メーガンはかつて通っていた学校で国勢調査が行われた際、教師に用紙の「白人」のところにチェックするように言われ、狼狽してしまい空欄のまま提出してしまったことがあるという。UK版『エル』に寄せた手記で、「もしまた同じようなことがあったら、今度は自分で自分の欄を書くんだよ」と父から助言を受けたことを記している。
「私は父が怒っているところは一度も見たことがないわ。でもその時ばかりは彼の肌のシミがピンクから真っ赤に変わっていくのがわかった。そのせいで彼の緑色の目は際立って、自分の娘が無知の餌食になっていることに眉はしかめられていた。ペンシルバニア州の均質なコミュニティーで育った父にとって、アフリカ系アメリカ人と結婚することは大変なことだった」