話しているわけではないけど、お互いに電話やメールで連絡を取り合っている。好むと好まざるとにかかわらず、僕らは劇的な別れ方をしなかったし、お互いに愛し合っているんだ」

「友情を大切にしていると言うのが、正直なところかな。一緒にいることはできなくても、お互いに喜びと友情をもたらすことができる。それに彼女は陽気な人だから、本当によく僕を笑わせてくれるんだ。もし僕たちが連絡を取っていないとしたら、自分にとって損失になってしまうし、彼女にとっても自分がそうでありたいと考えている」

デヴィッド・シュワイマー（誤報？）

つい最近、猛烈な勢いで交際の噂が流れたジェニファー＆デヴィッド。芸能サイト『Closer』が伝えたところによると、ある関係筋が、復活した『フレンズ：ザ・リユニオン』の撮影が終わった後のことを次のように語ったそう。

「過去を思い出したことで2人の気持ちがかき立てられ、常に抑えていた感情がまだ残っていることが明らかになりました。2人は撮影後、すぐにメールのやりとりを始め、先月にはNYに住んでいるデヴィッドが、LAに住むジェニファーに会いに行ったばかりです」

二次創作のようにも聞こえるけれど、まさにそのとおり。セレブゴシップを発信するSNSアカウント「@DeuxMoi」はこの話は事実ではないと投稿し、デヴィッドの代理人も英『ハフィントンポスト』に対し、2人に関する噂はまったくの嘘だとコメントした。

現在ジェニファーが誰と付き合っているのかは不明だけれど、当然彼女はプライベートを守りたいと思っているはずなので、このぐらいにしておいたほうがよさそうかも。

Photos: Getty Images, Courtesy of Jennifer Aniston via Instagram Translation: Masayo Fukaya From COSMOPOLITAN