今年の不倫今年のうちに ~2020年海外セレブカップル浮気ゴシップ棚卸し~
週末セレブ連載でおなじみセレブ・ウォッチャーPeachesと担当エディターが不倫ゴシップを総ざらい。
不倫は日本のお家芸かと思われるほど国内のゴシップが多かった2020年。でもコロナの年に海外セレブたちの不倫芸もこんなに繰り広げられていた! そのうち代表的な8つのケースをピックアップ。
【2020年不倫ゴシップ・ラインナップ】
1.オフセット(妻・子あり)×不特定多数の女性
2.ジェイダ・ピンケット・スミス(夫・子あり)×オーガスト・アルシーナ(独身)
3.ブラッド・ピット(独身)×ニコール・ポトゥラルスキー(夫・子あり)
4.ミーガン・フォックス(夫・子あり)×マシンガン・ケリー(独身)
5.カール・レンツ牧師(妻あり)×信者の女性
6.ドミニク・ウェスト(妻あり)×リリー・ジェームズ(独身)
7.アナ・ウィンター(夫・子あり)×正体不明の男性(?)
8.レイ・J(妻・子あり)×どこかの女性
1.オフセット(妻・子あり)×不特定多数の女性
Peaches(以下P) メーガン・ザ・スタリオンが「もっと黒人女性は気概をもって」という内容の発言したの。これカーディ・Bへ向けた言葉だと思った。カーディってあんなに売れて、才能もあるのにオフセットに浮気されて、別れてもまた復縁したりして、オフセットに依存されているみたい。オフセットの何がいいの?
Keiichi(以下K) コントロールされているのかと疑ってしまいます。ただの推測なんですが。
(2018年)カーディがインスタグラムで泣きながら離婚をアナウンスした事件の後、オフセットがいきなりカーディのステージに乱入して公開謝罪しましたよね。
P 覚えてる。あれで確実に離婚すると思ったのにね。ようやく今年申請し終わえたみたいだけど。
K 衆人監視のもとの行為って、謝罪にしろプロポーズにしろ、人の目があるから戸惑うじゃないですか。混乱って心理操作によく使われる手段。だから謝罪と称してカーディを混乱させるオフセットを見て「こいつは信用できない」と確信しました。
P あれで復縁しちゃうって……。自尊心が低いのかな。カーディが19歳でストリッパーになったのも当時の上司に「君はとてもかわいいし、いい体もしてる」って勧められたからでしょう。自分にクビを言い渡した人の言うこと聞くなんて、自尊心があったらできないでしょう。第一、セクハラよ?
不倫って相手への尊敬の問題だと思う。
K リスペクトがあったら何度もできないですもんね。
P カニエ・ウエストもアンバー・ローズ(画像)と付き合っていたときは遊んでいたけど、今のところ不倫ゴシップがほぼない。妻キム(・カーダシアン)をリスペクトしているのが態度でもわかる。
キムはパリス・ヒルトンの子分みたいになっていたときは自信なさげだったけど、今は揺るがない何かがある感じ。キムのようなたくましい姿は見本になる。
K キムの自尊心の回復プロセスはいい参考になりますよね。あれはやはりリアリティショーもビジネスも成功させた達成のおかげでしょうか。
P 自分の力でできた! という成功体験かしらね。そう考えるとママ(クリス・ジェンナー)のマネージング手腕はすごい。
K もう見捨てられ不安とかはなさそう。
P 自尊心と自身はすごく大事だと思う。波風を立てないほうが女子の人生は成功するという訓えが世の中に溢れ居てるでしょう? 自分がどうしたいか考えるより先に、「自分さえ我慢すれば」って発想になりがち。何度も繰り返し別々の相手と不倫するのは、女性をモノとして見ているからよ。人扱いしていたとしても消費していい女とよくない女を分けているだけ。
K 不倫相手と結婚するでもない限り、基本相手をモノとして見ている人間であることが証明されるので、即離婚すべきですね。自尊心が削られますから。
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2.ジェイダ・ピンケット・スミス(夫・子あり)×オーガスト・アルシーナ(独身)
K 不倫と騒がれたくないのなら、いっそオープンマリッジ(婚外交渉をお互いに認める結婚)にしたほうがいいのかもと思わせたのが、ジェイダ・ピンケット・スミス(写真右)のオーガスト・アルシーナ(左)との不倫。本人は認めていませんけど、あれは火を見るより明らか。
P でもあれはジェイダが長年ウィルの浮気を許していて、自尊心がずたずたになっていたから。これ以上我慢できなくて、自分の価値を認められたかったんじゃないかと思うの。
で、相手の年下君とは家族ぐるみで2017~18年ころに出会ってる。その辺りからプロデュース業を物凄い勢いでやりだした。彼との出会いは自分を取り戻すひとつのきっかけに過ぎなかったのかもね。
K でも、オーガストの方は「本当に愛していたのに!」って怒ってバラしちゃいましたよね。自尊心が傷ついたのでしょう。
ジェイダは自分の自尊心を取り戻すために、相手の自尊心を犠牲にしたのだとしたら、デスループですね。
P 自分のトークショー「Red Table Talk」で夫と一緒に夫婦の問題を話し合ってたじゃない?
