女性監督の少なさが指摘されてきたハリウッド。でも最近では自ら監督業に乗り出し、自分たちのストーリーを映画にしようと頑張る女性セレブたちが増えてきている。そこで今回は、カメラの前から背後に場所を変えて活躍している女優たちを大特集! 彼女たちが明日のハリウッドを担う存在になってくれるはず。
マドンナ
大御所シンガーのマドンナは映画『プリティ・リーグ』や『エビータ』などに出演、俳優としても活躍してきた。その彼女も2008年に映画『ワンダーラスト』で監督デビュー。2012年にはイギリスのエドワード8世とアメリカの既婚女性ウォリス・シンプソンの恋を描いた『ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋』の監督を手掛けた。最近では自伝映画を監督することも発表、注目を集めている。ちなみにマドンナは2000年に映画監督のガイ・リッチーと結婚、2008年に別れている。監督処女作が完成したのと前後して離婚したことから、「監督のノウハウをガイからすべて吸収したから別れたのでは?」「もう用済み?」という意地悪な噂も流れた。
ブリー・ラーソン
映画『キャプテン・マーベル』で女性ヒーローを演じ、ハリウッドでもトップクラスの俳優に上り詰めたブリー・ラーソン。2019年にはNetflixのオリジナル映画『ユニコーン・ストア』で監督デビュー、主演も務めた。ブリーが演じる主人公は子どものころユニコーンを飼うことを夢見ていたキット。芸術家になろうと奮闘していたが、成功できずに故郷に帰る。するとある日「あなたが一人前の大人であることを証明できたらユニコーンを売ってあげよう」という店主が現れる……。大人になりきれないキットが繰り広げる騒ぎをコメディ仕立てで描いている。映画『ルーム』でアカデミー賞主演女優賞を授賞しているブリー。監督賞を授賞する日も来るかも!