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ヒョンビンの元彼女、共演者キラーの女優ソン・ヘギョとは?
2020年代の世界的な韓流ブームを牽引するヒョンビン。ソン・ヘギョはその元恋人として一躍一般にも名を知られるようになった、韓国のトップ女優。二人が共演した『彼らが生きる世界』は、テレビ制作の現場を舞台に大学時代の恋人同士だった二人の2度めの恋愛を描いた恋愛もの。ドラマ終了後に恋愛に発展した二人の関係は、「あのあまりにナチュラルなイチャイチャは、やっぱリアルだったんか」と視聴者を喜ばせた。
そもそも共演者キラーとしても知られるソン・ヘギョ。ヒョンビンの前後にも、ピ(RAIN)、イ・ビョンホン、電撃結婚&スピード離婚したソン・ジュンギなど、その私生活までメロメロにした男たちは数しれず。もしかして演技でなく本気…?!と共演俳優が勘違いして役にのめり込むからか、完成した作品はどれも高視聴率の名作ばかり。そして恋愛に振り回されず、別離スキャンダルからサバイブする度に、美しくビッグになってゆく、まさにこれぞ女優!
写真/「シャネル」のショーではフロントロウに招待されるなど、世界的にもAリスト女優として知られている。
>>次ページからソン・ヘギョとの共演がブレイクのきっかけとなった俳優たちをピックアップ!
ウォンビン
第一次韓流ブームを牽引した四天王の一角にも数えられるウォンビンも、ソン・ヘギョとの共演作『秋の童話』で、人気俳優としての地位を確立。以降、韓国の国民的大ヒットとなった『ブラザーフッド』、ポン・ジュノ監督作『母なる証明』、アクションがかっこよすぎの『アジョシ』などに主演し、映画俳優としての地位も確立。2015年に美人女優イ・ナヨンと結婚した途端に、ドラマ、映画への出演が夫婦揃って途絶え、「そりゃもう幸せに暮らしているんでしょうねけど、昨年には妻もドラマ主演で働き始めたことだし、そろそろ演技とかやってみたらどうでしょうかね」といいたい気持ち。2001年には、実は深田恭子と共演の日韓共同制作ドラマ『フレンズ』にも出演。
生まれた病院での取り違えの発覚により、裕福な家庭のお嬢様から、借金まみれの実の親のもとに戻ったヒロインと、かつての兄の悲恋を描くメロドラマ。ウォンビンが演じるのは、ヒロインが勤めるホテルのオーナー一族のドラ息子。「女をモノ扱いかよ!」的なクソ野郎として登場するも、ふたりの揺れる想いに翻弄され利用されまくりながら、愛にすべてを捧げる純愛男へと大変貌、ウォンビンの苦労も知らず、ある意味一人で能天気に苦悩する兄役ソン・スンホン以上の人気を獲得。裕福なお嬢様から、借金のカタに中年オッサンに売られそうになり、さらにあんなことこんなこと……と転落し続けるヘギョたん、その行きつく先はベタながら涙なしでは見られない。子供時代を涙で演じたムン・グニョン(『シンデレラのお姉さん』)もいまや名女優に。
イ・ビョンホン
NHKが『冬のソナタ』についで放映した『美しき日々』で、ヨン様とは異なる魅力でガッチリと固定ファンを獲得したイ・ビョンホン。2003年の『オール・イン 運命の愛』(写真)で共演した、当時22歳のソン・ヘギョとはドラマ終了後に交際に発展し、12歳差を越えてもしや結婚…?と思いきや、今にも泣きそうな涙目の会見で破局を報告。
この作品以外にも「年の差女子」との共演が多いビョンホン。映画『甘い人生』では14歳年下のシン・ミナと、ドラマ『IRIS』では10歳年下のキム・テヒ(現ピ(RAIN)夫人)と、ドラマ『ミスター・サンシャイン』ではなんと20歳年下のキム・テリと、それぞれ恋人役で共演。ちなみに2013年に結婚したイ・ミンジョン(写真・『花より男子~Boys Over Flowers~』)も12歳差……って、わ、若い子好き?!
