現地時間11月22日(日)、ウィリアム王子とキャサリン妃は愛犬の写真をインスタグラムにアップ。「とても悲しいことに先週末私たちの愛犬ルポがこの世を去りました。彼はこれまで9年間私たち一家の中心でした。亡くなったことをとても寂しく思います。W&C」。
courtesy of Duke and Duchess of Cambridge via Instagram
ウィリアム王子とキャサリン妃がコッカースパニエルの子犬を引き取り、ルポと名付けたのは2012年。結婚直後、王子が軍務でフォークランド諸島に6週間赴任することになったのが犬を飼うきっかけだった。王子は赴任中、軍隊の同僚たちと過ごせるけれどキャサリン妃は1人。その寂しさが少しでも和らぐように、と犬を飼うことにしたという。当時ルポはまた生後数か月ですぐにキャサリン妃に懐いた。
courtesy of James Middleton via Instagram
これまでルポは「王子と妃の親しい知人から引き取った」と言われていたが、その知人が妃の弟で愛犬家として知られるジェームズ・ミドルトンであることも明らかになった。ジェームズはルポの死に追悼メッセージを発表、その中でこう綴っている。「ルポは僕の犬エラの息子で、ズールー、ルカ、ルナとは兄弟だ」。ズールーたちもジェームズの飼い犬。「愛犬の死に心の準備をすることはできない。犬を飼った経験のない人にはわからないかもしれないが犬を愛する人にはわかる。犬は単なるペットではない。家族の一員であり、親友であり、忠実な仲間だ。教師でありセラピストでもある」。
王子と妃のコメントにもあるようにルポはこれまで一家の中心にいた。ジョージ王子の生後1か月に発表されたポートレートにも登場している。
またジョージ王子の3歳の誕生日をお祝いするポートレートでも王子のそばにいた。大切な家族の一員を失ったウィリアム王子一家の悲しみが早く癒えることを祈りたい。