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エンタメ大作やドキュメンタリーのほか、2本続けて観たい作品もラインナップ
全世界が熱い視線を注いでいる、11月に行われるアメリカ大統領選挙。そんな今だからこそ、一度は観ておきたい“アメリカ合衆国大統領を描いた映画”をピックアップしてご紹介。史実をベースにした骨太アクションから、目を見張るようなドキュメンタリーまで、歴史が動いた瞬間を追体験してみて。
Photos: Getty Images, Aflo
第32代大統領フランクリン・ルーズベルトの家に秘蔵されていた資料をもとに、彼とその家族を描いた伝記映画。1921年、フランクリン(ラルフ・ベラミー)は風邪がもとでポリオ(小児麻痺)を発症、後遺症により下半身がほとんど麻痺してしまうが……。彼を支える妻エレノアを演じたグリア・ガースンは、ゴールデン・グローブ賞受賞&アカデミー賞ノミネートを果たした。
舞台は、さまざまな思惑が渦巻く1904年の仏領モロッコ。欧州諸国から母国を守るための抗議表明として、リフ族の首長ライズリー(ショーン・コネリー)は、とあるアメリカ人母子を誘拐。第26代大統領セオドア・ルーズベルト(ブライアン・キース)は母子救出のため艦隊を派遣するが、スリリングな駆け引きを交わすうち、2人の間には奇妙な友情が芽生え始め――。
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監督は『プラトーン』『7月4日に生まれて』の大御所オリバー・ストーン。1972年に起きた「ウォーターゲート事件」が原因で、アメリカ史上唯一辞職に追われた大統領となった第37代大統領リチャード・ニクソンの半生を、さまざまな証言や記録をもとに描く。イギリスの名優アンソニー・ホプキンスがニクソンを演じ切り、見事オスカーノミネート。
カンヌ国際映画祭で最高賞パルム・ドールを受賞した、マイケル・ムーア監督が放つ渾身のドキュメンタリー。9.11テロ事件を巡り、ブッシュ大統領やビンラディン家、ドナルド・ラムズフェルド国防長官らの関係を描いて痛烈な政権批判をしている。第45代大統領ドナルド・トランプを題材にした、今作と呼応する『華氏119』(2018)もあわせてチェックを。
4500万人が視聴したとされる伝説のインタビュー番組の収録やその舞台裏を、ロン・ハワード監督が映画化。1977年、辞任に追い込まれたニクソン(フランク・ランジェラ)に、英国のコメディアン兼人気トーク番組の司会者フロスト(マイケル・シーン)がインタビューを申し込む。汚名返上&政界復帰を狙うニクソン VS アメリカ進出を目論むフロスト、どんなインタビューが繰り広げられるのか……? 前出の『ニクソン』と続けて観ても◎。
“奴隷解放の父”と呼ばれた第16代大統領エイブラハム・リンカーンの晩年を、スピルバーグが重厚なタッチで映画化。大統領に再選されたリンカーン(ダニエル・デイ=ルイス)は、奴隷制度や長引く南北戦争を終わらせるべく、憲法の修正に挑んでゆく。第85回アカデミー賞では最多12部門ノミネート、ダニエルは史上初となる3度目の主演男優賞を受賞。
30年にわたり7人もの大統領に仕えた、実在の黒人執事をモデルにした人間ドラマ。ホテルのボーイからホワイトハウスの執事となったセシル(フォレスト・ウィテカー)は、歴代大統領たちを支えつつ、激動の時代を生きてゆく。脇役ではあるが、アイゼンハワーやケネディ、レーガンといった大統領が次々と登場するので、揺れ動くアメリカの歴史を改めて目撃して。
1963年のケネディ暗殺直後、副大統領から第36代大統領に急きょ就任したリンドン・B・ジョンソンにフォーカスを当てる。いきなり国を背負うことになったジョンソン(ウディ・ハレルソン)は、ケネディの遺志を継ぎ公民権法の成立に尽力するが、長年敵対していた司法長官や、師弟関係にあった上院議員と争うことになる……。
言わずと知れた第44代大統領バラク・オバマの、2期にわたる政権の舞台裏を映し出すドキュメンタリー。黒人初の大統領となった彼をサポートする敏腕スタッフたちをメインに、ドナルド・トランプが次期大統領となるまでの最後の1年の動きを追う。
Netflixで観る
第43代大統領ジョージ・W・ブッシュのもとで副大統領を務め、「アメリカ史上最強の副大統領」と呼ばれ、イラク戦争をもたらしたとされるディック・チェイニーの姿を、ブラックユーモアたっぷりに描く。主人公チェイニーを演じたクリスチャン・ベールの大幅な肉体改造ぶりも話題になったが、ブッシュ大統領に扮したサム・ロックウェルほか、脇役もみなソックリ!
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