今週妊娠を報告して世界中から温かい祝福を受けたエミリー・ラタコウスキー。彼女のSNSを改めて見返してみると、驚異的な腹筋やぺたんとしたお腹、そして引き締まったヒップは一体どうやって作られているのか疑問に思わない人はいないはず。そこでオーストラリア版「エル」が、彼女のインタビューを再分析。ヘルシーな美ボディの秘密を紐解いた。
朝食は甘いものでエネルギー補給
エミリーのような素晴らしい肉体を得るには数えきれないくらいの時間をジムで過ごし、厳格に決められた食事療法を行っていると思うかもしれない。けれどもエミリーの場合、実際はこの想像と大きくかけ離れているそう。
一部では彼女が生まれ持った素晴らしい遺伝子のおかげという見方もあるけど、エミリー曰く、食事のとり方には人一倍気を配っているのだとか。
「毎朝『Blacktop Coffee』に行ってクイニーアマンとブラックコーヒーを飲んでいるわ」と、エミリー。
ペストリーというカロリーが高めの朝食がお決まりのようだけど、その分ランチはと、軽めにすませる傾向にあるという。
ランチはLAスタイルを貫く
「ランチはサラダかサンドイッチが多いわね。撮影をするときはケータリングになるけど、その場合はあまりたくさん食べないように心がけているの。食べ過ぎる傾向にあるから、今ではほどほどにすることを覚えたわ」
食事のときは野菜ジュースをとることにしているとエミリー。
「ターメリックとビーツをMIXしたジュースは大好きよ。とてもLAっぽいわよね。欠かせないわ」
「何を食べるか考えるとき、食後に気持ち良い状態でいられるかどうかが私にとっての判断基準となるの」
ディナーは食事より会話を楽しむ
外出する機会が多く、家でディナーを食べる機会は稀だと語るエミリー。
「ディナーは私にとってコミュニケーションの場で人々と情報交換をする機会なの。私はダウンタウンにあるイタリアン『Bestia』が大好き。とても楽しい雰囲気で、美味しいカクテルやワインもあるわ」
炭水化物を控えめにしたいときはレストランのセレクトを変えるのだとか。
「よりヘルシーな食事をしたいときには、ダウンタウンにある『Café Gratitude』に行くの。リトル東京にある『Mako』という小さなお寿司屋さんも素晴らしいわ」
タンパク質はマスト
ごくたまにではあるけど、自宅で夕食をとる日もあるそう。何を隠そう、エミリーは料理が大好き。特にタンパク質は必ずメニューに加えるのだとか。
「私はお肉大好き人間よ！ タンパク質もだけど鉄分をとりたいの。料理をするからこそ、栄養素のコントロールを自分で調整できる。料理をするとどれだけの塩や砂糖が使用されているかよく分かるわ」
料理をすることによってカロリーはもちろん、栄養バランスを調整すること、そして自分のお腹になにを入れるのかという、食事に対する意識をしっかり持っているといえそうだ。
「私の体にエネルギーとヘルシーさを与えるために、食事はバランスの取れたものを常に心がけているの」と、エミリーはつけ加えた。
間食はストレスを溜めず適度に
スナック、あるいはディナーの後のデザートを目の前にすると、いつも気にかけている食事法もすべて白紙状態だとエミリー。
「時にはたくさん食べることも良いことだと考えているわ。私はスナック菓子のドリトスをひたすら食べるというわけではないけど、ときどき美味しいカップケーキを食べるのは大好きよ。どういう意味か伝わるかしら。あるいは朝にクロワッサンを食べるの。時には自分の気持ちにお休みをあたえるのも重要なことね」
エミリーならきっと、お腹の赤ちゃんのためにもストレスを溜め過ぎない食事を選んでいるはず！
運動はゆるく長く
エミリーががバレエのクラスに熱心に通っている、あるいはメーガン妃のようにメガフォーマーピラティスの中毒になっているのだと思ったらそれは間違い。激しいワークアウトのかわりに彼女は、よりゆっくりしたペースのエクササイズを行なっている。むしろ、トラディショナルなエクササイズは大嫌いだと語っているのだ。
「私はそれほど熱心にジムに通うタイプではないわ。屋外でヨガをするのが好きなくらい。家の近くにヨガ教室があって週に一度通っているの。あとはLAの街をたくさんハイキングしているわ」
「トレーナーはいるけれど、フィットネスに対して熱心な方ではないわ。業界では完全にアウトサイドな人間ね」
独自のスタイルでヘルシーボディをキープしているエミリー。妊娠をきっかけにますます輝くような美しさを放ちそうな予感♡
Translation & Text : Nathalie Lima KONISHI
