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最も物議を醸した、ロイヤルファミリーの歴代ファッション40

大胆な肌見せドレスから二度見必至のファシネーターまで、スキャンダラスな着こなしをプレイバック!

Headshot of Charlotte ChiltonBy Charlotte Chilton
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Getty Images

ロイヤルファミリーのファッションは、彼らが公の場に姿を現すたびにメディアで取りあげられる。しかし、ときにはそのファッションが悪い意味で指摘されることも(あのエリザベス女王でさえ、ファッションで失敗した経験が!)。

そこで、露出しすぎてしまったデコルテや胸、アクシデントによる失態、ルールの無視まで、キャサリン妃やダイアナ元妃、メーガン妃たち新旧ロイヤルメンバーがこれまでに披露し物議を醸してきた、最もスキャンダラスなファッションをプレイバックしてみよう。

Photos: Getty Images Translation: Masayo Fukaya From marie claire

メーガン妃の「コモンウェルス・ドレス」/2020年

meghan markle's commonwealth dress
Gareth Cattermole//Getty Images

コモンウェルス・デーの礼拝に参加した際、メーガン妃は「エミリア・ウィックステッド(Emilia Wickstead)」のエメラルドグリーンのケープドレスをまとって現れた。

しかしこの公務は、妃と夫のヘンリー王子が現役ロイヤルとして参加した最後の公務だったため、このドレスは妃からのほろ苦い別れのギフトだったと見なされている。

メーガン妃の「アスレジャー」/2019年

meghan markle's athleisure
Gotham//Getty Images

到着から出発まで、多くのセレブが集結した非常に高額なメーガン妃のベビーシャワーは、あらゆるタイプの否定的な報道がなされた。なかでも最も多く話題にのぼったのは、NYを発つ時に妃が着用していた、このアスレジャーコーデ。

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キャサリン妃の「ウィンブルドン・ドレス」/2019年

kate middleton
VICTORIA JONES//Getty Images

王室の女性たちは、自身のファッションが消費者にどれほど大きな影響を与えるかを知っている。だからこそ、2019年のウィンブルドン選手権で、キャサリン妃が「ドルチェ&ガッバーナ(Dolce & Gabbana)」のドレスを選んだ際、人々は動揺した。

ドレス自体はその場にふさわしいものだったが、当時ブランドが発信した動画が「中国を侮辱している」と大きなスキャンダルを巻き起こしていたため、そのデザイナーの服をチョイスしたことに批判の声が殺到したのだそう。

キャサリン妃の「レガッタショーツ」/2019年

kate middleton's regatta shorts
Karwai Tang//Getty Images

2019年、ヨットレースの「キングス・カップ・レガッタ」で競技に参加したキャサリン妃。この時履いていたショートパンツは、ロイヤルファンの注目を大いに集めた。

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キャサリン妃の「肩出しワンピ」/2019年

kate middleton's bare shoulders
Max Mumby/Indigo//Getty Images

ロイヤルは肩を出すことを敬遠するため、キャサリン妃はめったに肩を見せることがない。しかし、大胆な着こなしをしたい時は、この「バーバラ・カサソラ(Barbara Casasola)」の白いニットドレスがお気に入りのよう。

メーガン妃の「ミニ丈ドレス」/2019年

meghan markle's short hemline
Max Mumby/Indigo//Getty Images

メーガン妃は、妊娠中だった2019年、国際女性デーのパネルディスカッションに参加した際、モノクロのパターンのドレスの上にシンプルなブラックのブレザーを羽織って登場。

しかし、その短いドレス丈や、ストッキングを着用しなかったことが、物議を呼んでしまうことに。

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キャサリン妃の「瓜二つのドレス」/2019年

kate middleton's duplicate dress
Karwai Tang//Getty Images

2019年にロイヤル・ポートレート・ギャラリーを訪れた際、妃がその2年前にストラップレスで着用していたドレスを着回していたことが称賛された。

しかし、観察眼の鋭いファンの間では「仕立て方が違う」との声が上がり、妃が異なるスタイルのよく似たドレスを2着持っていた可能性が浮上。事実かどうかは確認されていないが、ネットを炎上させてしまった。

メーガン妃の「黒ネイル」/2018年

meghan markle's black nail polish
Jeff Spicer/BFC//Getty Images

メーガン妃は2018年、ブラックのマニキュアと「ローラン ムレ(Roland Mouret)」のワンショルダードレスで、ブリティッシュ・ファッション・アワードに参加し、王室のプロトコルに関する議論を巻き起こした。特に批判の的となったのは、そのネイル。その理由は、女王がニュートラルなネイルを好むため。

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ヘンリー王子&メーガン妃の「裸足ルック」/2018年

the sussex's barefoot
Samir Hussein//Getty Images

オセアニア歴訪中、オーストラリアのボンダイ・ビーチに立ち寄った夫妻だが、その時あまりにもカジュアルな服装だったことが話題に。

歴代のロイヤルたちはビーチを訪れる際にサンダルを履いていたのに対し、夫妻は裸足で歩いたため、ロイヤルの掟に反するとして、ネット上で議論となった。

メーガン妃の「ショートヘムライン」/2018年

meghan markle's tuxedo dress
WPA Pool//Getty Images

メーガン妃は王室入りしてまもない頃、公務でミュージカル『ハミルトン』の公演を鑑賞した際に、ミニ丈のタキシードドレスを着用。王室の暗黙のルールを破ったか否かで、議論が巻き起こった。

