スピルバーグ夫妻の養女ミカエラがポルノ女優になると公表したことを受け、夫妻が屈辱感を味わっているともっぱらの噂。夫妻のように子供を恥じているセレブとその理由とは？
スピルバーグ夫妻
2月に突如、SNSで「ポルノ業界でキャリアを築く」と公表し、世間を驚かせたミカエラ・スピルバーグ。大物監督スティーブン・スピルバーグと女優ケイト・キャプショー夫妻の養子で、一家で唯一アフリカ系のDNAを持つ女性だ。公表と同時にタブロイド紙のインタビューに応じた彼女は「“セクシャルな生き物”である自分は自らの肉体を使って、好きなことをして収入を得ることに決めた。両親も応援している」と答えたものの、夫妻と近しい人々は彼女の発言に懐疑的。というのも、スピルバーグがかつて娘のように思っていたドリュー・バリモアが『プレイボーイ』誌でヌードを披露したことにショックを受けたのは誰もが知るところ（ヌード写真にデジタル加工で服を着せた別版プレイボーイを作って、ドリューに贈ったほど）。実際はミカエラの決断を認めるどころか、大いに恥じていて、娘の名前すら口にしないようにしているそう。
左からミカエラ・スピルバーグ、スティーブン・スピルバーグ、ドリュー・バリモア（Mikaela Spielberg, Steven Spielberg and Drew Barrymore）
ローレンス・フィッシュバーン
娘のポルノ業界入りに激怒したのは、スピルバーグ夫妻が初めてではなかった！ ベテラン俳優ローレンス・フィッシュバーンの娘モンタナは19歳のときに、なんと本名でポルノ女優活動を開始。パリス・ヒルトンやキム・カーダシアンがSEXテープ流出で有名になったことに影響されたモンタナ自身が「私も有名になって、ハリウッド入りしたい」とアダルト映像界の雄（？）ヴィヴィッド・エンターテインメントに売り込んだのだ。それを知ったローレンスはモンタナを即座に勘当し、父娘で話し合いを持ったのは4年後のこと。ポルノ映画もさほど話題にならなかったためセレブの仲間入りも果たせず、飲酒運転による逮捕や薬物使用と問題行動ばかりが明かになる娘をローレンスが許すことはなく、現在も絶縁したまま。
左からモンタナ・フィッシュバーン、ローレンス・フィッシュバーン（Montana Fishburne, Laurence Fishburne）
プレスリー・ガーバー
インスタグラムに写真をアップし、misunderstoodというフェイス・タトゥーを入れたことを世間に公表したプレスリー。モデルとして成功している妹カイアばかりを可愛がる両親に対する反抗と見る向きも多く、まさにガーバー家の鬼っ子。昨年末には飲酒運転で逮捕され、アルコール依存症のリハビリ施設を出入りしていたことも明るみに出てしまい、シンディ・クロフォード＆ランド・ガーバーがプレスリーを恥ずかしい存在と思っても仕方がない？ もちろん彼らの子育て方法にも疑問を呈する声が上がっているけれど、プレスリーの精神状態を心配するファンに対しての「お前らは何もわかっちゃいない」レスはちょっといただけない？ その上、インスタグラムに射撃場でライフルを撃ちまくる映像をアップしたものだから、シンディ＆ランドの心中やいかに？
左からランド・ガーバー、シンディ・クロフォード、カイア・ガーバー、プレスリー・ガーバー（Rande Gerber, Cindy Crawford, Kaia Gerber and Presley Gerber）
ロージー・オドネル
かなり早くからカミングアウトし、歯に衣着せぬ物言いで知られるコメディエンヌのロージー。元妻との間に5人の養子を得ていたけれど、そのうちのひとり、チェルシー・ベルが17歳の時に愛犬と一緒に行方不明に！ 誘拐を恐れたロージーが警察に相談し、公開捜査となったため、彼女自身も公共のサポートを得るために養女の失踪とメンタルに問題を抱えていることをツイート。約1週間後に発見されたチェルシーは、デート・アプリを通じて知り合ったばかりの年上男性と出奔したと堂々と宣言。それだけでなく、メディアのインタビューでロージーがツイートしたことはすべて嘘で、マリファナ吸引でハイになった母親から自宅を追い出されたと主張。未成年のチェルシーは自宅に戻ったものの、母親との確執から様々なトラブルを引き起こし続け、ロージーとしても自分の育児失敗を責めざるを得なかったはず。
左からロージー・オドネル、チェルシー・ベル・オドネル（Rosie O'Donnell, Chelsea Belle O'Donnell）
ニコラス・ケイジ
30歳近く年下の日系アメリカ人女性との交際で注目を浴びているニコラス・ケイジは自身がエキセントリックな性格なので、不肖の息子を恥じているかは謎。でも、ウェストン・コッポラ・ケイジには恥ずべき汚点が少なくない。ヘビメタ歌手としてデビュー後、親の七光り的で仕事にありついていた彼は、2011年に自身のトレーナーと殴り合いの喧嘩。理由は2人が食事をするために入ったレストランでメニューにない料理をオーダーし、断られて切れたウェストンをトレーナーが諭したことに激怒したというもの。逮捕された際の言動が異常すぎて、精神鑑定を受けるために精神科に緊急搬送されている。その後も飲酒運転の挙句に警察とカーチェイスを繰り広げて樹木に車を衝突させたり、妻に暴力を振るって離婚されたり。しかも離婚した元妻にストーカーめいたつきまといを繰り返し、裁判所から接近禁止命令まで出される始末。ニコケイも若い娘さんと遊ぶよりも、我が子をもっとかまったほうがいいかも。
左からウェストン・コッポラ・ケイジ、ニコラス・ケイジ（Weston Coppola Cage, Nicolas Cage）
ウォーレン・バフェット
世界最大の投資会社を率いる大富豪ウォーレン・バフェットが慎ましい生活を送り、資産の90%以上を死後にチャリティに寄付すると公言しているのは周知の事実。そんな富豪に恥をかかせたのは、孫娘ニコール（ウォーレンの息子ピーターの養女で、血縁はナシ）。ドキュメンタリー番組「The One Percent」出演したニコールは、祖父の資産の恩恵を家族の誰もが受けていないと激白。暗にウォーレンがケチと言っているようなもので、これを知った彼が激怒したのも仕方なし？ ウォーレンはニコールに対し「私は感情的にも法的にも君を孫娘として縁組みしていないし、ほかの親族も君を姪もしくは従姉妹として受け入れるものではない」との内容の手紙を発送し、息子ピーターには「ニコールを勘当する」と通告。しばらくたったクリスマスにニコール以外の孫たちに大金が記された小切手が届き、彼女も身の程を知ることとなった。
ウォーレン・バフェット、ニコール・バフェット（Warren Buffett, Nicole Buffett）
