スキンケアによって肌と向き合い、改善すること。そしてなによりも、肌をフリーな状態、つまり極力ノーメイクでいることは、心にとっても気持ちの良いことだ。メイクアップなしの顔にも慣れること、そしてそれをも受け入れることを体得する絶好の機会かもしれない。
お手本は近年、ノーメイクアップがデフォルトになったアリシア・キーズやフランス人女優のサラ・フォレスティエなど。アリシアは「レニーレター」のインタビューでこう語った。
「私はもう何も隠したくないのです。顔、心、魂、考え、夢、戦い、感情のすべてを」
だた何となくノーメイクで過ごすのではなく、毎日化粧をしないことで“自分自身を再発見する”というポジティブな側面を認めてみよう。そうすれば、アフターコロナを迎えたときに、必要なケアのみを選びとることができそうだ。
Translation & Text : Nathalie Lima KONISHI