未来のキング＆クイーンが勢揃い。将来君主となる予定のロイヤルキッズ9人

スペイン国王フェリペ6世とレティシア妃の第1子・長女であり、現在王位継承順位第1位のレオノール王女は2005年10月31日に誕生。2014年にフアン・カルロス1世国王が退位し、父フェリペ皇太子が新国王になったことにより、レオノール王女はスペイン国王の推定相続人に与えられるアストゥリアス公に叙せられた。スペインの王位継承法は現在も男子優先長子相続制のため、もし弟が生まれた場合は継承順位が下がることになるが、今のところ父の後を継いでスペイン女王になる可能性が高い。

メディアでは1歳半違いの妹ソフィア王女と一緒に、美人王女姉妹として特集されることが多いが、才色兼備な王女として公式行事にも積極的に参加。単独スピーチをこなすなど、未来の女王として着実に歩みを進めている。

スウェーデン王室エステル王女は、ヴィクトリア王太子と夫ダニエル王子の間の第1子として2012年2月23日に誕生。長子優先制のスウェーデン王室で、カール16世グスタフ国王を祖父に持ち、ヴィクトリア王太子の長子である彼女はゆくゆくは母と同じく女王になることが決まっているプリンセスだ。

スウェーデン王室では昨年10月に、スリム化を図るためにカール16世グスタフ国王が孫のうち5名を王室から除名。王位継承順位の高いエステル王女と弟のオスカル王子のみがそのまま王室に残る形となっている。

2004年1月21日、ホーコン・マグヌス王太子とメッテ＝マリット妃の第1子として生まれたイングリッド・アレクサンドラ王女。ノルウェーは1990年に憲法改正により長子継承へ。現在王位継承順位2位のイングリッド・アレクサンドラ王女が女王になった暁には1387～1412年にデンマーク・ノルウェー・スウェーデンの摂政であった事実上の女王、マルグレーテ1世を除けば、ノルウェー初の女王になる。

今年16歳を迎え、少女の雰囲気はすっかり抜け、落ち着いた様子のイングリッド・アレクサンドラ王女。昨年夏に行われた王女の堅信礼の式典には各国のロイヤルが出席した。

ジャック公世子はモナコ大公アルベール2世とシャルレーヌ妃の間に双子の弟として2014年12月10日に誕生。2分違いで先に生まれた姉のガブリエラ公女がいるが、モナコは男子優先相続制のため公位継承順位はジャック公子が1位、ガブリエラ公女は2位だ。

グレース・ケリーを祖母に持ち、元競泳選手である母シャルレーヌ妃も女優顔負けの美貌とあって、そのDNAを受け継いだジャック公世子のかわいらしさはまるで天使！

2013年に即位したフィリップ王とマティルダ王妃の第1子・長女として2001年10月25日に誕生。ベルギーでは1991年から王位継承は長子優先制のため、現在王位継承順第1位を有するエリザベート王女が王位を継いだあかつきにはベルギー初の女王の誕生となる。

現在18歳となった王女は、この秋からベルギーの難関校ロイヤル・ミリタリー・アカデミーに進学予定。父フィリップ王も学んだ学舎で陸軍、空軍、海軍、そして医療衛生部門の4分野の訓練を行うという。