3/8は「国際女性デー」。女性として、生理のことを話したり情報交換するのはとても大切なこと。でも意外と、ほかの人がどんなサニタリーグッズを使っているか、どんなことに悩んでいるかなど、知らない人が多いのでは? おしゃれ業界人のエル・スタイルインサイダー & エルガール UNIが、実際に使っている生理用ポーチと生理用品をご紹介。憂うつになりがちな生理期間を楽しく過ごすためのTIPSも要チェック!
濱本愛弓/スタイリスト
展示会でもらった“柄もの”巾着ポーチで気分UP
「生理用アイテムは、展示会の際に『トゥモローランド』でいただいた巾着ポーチに入れて持ち歩いています。バッグに入れるアイテムは、持っていてテンションの上がることが条件なので、柄アイテムをよく選びます。その日持ち歩くバッグによって入れ替えたりはしますが、この巾着ポーチはかれこれ1年くらい愛用。『Nagi(ナギ)』の吸水ショーツに出合ってからは、ナプキンはほぼ持ち歩かなくなり、替えの下着を入れています」
生理期間を楽しく快適に過ごすためのTIPSは?
「生理中はおなかを締め付けないロングドレスウィークになります。生理痛でおなかが痛い時は、冷やさないために『WRAY(レイ)』のシルク腹巻を使っています。薄くて服に響かないし、シルクならではの気持ち良い肌あたりがストレスフリーです!」
田上陽子/「セルヴォーク」「エッフェオーガニック」ディレクター
サイズ感がちょうど良いノベルティのポーチを愛用
「昨年の12月くらいから、ジュエリーブランド『ARTIDA OUD(アルティーダ ウード)』のノベルティポーチを使っています。サイズ感がちょうど良く、見た目もかわいいので気に入っています。愛用しているのは『ソフィ はだおもい オーガニックコットン』。時間や気持ちに余裕があるときは、『メイド・イン・アース』の布ナプキンを使っています。ポーチには、ナプキンのほかに『アンティームオーガニック』のハイジーンシートをIN。ムレやにおいが気になったときにさっと拭けるように準備しています」
生理期間を楽しく快適に過ごすためのTIPSは?
「冷えは大敵なので、シルクの腹巻でなるべく温めるように意識しています。してます。コットンは汗をかくと余計に冷えてしまうので、シルクがおすすめです」
上枝みどり/フリーランスPR
サニタリーショーツが入っていたポーチを生理用に転用
「『ランジェリーク』のサニタリーショーツが入っていたポーチを、ナプキンポーチとして使っています。ポーチに描かれたイラストのかわいさはもちろん、かさ張らないのにたっぷり入るサイズ感も◎。入れているのは、『ナチュラムーン』の羽根つき紙ナプキンとタンポン。ちなみに、『ランジェリーク』のサニタリーショーツは、サニタリー感がなくかわいいのでおすすめです」
生理期間を楽しく快適に過ごすためのTIPSは?
「『WRAY(レイ)』のシルクウォーマーと『アルジタル』の“5DAYオイル”で、おなかを冷やさないように心掛けています。“5DAYオイル”は、生理前後の5日間、塗ってマッサージをするとおなかがぽかぽかしてきて気分もほぐれます」
みたらし加奈/臨床心理士
メセージ入りポーチで見る度、ポジティブに
「私が携わっているメディア『mimosas(ミモザ)』のジッパーバッグに入れて持ち歩いています。“KNOWING IS OUR POWER」(知ること変えられる未来がある)”というポジティブなメッセージが入っていて、見る度に生理の鬱々がまぎれてハッピーな気分になります。生理痛がひどいので、紙ナプキンとタンポンのほかに、ロキソニンを常備。紙ナプキンは『ソフィ はだおもい オーガニックコットン』と『ソフィ ソフトタンポン』を使っています」
生理期間を楽しく快適に過ごすためのTIPSは?
