実は、現在キャサリン妃が受け継いでいる「ケンブリッジ・ラバーズ・ノット・ティアラ」は、レプリカ。1914年にメアリー王妃の依頼を受けた英国王室御用達のジュエラー「ハウス・オブ・ガラード」が、王妃の家族が所有していたダイヤモンドと真珠を使用して製作したものだ。メアリー王妃は、祖母オーガスタ・オブ・ヘッセが所有していたオリジナルの「ケンブリッジ・ラバーズ・ノット・ティアラ」を参考にしたそうで、そのオリジナルは、現在は個人のコレクションになっている可能性があるという。
「コート・ジュエラー」によると、メアリー王妃はこのティアラの製作を依頼した時に、「(自身の)ジュエリーコレクションの1つ、“レディース・オブ・イングランド・ティアラ”を犠牲にした」とのこと。