イ・ビョンホン演じるのは、韓国激動の1980年代で、カジノビジネスでのし上がる孤児院出身の影のあるチンピラ。ソン・ヘギョ演じるお金持ちのお嬢様とは相思相愛だけど、「だからこそオレみたいな汚れた男が触れちゃいけない、それがオレの愛」みたいなストイックな不幸癖に悶えるのが2000年代の韓流ドラマのお楽しみ。ビョン様がやや慄いた瞳で呟くドラマチックゼリフの数々も話題に。なぜか今よりずっと大人っぽい妖艶さを漂わすソン・ヘギョは、シリアスなドラマでしか出てこない、抗いがたい「ヘギョ汁」みたいなものを大量に放出。これに飲み込まれたが最後、どーにもこーにも切なく胸苦しくなりーーみたいなことをイ・ビョンホンも感じちゃって、恋に落ちちゃったんであろう1本(妄想)。ビョンホンのライバルの御曹司役は、いまや人気実力NO.1のドラマ主演俳優、若き日のチソン。
チョ・インソン
驚きの結末で視聴者をあっと言わせた伝説的ドラマ『バリでの出来事』で、偽悪的な「俺様お坊ちゃま」ジェミン役で一躍スターに。高麗王の寵愛を受ける美しい近衛部隊長を演じた『霜花店 運命、その愛』では、大胆な濡れ場が話題に。色白で端正な顔立ちと、公称189cm……ってことは190cm越えてるんじゃないかっていうスラリとした長身が魅力。(実際に取材しましたが、恐ろしいほどの美男子で、にもかかわらず、恐ろしいほど素朴ないい人)。『愛の不時着』ソン・イェジンの初主演映画『ラブストーリー』では、恋の相手である憧れの先輩役。
チョ・インソンが演じたのは、唯一の相続人である令嬢(ソン・ヘギョ)に視覚障害があるのをいいことに、その兄になりすまして財閥一家に入り込んだ訳ありギャンブラー役。一般人が着たら漫才師にしか見えないレベルの大胆柄&派手カラーのファッションを、「ヤバいい男系」で着こなすチョ・インソンのビューティーパワー炸裂。財産を狙う奴らに囲まれ誰も信じることができないヒロインの張り詰めた孤独が、ソン・ヘギョ独特の寂しげな雰囲気にドハマり。ドラマの格を1ランク上げるほど圧倒的な魅力で「こんなソン・ヘギョを相手に、アンタよく恋に落ちなかったね」とチョ・インソンを褒めてあげたい気持ち。
ソン・ジュンギ
大学時代、学内ではすでにイケメンすぎて有名で、在学中に『霜花店 運命、その愛』でデビュー。『トキメキ☆成均館スキャンダル』で演じた、華やかで力の抜けたお金持ちの道楽息子ク・ヨンハ役で大ブレイク。『優しい男』では愛する女にいいように利用され落ちてゆく男を、『わたしのオオカミ少年』ではオオカミに育てられた少年をそれぞれ演じ、演技力も証明。韓国芸能界きっての美肌の持ち主で、そのスキンケアの全貌を記した本も出版。
『太陽の末裔』の共演を機に、難攻不落かと思われたソン・ヘギョを射止めるも2年足らずで電撃離婚。そのストレスでハゲしく脱毛し、日本の俳優ならありえない「#ソン・ジュンギ薄毛写真」という悲しいハッシュタグが韓国のSNSを席巻。
育ちの良いお坊ちゃま風のイメージが強いソン・ジュンギが、兵役明けならではの男臭さ満点で演じるのは、「であります口調」も奇妙に萌える軍人役。海外の紛争地域を舞台に描くソン・ヘギョ演じる戦地派遣の女医との恋愛は、ソウルじゃありえない不便とアクシデント、人身売買とか殺人とかカオスな事態が続出で、いちいち盛り上がるドラマティックにうっとり。放送終了後に発覚した関係は、有名人との交際に慎重なヘギョに、ジュンギが猛アプローチし始まったとか。そうなのか、あのバックハグは、あの”顎クイ”のキスは、マジものだったのか……と、ふたりが離婚した今見返すと切なさ倍増。SHINeeのオニュも出演。
パク・ボゴム
韓国で超大ヒットした『応答せよ1988』で、セリフが超絶少ない天然気味の囲碁の天才を冗談かと思うような可愛さで演じて人気を獲得、さらに李朝朝鮮を舞台にした『雲に描いた月明かり』の王子役で、日本でも大ブレイクしたパク・ボゴム。
黒目がちなつぶらな瞳と無邪気な笑顔、覗く歯並び抜群の歯はあくまでも白く、すらっと細い手脚、長い首と顎の線、何故か言及したくなる喉仏……まとめて言うと「清潔感溢れる子鹿ちゃん」とか「フェアリー」なイメージは、下の世代すら追随の余地がない「国民的年下男」独壇場。最新映画『徐福』で演じる役はクローン人間で、筋肉鍛えてる系の話もちらほら聞こえてくるものの、顔はフェアリーで身体はマッチョっていうのもいいじゃないの!とわくわく。
旅先のキューバで出会った二人が、ソウルで女性CEOと男性新入社員として「んな偶然あるかいな!」って感じで再会し、始まる秘密のオフィスラブにニヤニヤが止まらないラブストーリー。飲みすぎて甘え、UFOキャッチャーでぬいぐるみとれずにテヘペロし、無邪気に笑いころげ、堪えることなく泣く姿がこの上なく可愛く見えるのは、まさに愛玩動物的な年下フェアリー男子の面目躍如。『応答せよ1988』にもあった「ボゴミーがネクタイが上手く結べない問題」は、このドラマでもデジャブかのように繰り返され、「もうボゴミーったら、私がいないとダメなんだから」みたいな妄想プレイもし放題。