トップ女優だったグレース・ケリーのDNAを受け継ぐモナコ王室のヤングロイヤル&歴代のロイヤルウエディングをご紹介。話題を集める美男美女の双子ガブリエラ公女&ジャック公子のキュートな姿から、スター性抜群のカシラギ家まで、次世代を担うモナコ王室のメンバーと美しきロイヤルウエディングをチェックしてみて。
目次
1)ブロンドにブルーアイ、美貌を受け継ぐグレース・ケリーの孫たち
2)再婚も! 意外と奔放なモナコ王室のウエディングヒストリー
ブロンドにブルーアイ、美貌を受け継ぐグレース・ケリーの孫たち
レーニエ3世とグレース・ケリーの間の子どもは、カロリーヌ公女、アルベール2世大公、ステファニー公女の3人。それぞれの子がもうけた子どもは、大公位継承権を持つ子から、婚外子まで合計11名。
美しきグレース・ケリーが52歳の若さで亡くなってから早36年。実は、グレース・ケリーの孫たちはみな、グレースの死後生まれておりグレースと一度も会ったことがない。とはいえ、美しきブロンドヘアやブルーアイはグレース・ケリーの遺伝子そのもの。そこで、グレース・ケリーを祖母に持つモナコ王室のヤングロイヤルをご紹介。
ジャック公子&ガブリエラ公女
2014年、アルベール2世大公とシャルレーヌ妃の間に生まれたのが、大公位継承権1位と2位のジャック公子&ガブリエラ公女。
ふたりの気品あふれる顔立ちはやはりグレース・ケリー譲り。最近では、世界の王室のなかでもファッショニスタとして注目を集めるジャック公子とガブリエラ公女。シャルレーヌ妃のインスタグラムではふたりの日常がたくさんシェアされている。今後の成長に期待!
アンドレア・カシラギ
カロリーヌ公女とイタリアの実業家でモーターボート選手だったステファノ・カシラギとの間の第1子がアンドレア・カシラギ。
アンドレアは、ヨーロッパ王族きってのイケメンと評判で『ピープル』誌の“世界でもっとも美しい人50人”にランクインしたこともある。2012年にはコロンビアの令嬢タチアナ・サント・ドミンゴとできちゃった結婚。今では3人の父でもある。
シャルロット・カシラギ
カロリーヌ公女とステファノ・カシラギとの間の第2子がシャルロット・カシラギ。馬術選手とモデルとして活躍した後、2013年に未婚のまま息子のラファエルを出産。
エレガントな美貌でファッション誌の表紙を飾ったこともあるシャルロットは2018年10月に映画プロデューサーのディミトリ・ラッサムとの第1子を出産。今年の夏にはついに結婚式を挙げるそう! リゾート婚になるとの報道もあり、新しいロイヤルウエディングが今から楽しみ!
ピエール・カシラギ
カロリーヌ公女とステファノ・カシラギとの間の第3子がピエール・カシラギ。
イタリアのボッコーニ大学在学中に、現在の妻であるベアトリーチェ・ボロメオと出会い2015年7月にモナコの宮殿で結婚式を挙げ、ベアトリーチェはピンクの「ヴァレンティノ」のオートクチュールドレスを着用。2017年と2018年には男の子が誕生した。
アレクサンドラ・フォン・ハノーファー
カロリーヌ公女とハノーファー家の家長であるエルンスト・アウグスト5世を両親に持つのが1999年生まれのアレクサンドラ・フォン・ハノーファー。
カシラギ家のアンドレア、シャルロット、ピエールとは異父兄弟。シャネル好きのカロリーヌ公女に連れられてパリのファッションウィークに出席するなど、ファッショニスタとしても注目されている。
ルイ・デュクリュエ
レーニエ3世とグレース・ケリーの第3子であるステファニー公女を母に持つルイ・デュクリュエ。父はステファニー公女のボディガードだったダニエル・デュクリュエ。
ルイはノースカロライナ州にあるウェスタンキャロライナ大学で学び、現在はモナコのサッカークラブのスカウトマンとして働いている。2018年には同級生のマリエ・シュヴァリエと婚約。2019年4月末にはバチェラートリップで日本を訪れている写真をインスタグラムでシェア。結婚もすぐそこのよう。
ポリーヌ・デュクリュエ
ステファニー公女とダニエル・デュクリュエの第2子で、ルイ・デュクリュエの妹のポリーヌ・デュクリュエ。
パーソンズ・スクール・オブ・デザインでファッションを学び『Vogue』のインターンも経験。自身のブランドを立ち上げ、「ヴァレンティノ」のコレクションにも出席するファッショニスタとしても活躍している。
ジャズミン・グレース・グリマルディ