「外出時にはおなかにホカロンを貼るなど、とにかく体を冷やさないことを第一に実践しています。あとは、生理の時だけは自分をとことん甘やかすようにしています」
小森 愛/pelleq (ペレック) PR
大容量なのも◎。気軽に洗える巾着ポーチ
「『Aesop(イソップ)』で購入した際に入れてくれる巾着袋を生理用ポーチとして使用。同じ巾着を複数持っているので、洗い替えも含め、3年くらい愛用しています。容量も入るのでとても便利です。使っているのは『sisiFILLE (シシフィーユ) 』のオーガニックコットンの紙ナプキン。5年ほど愛用していますが、肌に優しく、厚手でモレやムレをしっかり抑えてくれるので、体のだるさや生理痛もとても楽になりました。トップシートにはフェアトレードのタンザニア産オーガニックコットンが使用されているとのことで、その理念にも共感。中学生の娘もお気に入りです」
生理期間を楽しく快適に過ごすためのTIPSは?
「生理中は『pelleq(ペレック)』のシルクカシミヤのインナーショーツを履いています。ウエストが腹巻きタイプなので冷えも解消。真夏でも白湯を飲むようにしています」
奥井奈々/「NewsPicks Studios」アナウンサー
透明なのもポイント! インパクト大なデザインポーチ
「だいぶパンチがありますが(笑)、2年前に横尾忠則の美術展で買ったデザインポーチを使っています。彼の作品が好きなのが愛用しているいちばんの理由ですが、あえて透明なところもお気に入りのポイント。生理用品を持ち運ぶのは恥ずかしいことじゃないというアティチュードを表しています。ポーチに入れているのは、『ソフィ センターイン』や『ナチュラムーン』などの紙ナプキンと生理痛止めの薬、目薬、絆創膏、コンドーム。大切なものをコンパクトにまとめて持ち歩いています」
生理期間を楽しく快適に過ごすためのTIPSは?
「脚を組まない、カフェインを取りすぎない、しっかりお風呂につかる、睡眠、適度な運動をする……など、基本的なことをしっかり行うようにしています」
上野智子/ラジオDJ、MC、「FITVIBES」代表
どんなバッグにも形がなじむ、モコモコ素材を重宝
「300円ショップで見つけたモコモコの巾着を長らく使っています。触り心地がよいのと、小さいバッグにも入りやすいので、重宝しています。生理用品は、専ら『Nagi(ナギ)』の吸水ショーツを使っています。多い日は+タンポンで、一応紙ナプキンも持ち歩くようにしています。タンポンと紙ナプキンは、『ソフィ』のオーガニックコットンシリーズを選んでいます。また、ポーチには『ピュビケア』のワイプシートもIN。気になったときにさっと拭けて、出先でも使いやすいのがお気に入りです」
生理期間を楽しく快適に過ごすためのTIPSは?
「やはりどうしても気分が沈むので、生理期間中は大好きなKpopアイドルのYouTubeを朝一で観ていいというごきげんルールを作っています(笑)。あと服もカラーものや柄物を楽しむようにしてます」
岡田千裕/「ブロンシュ」ブランドディレクター
低用量ピルはカードケースに入れて飲み忘れを防止
「普段は低用量ピルを服用しています。低用量ピルは毎日決まった時間に飲まなくてはいけないので、忘れないように『アクネ ストゥディオズ』のカードケースに入れています。ブランドにこだわりはないのですが、紙ナプキンも併用していて、ナプキン用ポーチはバッグに合わせて変えています。『エミリーウィーク』の吸水ショーツも、便利なのでときどき使っています」
生理期間を楽しく快適に過ごすためのTIPSは?
「生理中は食欲がすごいのですが、その時だけは気にせず好きなだけ食べるようにしています。PMSもひどいので、CBDオイルで気持ちを落ち着かせたりすることも。あとは、つい恋人に当たってしまうので、距離感を少しとるように意識しています(さみしくてできない時もあるけど!)」
松本寿里/「ELLE」ビューティエディター
Wファスナーのシンプルポーチで持ち運びも気にならない
「ここ最近、『無印良品』のダブルファスナーポーチを愛用しています。シンプルな見た目はもちろん、メッシュになったフロントサイドと、中が見えないバックサイドに分かれているのがとても便利。フロントサイドには『ピュビケア』のワイプシート、バックサイドには、おおっぴろげに見せるのに抵抗のある紙ナプキンなどを入れています。多い日は吸水ショーツと紙ナプキンを併用。吸水ショーツは、『Nagi(ナギ)』と『Bé-A(ベア)』を、紙ナプキンは『無印良品』を使っています」
生理期間を楽しく快適に過ごすためのTIPSは?
「生理前はとにかく甘いものが食べたくなるのですが、特に制限はかけず、食べることで気分を上げるようにしています」