K 「もう終わりだと思った時期があった」みたいなジェイダが発言してましたね。お互い縛りがないけど夫婦だよねっていうのがオープンマリッジですけど、ウィルだけが望んでいるだけなのかも。
P ウィルはね浮気、認めていないの。絶対してるのに(笑)。あとね、映画のプロモーションで日本に元妻を2回連れてきてた。
K え、ジェイダじゃなくて⁉
P そう、ジェイデン(左端)じゃなくて、DJエース(右端)の母親(先妻シェリー)のほう。しかも、アントラージュ(取り巻き)も多くて……。
K 中によくセフレが混ざってるやつ⁉ 今まですっぱ抜かれてないのが不思議ですよね。
P 何かからくりがありそうね。
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3.ブラッド・ピット(独身)×ニコール・ポトゥラルスキー(夫・子あり)
K その点、オープンマリッジな夫婦の妻のほうと不倫したブラッド・ピットはあっけらかんとしているように見えましたが……。
P あれはチーム・ブラッド(マネージメント・チーム)の失敗。ニコールが結婚しているってリサーチができてなかったんじゃない?
ニコールとは『イングロリアス・バスターズ』(’09)の撮影中に出会って、そのきっかけは旧知の仲だった彼女の夫ローランド・メアリーでしょう?
ただでさえ親権が危ういブラッドが既婚者相手と恋愛なんて選択肢をとるとは考えづらいもの。
ここでゴシップ出したら、子どもたちにもっと嫌われちゃう。
K まあ41歳年上の男性が旦那(画像右)ってにわかに信じ難いからその可能性も……。アンジーへのいい牽制のつもりだと思って安心していたら、実は……っていうことなんですかね。ブラッドももう還暦じゃないですか。ニコールが枯れ専? ファザコンなのかな?
P それはわからないけど、疲れて妻の相手ができなくなった夫とその妻にブラッドは遊ばれたのかな。ニコールにはかなり若いときに産んだ息子もいるし、別れるつもりがあったのかどうか……。
K 『チャタレー夫人の恋人』なの? ニコールはレディ・チャタレーなの!?
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4.ミーガン・フォックス(夫・子あり)×マシンガン・ケリー(独身)
P もうミーガンは子どもを夫にまかせっきりなのかしら? 5月に離婚発表したけど、ミーガン(写真左)×ブライアン・オースティン・グリーン(次頁写真右)の夫婦もくっついたり離れたりよくわからない動きをしているよね。
K その後も夫は「よりを戻したい」みたいなこと言ってましたね。一応ブラッドを巻き込んだ(推測)ニコール夫婦と同じオープンマリッジだけど、あの夫婦のはズルズル……。
P ミーガンが10代の頃から交際を始めて、もう16年もくっついて離れてを繰り返してる。
その間にミーガンは『トランスフォーマー』で共演したシャイア・ラブーフと付き合ったりもしていた。あれも相互依存な気がする。
そういえば、ミーガンもシャイアも共演者キラーだよね。シャイアはFKAツイッグスにDVで訴えられている最中に、共演したマーガレット・クアリーと付き合い始めたし。
K あの2人、「陰」の力すごいくないですか? 不健康すぎる。
P ミーガンの不倫相手のマシンガン・ケリー(前頁写真右)は、ラッパーだけど映画にも出てる。なんと彼は18歳の時に1年だけ付き合った女性との間に子供がいる。そして元カノはアンバー・ローズ。ホールジーと付き合っていたことも。
K なんだか登場人物がみんなダウナー(笑)。もしかしたらミーガン夫の壮大なプレイの可能性ありません? 波風立てて恋心をキープする、みたいな。
P え、迷惑! 不倫が夫婦関係の起爆剤なの? だからオープンマリッジなの?