アルベール2世大公が休暇中に訪れたコート・ダジュールで出会ったタマラ・ロトロとの間にできたのがジャズミン・グレース・グリマルディ。
グレース・ケリーと同じブロンドをもつジャズミンは、2006年にアルベール2世大公が正式に認知してから表舞台に登場し始め、女優とシンガーのキャリアをスタート。モナコにも度々訪れており、アルベール2世大公とも良好な関係のよう。
現在、ジョン・メレンキャンプの息子イアン・メレンキャンプと交際中で、インスタグラムでもラブラブなショットを披露している。
カミーユ・ゴットリーブ
ステファニー公女の末娘が1998年生まれのカミーユ・ゴットリーブ。ルイ・デュクリュエとポリーヌ・デュクリュエとは異父兄弟。カミーユの父は公式には発表されていないものの、元ボディーガードのジャン=レイモン・ゴットリーブであることは周知の事実。
カミーユは鮮やかなブルーアイとブロンドヘアで、グレース・ケリーに特に似ているといわれており、インスタグラムでは57,000ものフォロワーをもつ。この雰囲気で現在21歳、今後ますます美しさに磨きがかかりそう。
再婚も! 意外と奔放なモナコ王室のウエディングヒストリー
ハリウッドの大女優グレース・ケリーが突然引退し、モナコ公国に嫁いだのが1956年。その後カロリーヌ公女やステファニー公女が結婚したものの、次にロイヤルウエディングが行われたのはアルベール2世大公&シャルレーヌ 公妃が結婚した2011年。
そこで、モナコが国を挙げて祝福した2つのロイヤルウエディングと、自由奔放なカロリーヌ公女とステファニー公女の結婚まで、モナコ王室のウエディングストーリーをプレイバック。
【1956年結婚】レーニエ3世&グレース・ケリー
グレース・ケリーがレーニエ3世と出会ったのは、カンヌ映画祭。映画『泥棒成金』(1955)の宣伝でモナコに来ていたグレースに目を向けたレーニエ3世が、グレースにロマンチックな手紙を送ったとか。ふたりは順調に愛を育み、1956年4月19日に結婚。
モナコ大聖堂で執り行われたレーニエ3世と大女優のグレース・ケリーのロイヤルウエディング。「MGM」のヘレン・ローズによるウエディングドレスは、グレースの清楚な魅力を最大限に引き出したウエディング史に残るデザイン。アンティークのベルギーレースのハイネックトップに、光沢を放つシルクタフタのスカート、ケシパールが刺繍されたジュリエットキャップ。いつの時代もお手本にされるアイコニックな花嫁姿。
【1978年結婚】カロリーヌ公女&フィリップ・ジュノー
カロリーヌ公女は1978年、21歳のときに両親の反対を押し切って、17歳も年上の銀行家フィリップ・ジュノーと結婚。
ウエディングドレスは、マルク・ボアン時代の「クリスチャン・ディオール」によるもの。70年代らしいフォークロアなレース使いのドレスと、ヘアの両サイドにあしらった小花アレンジが印象的。
しかし、プレイボーイで浮気症の夫とは2年で離婚。
【1983年結婚】カロリーヌ公女&ステファノ・カシラギ
フィリップ・ジュノーとの離婚後、1983年にイタリアの実業家ステファノ・カシラギとできちゃった結婚をしたカロリーヌ公女。
ドレスはシンプルなシルクのカシュクールドレス。ヘアは同じカラーのリボンをコーディネートした。
ステファノとは3人の子どもをもうけたが、1990年のモナコ沖でのボートレース時の事故により死別。
【1995年結婚】ステファニー公女&ダニエル・デュクリュエ
元ボディーガードだったダニエル・デュクリュエと1995年に結婚したステファニー公女。
ウエディングドレスには、当時のロイヤルウエディングでは珍しいミニドレスをチョイス。
結婚前に2人の子どもをもうけたが、1996年離婚。
【2011年結婚】アルベール2世大公&シャルレーヌ 公妃
南アフリカのオリンピックスイマーだったシャルレーヌ妃が、アルベール2世大公に出会ったのは2000年のモナコでのこと。数年かけてデートを重ねたふたりは、2006年にトリノオリンピックで一緒に現れて関係を公にした。
2011年7月1日に執り行われたロイヤルウエディングでは、モナコが国を挙げて祝福。ジョルジオ・アルマーニが手がけたオートクチュールドレスは、前面に花蔦の刺繍が施されたスレンダーシルエットで、シャルレーヌ妃の美しさが際立つ1着。
photo : Getty Images
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