「40代になったら、自分の好きなものや個性、強みを見極める力が身についているはず。だからこそ自信たっぷりに、ぜひ“投資”感覚でジュエリーを選んでみて。年齢的にも、‟量より質”という価値観が定着している時期。旅行をするにしても、食事をするにしても、『上質なものが心を豊かにする』という考えが根底にあるのではないでしょうか。
ジュエリーはまさに、上質ファッションの極み。本物のきらめきが軸となり、人生を輝かせてくれるものです。今こそ自分へのご褒美的に、思い切って迫力のあるジュエリーを手に入れてみては? 地金を贅沢に使用したものや、ボリューミーなデザインをチョイスして、スタイリングは一点豪華主義に。他のジュエリーやアクセサリーと重ねる際には、トゥーマッチにならないようバランスを考えつつ、本当の意味でのHIGH&LOWスタイルを謳歌していきましょう。
40代は肌も少しずつくすんでくるので、ダイヤモンドやプラチナ、ホワイトゴールドといった白い光を取り入れるのもおすすめです。また、ラグジュアリーなハイジュエリーは、世代を超えて受け継いでいけるもの。そういった視点をもって選ぶのも楽しいかもしれませんね」(酒井さん)
【40代で手に入れるべき “一生ものジュエリー” CHECK LIST】
☑ジュエリー選びは“投資”感覚で
☑地金を贅沢に使用したものや、ボリュームのあるデザイン
☑スタイリングは一点豪華主義に
☑ダイヤモンドやプラチナといった白い光を味方に
☑ルー・ドワイヨンのHIGH&LOWスタイルがお手本
時代を象徴するディーヴァたちから着想を得た”ディーヴァ ドリーム”コレクション。優美な扇型のモチーフが、ダイヤモンドとカラーストーンをまとい、圧倒的なインパクトを放つ。そのエレガントな輝きは、まさにイタリアンビューティーの真髄を表しているよう。
「『ブルガリ』ならではの贅を尽くした“ディーヴァ ドリーム”は、大人の風格があってこそ似合うもの。40代は、フォーマルなオケージョンが多くなってくる年齢。デイリーユースを重視してきたそれまでとは違い、特別なオケージョンのためにジュエリーを選ぶというのも、新たな視点として◎。ダイヤモンドとエメラルドが神々しく輝く大ぶりのイヤリングで、顔まわりを思い切り華やかに演出して」(酒井さん)
ガブリエル・シャネルが最も愛した花であるカメリアをモチーフにしたアイコニックなコレクション。新作となる華やかなピンクゴールドのリングは、2フィンガーリングとしてはもちろん、リングを重ねるように折りたたんで1本の指にも着けられる2way仕様。
「世の女性の憧れである『シャネル』は、ジュエリーも名品揃いなのでぜひ注目したいところ。ブランドのシグネチャーである‟カメリア”のリングは、指の間から覗く三輪の花がとてもチャーミングで、いい具合に年齢を重ねた手元に瑞々しさをもたらしてくれます。ファッションブランドならではの洗練されたデザインも素敵。2wayで着けられるので、その日の気分に合わせてジュエリースタイリングを楽しんで」(酒井さん)
ダイヤモンドが本来もつ輝きを最大限に引き出す、「ハリー・ウィンストン」のダイヤモンドジュエリー。"キング・オブ・ダイヤモンド”と称されるブランドの威信をかけて、石の選定からセッティングに至るまで、全ての工程で最上級のクラフトマンシップを感じさせる。
「ダイヤモンドといえば、やはりいつかは手に入れたいのが、憧れの『ハリー・ウィンストン』。石の質、デザイン、セッティングやカッティングの技術、どれをとっても圧巻のクオリティです。あえてシンプル&クラシカルなリングやペンダントを選び、ダイヤモンドがもつ最高のきらめきを、思う存分堪能してみては。自分へのご褒美として、さらには世代を超えて受け継いでいける、夢のあるご投資ジュエリーです」(酒井さん)
創業80周年を記念して2016年に発売された“8°0”コレクションがリネームし、生まれ変わった「フレッド」の“シャンス アンフィニ”。そのリネームを記念して、限定のカプセルコレクションが登場。‟無限”を意味するレムニスケートに着想を得た美しいフォルムが、コンテンポラリーな魅力を最大限に引き立てる。
「まさに“一点豪華主義”という表現が似合う、ボリューミーなゴールド使いが贅沢なカフブレスレット。一生ものの資産としても有効ですね。自信と自立を手に入れた40代にぴったりのゴージャス感がありつつ、構築的なデザインが現代的な佇まいを叶えてくれます。シンプルで上質な服にアクセントとしてプラスし、気負わない大人のエレガンスを楽しんで」(酒井さん)
2010年、パールを直線的に並べた革新的なデザインで、モード界にセンセーションを起こした”バランス"コレクション。誕生10周年を記念して生まれた”バランス 10"は「TASAKI」の最高峰のクラフツマンシップを集結したスペシャルなピースが揃う。
「年齢を重ねてきたら、あえて遊び心のあるリュクスなパールジュエリーを手に入れるのも粋な選択。独創的なクリエイションが魅力の『TASAKI』なら、一歩進んだおしゃれを楽しめるジュエリーがきっと見つかるはず。パールとダイヤモンドがリズミカルに配された新作ネックレスは、ピュアな白い光と軽やかなムードが相まって、顔まわりを明るく見せてくれること間違いなし。デコルテにもさりげなく女らしさが香りますよ」(酒井さん)
「年代別に指南! 今こそ手に入れたい“一生ものジュエリー”の選び方」TOPへ
【監修者PROFILE】
酒井美方子/スタイリスト。モード誌や広告をはじめ、芸能人のスタイリングも数多く手掛ける。ジュエリーの卓越した審美眼をもち、自らもハンドメイドジュエリーを提案する『エル』でもおなじみの人気スタイリスト。