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5.カール・レンツ牧師(妻あり)×信者の女性
K 年末にキターー!と沸いたのが、カール・レンツ(写真右)の不倫。牧師のクセに信者の女性と不倫って……。また僕の「大体テレビで説教しているやつ生臭坊主説」がまた一歩立証へと近づきました(笑)。坊主じゃないけど。
P ジャスティン・ビーバーとかヤングセレブに近づいているだけでも十分怪しいのに、あの格好が……。
K 僕は恰好よりもあのジム筋(ジムで鍛えた筋肉)にうさん臭さを感じました。シトルリンとか摂取してそう。きれいな魂がありそうにない(笑) あ、シトルリンに罪はないです!
ジャスティン・ビーバー(左)とレンツ牧師とは数年前から袂を分かったそうですが今回の騒動で教会ヒルソングチャーチからクビに。またその弁明が被害者意識あふれていて。
「私は人生で最も大切な関係性である婚姻関係にあるにもかかわらず不倫をし、その責任を負わされました」「この過ちは私一人のせいであり、自分の行動には全責任を負います。私は今、妻ローラ、また子どもたちとの信頼関係を再構築し、自分の人生に向き合い、癒やし、必要な助けを求める旅を始めています」
……だそうです。あれなの? やはりセックス依存症だったりするのでしょうかね。
P カルト宗教が女の子を性奴隷にしてた「ネクセウム(Nxivm)」の事件もあったよね。あれもテレビで活躍しているアリソン・マック(写真右)を取り込んで信者の女性を性的に虐待していたっていう話。彼女には有罪判決が下ったよね。
K 宗教自体は悪いものじゃないとしても、すごく気を付けてほしい。最近は宗教の代わりに「エコ」を騙ってセレブに近づく姿もちらほら……。
P (ようやく日本でも公開された)テレンス・マリックの映画『Song to Song』(’17)もそんな感じだった。たとえ人気者になっても、何やっても許されるわけじゃないんだぞ! と思うよね。
K 2020年はポピュリズムが権力をふるいまくった気がします。どんな手段でも支持者数を手に入れた人がいちばんのスターで、その権力があればお目こぼしされて当然という考え方。民主主義はマジョリティの独裁システムと揶揄されるので当然と言えば当然なのですが……。支持率、フォロワー数で大きな欠点がロンダリングされ、ヘンな大人が活躍した2020年。2021年がヘンな大人が終わる年でありますように。
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6.ドミニク・ウェスト(妻あり)×リリー・ジェームズ(独身)
K 気味が悪かったのがドミニク・ウェスト(写真左)とリリー・ジェームズ(右)の不倫。何がそうさせたかって、あの記者会見ですよ。ドミニクと泣いている妻がカメラの前に出てきたと思ったら、「私たちはこれからも夫婦としてやっていきます」みたいな声明ビラを撒いて、キスシーンを撮らせた(次頁写真)というザワつきしかない行為。
P あれ、奥さんは無理やりやらされたようにしか見えない。モラハラ夫の匂いがするね。結局あの不倫は共演がきっかけで、ロケ先からイタリア不倫旅行にズルズル移行して、リリーがホーム・レッカー(家庭を壊した人)呼ばわりされておしまい。リリーは不倫損。
K 男の方はダメージ受けにくい。妻はなんで不倫した旦那を訴えないの? っていつも不思議。大抵夫が不倫されたら、不倫した妻を訴えるじゃないですか。やっぱり財産というか経済格差の問題なのかな。
P 結婚後の財産は共有財産になるから、稼ぎの少ない方にとっては「奪われた」と思ってしまうってこと? 確かに不倫夫の稼ぎが多ければ多いほど、妻の慰謝料も高く値付けできそう。そうだとしたら、お金もっている男性との不倫はむしろ金銭リスクなんだと思いなさいと言いたい。
K 「不倫なんて夫婦の問題なんだから他人がとやかく言うことではない」みたいな「正論」を振りかざす人いますけど、法的保護が義務とセットにされているのが結婚。結婚したくてもできない自分としてはとやかく言われて当然かなと思います。僻みかもしれませんが。
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7.アナ・ウィンター(夫・子あり)×正体不明の男性(?)