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メーガン妃の「肩出しドレス」/2018年

meghan markle's bare shoulders
Max Mumby/Indigo//Getty Images

ロイヤルになって初めて、毎年恒例の一大イベント「トゥルーピング・ザ・カラー」に参加し、バッキンガム宮殿のバルコニーに姿を現したメーガン妃。

この時妃は「キャロリーナ ヘレラ(Carolina Herrera)」のペールピンクのアンサンブルを着ていたが、すべての人がこの衣装を称賛したわけではなかった。多くのエチケット専門家からは、「ロイヤルである以上、伝統的な行事の際はもっとデコルテの露出を控えた服装を選ぶべき」との声が上がった。

メーガン妃の「ウエディングティアラ」/2018年

meghan markle's wedding tiara
WPA Pool//Getty Images

クレア・ワイト・ケラーがデザインしたボートネックのドレスから、53の連邦諸国の花の刺繍が施された約4.9メートルのベールまで、メーガン妃のウエディングルックはロイヤルファンの間でも人気が高い。

が、結婚式にいたるまでにはある論争が繰り広げられたそう。噂によると、メーガン妃が着けたいと思っていた第一希望のティアラが拒否されたのだとか。いっぽうで、ヘンリー王子&メーガン妃の伝記『Finding Freedom』には、ティアラに関する意見の相違はなかったと書かれている。その代わり、ティアラを決めるまでにかなり時間がかかったそう。

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キャサリン妃の「英国アカデミー賞ドレス」/2018年

kate middleton's non black bafta dress
Max Mumby/Indigo//Getty Images

2018年、当時妊娠中だったキャサリン妃は、英国アカデミー賞授賞式に参加し、あるものを身につけていなかったことで話題に。

このときの授賞式では、ハリウッドの「#MeToo」運動の一環として、女性セレブの多くは黒い衣装をまとって支持を表明。だが、英王室は政治的に中立でなくてはならないため、難しい立場に置かれた妃は、「ジェニー・パッカム(Jenny Packham)」のダークグリーンのドレスを着用し、ウエストに黒いリボン結んで参加した。

マイケル・オブ・ケント王子夫人の「人種差別ブローチ」/2017年

princess michael of kent's racist brooch
Mark Cuthbert//Getty Images

マイケル・オブ・ケント王子夫人は2017年のクリスマスブランチに人種差別的なブローチをつけたことで、多くの反発を受けた。特にヘンリー王子の婚約者で、黒人の母を持つメーガン・マークルがこのイベントに出席していたのだから、なおさらのこと。

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メーガン妃の「素足」/2017年

meghan markle's bare legs
Samir Hussein//Getty Images

2017年にケンジントン宮殿で婚約を発表したヘンリー王子&メーガン妃の興奮を否定することができないように、メーガン妃が王室で定められたストッキング着用のプロトコルを無視したこともまた、否定できない。

メーガン妃の「ダメージデニム」/2017年

meghan markle's ripped jeans
Karwai Tang//Getty Images

メーガン妃は王室入りする前の2017年に、ヘンリー王子とともにインヴィクタス・ゲームに参加。2人が揃って公の場に姿を現したのはこれが初だったが、妃は破れたデニムに「ミーシャ・ヌヌー(Misha Nonoo)」のシャツを着用していた。

このシャツは即完売し、“メーガン妃効果”を見せつけた。

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キャサリン妃の「ブラックドレス」/2017年

kate middleton's black dress
Pool/Samir Hussein//Getty Images

パリの英国大使館を訪れた際、キャサリン妃はブラックのツイードドレスを着てシックに登場。

だが、王室関係者が黒を着用するのは通常、リメンブランス・デー(戦没者追悼記念式典)のような弔事や厳粛な行事の際のため、公爵夫人がこうした場で黒を着るのは掟破りだと考える人もいた。

キャサリン妃の「ファーグローブ」/2016年

kate middleton's fur lined gloves
WPA Pool//Getty Images

スキーリゾートでバカンスを過ごしていたケンブリッジ公爵一家。しかし動物愛護団体「PETA UK」が、キャサリン妃がファー付きのスキーグローブをつけていたことについて言及したことで、楽しい冬休みが一転。

同団体は「もしこの手袋が本物の毛皮でできているのなら、キャサリン妃に連絡することになるだろう。彼女は毛皮を作るために殺されるポッサムが、しばしば骨を砕くようなスチール製の罠で捕らえられていることを知らないのではないか」という声明を発表している。

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キャサリン妃の「産後カールヘア」/2015年

kate middleton's postpartum curls
Zak Hussein//Getty Images

キャサリン妃&ウィリアム王子が、産後間もないシャーロット王女をお披露目した際のこと。病院の外に出てきたキャサリン妃は、「ジェニー・パッカム(Jenny Packham)」のフローラル柄のドレスとウェッジソールのパンプスで完璧な姿を見せた。

しかし、完璧にスタイリングされたカールヘアとフルメイクが「産後の生活を非現実的に見せている」として、批判の的に。

キャサリン妃の「ヘソ出しルック」/2013年

kate middleton's bare midriff
Max Mumby/Indigo//Getty Images

キャサリン妃は公務中にバレーボールに挑戦した際、ロイヤルとしてのたしなみよりも競争心が上回ってしまったらしく、うっかりカメラの前でおへそを見せてしまった。

このアクシデントは世界中で報じられ、ジョージ王子を出産してまだ3カ月しか経っていないのにもかかわらず、妃の腹筋が鍛え上げられていたことが話題となった。

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