アン・ハサウェイやナタリー・ポートマンもクビ経験者
ジョニー・デップが映画『ファンタスティック・ビースト』シリーズを降板し、注目を集めている。ハリウッドでは過去にも降板騒ぎが多々起きてきた。今回は監督&プロデューサーからクビを切られてしまったセレブたちを大特集!
映画『ファンタスティック・ビースト』シリーズのグリンデルバルド役を降板したジョニー・デップ。元妻アンバー・ハードに対して暴力を振るったDV夫だと報じたタブロイド紙を名誉毀損だと訴えていたが敗訴。降板を発表する声明で、ジョニーは制作会社から降板を要求されたと暴露、その理由が敗訴だと仄かしている。
ジョニー・デップの降板が決まると、代役候補のトップにいるのはマッツ・ミケルセンと報道が。その後正式にグリンデルバルド役に決まった。
バズ・ラーマン監督の映画『ロミオ+ジュリエット』の主役は当時21歳のレオナルド・ディカプリオと14歳だったナタリー・ポートマンになるはずだった。でも撮影を始めたところ、年齢差がありすぎてナタリーだけが幼い子どもに見えるという困った現象が。バズ・ラーマン監督曰く「いくつかのシーンは児童虐待のようになってしまった」。そこで監督はナタリーを降板を決定。
代わりに起用されたのはレオより5歳年下のクレア・デーンズ。
『ゼロ・グラビティ』の主役を務めるはずだったロバート・ダウニー・ジュニア。ところが撮影数日でクビに! アルフォンソ・キュアロン監督は「ロバートはとても才能あふれる俳優だ。でも彼の演技スタイルはこの映画の技術的な側面に合わなかった」。どうやらロバートのアドリブ癖が問題になったよう。
代わりにジョージ・クルーニーが起用された。
映画『トランスフォーマー』シリーズのヒロイン、ミカエラ役を務めていたミーガン・フォックス。3作目の『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』撮影中、マイケル・ベイ監督に「日焼けして体重を増やせ」と命じられたことに不満を持ったミーガンはベイ監督を「独裁者のヒトラーみたいな人。これまで仕事をした人の中で最悪」と批判。怒ったベイ監督は彼女を降板させた。
新たなヒロイン、カーリーというキャラクターを誕生させたベイ監督。ロージー・ハンティントン・ホワイトリーを採用した。
映画『ラブリー・ボーン』で主人公の父親役を演じるはずだったライアン・ゴズリング。「この役にはもう少し体重を増やすのがふさわしい」と考えて太って撮影に望んだけれど、ピーター・ジャクソンの考えは違ったよう。
太ったライアンに不満を抱き、代わりにマーク・ウォールバーグを起用した。どうやら監督はマッチョなキャラクターに描きたかったよう。
映画『her/世界でひとつの彼女』で主人公のセオドアが恋する人工知能OSの声を演じるのはサマンサ・モートンになるはずだった。でもスパイク・ジョーンズ監督は「サマンサの声はセオドアが恋に落ちるような感じに聞こえない」と判断して降板させた。
代わりにスカーレット・ヨハンソンを採用した。彼女のハスキーヴォイスのおかげか作品は大ヒット、批評家からも大絶賛!
映画『無ケーカクの命中男/ノックトアップ 』のジャド・アパトー監督が最初ヒロインに起用したのはアン・ハサウェイ。でも撮影が始まってから出産シーンがあることが発覚、アンが監督に「聞いてない!」と猛抗議したそう。
その結果、ヒロインはキャサリン・ハイゲルに。アンも降板できてひと安心だったかも。
ジェームズ・キャメロンの名作『エイリアン2』にも降板劇が。メインキャラクターのヒックスを演じるはずだったのはジェームズ・レマーだった。でもキャメロン監督は突然解雇。制作側は「クリエイティブな考え方の違い」と説明していたが、後日レマーが真実を告白。なんとレマーが薬物所持で逮捕されたことが原因だったそう。
代わりにキャメロン監督は、その直前に監督した作品『ターミネーター』で起用したマイケル・ビーンを起用した。この2作でマイケルは大ブレイクした。
映画『ロード・オブ・ザ・リング』を撮影開始4日でクビになったのはアラゴルン役のスチュワート・タウンゼント。ピーター・ジャクソン監督は「アラゴルンには若すぎる」と撮影を始めてから気がついたそう。
代役を務めたのはヴィゴ・モーテンセン。三部作でアラゴルンを演じ続けた。
当初『ゲティ家の身代金』で大富豪ジャン・ポール・ゲティを演じたのはケヴィン・スペイシー。シーンも全て撮り終え、映画も完成していたがスペイシーが過去に未成年に対して性的虐待をしていたことが発覚。そのため代役を立ててスペイシーの出演シーンを取り直すことに。
起用されたのは名優クリストファー・プラマー。リドリー・スコット監督はもともとスペイシーではなくプラマーを希望していたけれど制作会社の希望でスペイシーに決まったのだとか。プラマーは公開まで1か月という時間のない中、代役を務めた。
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