P 『VOGUE』の編集長アナ様とシェルビー(写真)は離婚係争中のニュースが。この不倫カップルこそ結婚とお金の問題を考えさせられたよね。
K このゴシップは久々にアがりました。
P そもそもこのふたりはW不倫でできたカップル。
K 娘のビー・シェファー(画像次頁)の父親と結婚している間にシェルビーと付き合いだしたんんですよね。まあ、でも最初の結婚生活は破綻していたのでセーフかなと思うのですが。
P 今の婚姻中も夫以外と付き合っていたという噂も一応出てきてたの。
K え! それは知らなかったです。
P でもやはり「ファッション界の女帝」だからマスコミもそこまで大々的には報じなかったけど。
旦那はモルガンスタンレーに勤め、銀行・投資をやってから、テレコミュニケーション会社「PingTone」を運営……だそう。でもうまくいってないみたい。
K 旦那の財政が破綻しそうだから、その連帯責任から逃れるための離婚と報じているメディアもありましたよね。
P 今リサーチしてみたら、9月に別れたみたいだけど、シェルビーはアナ様を「メローに」してくれたらしい……。
K あれで? どんだけ厳しい家で育ったの⁉ アナ様の父親ってあの『(ロンドン・)イブニング・スタンダード』の元編集長でしたよね。ドキュメンタリーを観て、父親に認められたくてがんばっている感がすごいなあと思った印象があります。
P 「父の娘」ね。辛いわ。
8.レイ・J(妻・子あり)×どこかの女性
P 最後はレイ・J(画像左)の不倫。彼はキム・カーダシアンのセックステープ流出させて名前を売った男。
ブランディ(歌手)の弟よ。妻プリンセス・ラブ(右)とは今、離婚係争中。私はレイ・Jの浮気だと踏んでいる。
K 確かにそれ以外にプリンセス側が離婚する理由がないですよね。
P この不倫がまたひどいの。2人目が生まれたばかりでインスタライブで夫が浮気していると告白してた。
K 乳飲み子抱えてただでさえ大変なのに、離婚となればさらに大変! 妊娠期間中に浮気された可能性ありますね。どこかの元国会議員もそんな不倫してました。
P まさにそれ。2019年の11月くらい、妊娠8ヶ月のときに幼い息子と身重の妻を捨ててレイ・Jが、家を出てしまったらしいの。それからプリンセス・ラブが彼の浮気をインスタとかで責め立ててる。
K インスタ上で「離婚をしてやる」と⁉
P それで5月に申請。
K 妻の身からしてみれば、こんだけ大変な思いしているのに、なんでお前は裏切るんだと。たまったもんじゃない。
P レイは妊娠期間中に家族を無視し続けたみたいで、彼女は「こんな人とは結婚していたくない」と。怒りはそれだけでもなくて、ベガスに無理やり引っ越しを決められてしまったとか、そういう恨みつらみが出てくる出てくる。浮気の証拠を握っているかはわからないけれど、レイ・Jは今のところ否定している。でも彼は何度も浮気を繰り返しているから、弁護士との話し合いの時には妻が証拠を突き付けると思う。
彼女は自分でブランドをやって稼いでいるので、レイのお金に頼らなくてもいい。不貞認定されたら、とことん詰めればいいだけだから対等に闘える。
K 稼げるって大事。法律って意外と助けてくれないし、弁護士もお金がないと動かないことが多いから、手元に自分のお金がないと離婚自体のハードル高くなりますしね。
P 特に日本は。アメリカは養育費を夫の口座から強制引き落としできる、日本はできないから、逃げ得なんだよね。このコロナ禍で養育費不払いの問題が話題になったじゃない?
K 非正規の女性たちが収入も断たれて、夫からの養育費も滞って八方塞がりっていうやつですね。
P だから余計に稼ぐ手段を女性がもつことって大切だと思った。夫が不倫を働いたら、すぐに離婚できる自分になっておくためにも。