“顔天才“、ASTROチャ・ウヌの魅力を大解剖!「女神降臨」など最新情報もお届け
パーフェクトな美貌はもはや神の域!
3月30日は現在、大ブレイク中のASTROのチャ・ウヌの24歳(1997年生まれ、韓国では25歳)のバースデー。そこで韓国ドラマ&イケメンが大好きなライター、山崎敦子さんがウヌの魅力を徹底解剖。大ヒットドラマ「私のIDはカンナム美人」など過去の出演作を振り返りながら、4月以降に日本で放映のドラマやライブの最新情報もあわせてご紹介!
Text:ATSUKO YAMAZAKI
生まれてきてくれて本当にカムサハムニダ
3月30日は何の日? そう、チャ・ウヌ生誕の日。
ボーイズグループASTROのビジュアルセンターにして超売れっ子俳優。「顔天才」「チェチェチャチャ(推しは推し、ウヌはウヌ)」「マンチッナム(漫画を破って出てきたような男)」という彼のために作られた言葉が独り歩きするほど、あまたいる韓国イケメンの中でも特別な存在だ。
好みも趣味も性別も遥かに超えたそのパーフェクトな美貌は、存在しているだけでもはや神。韓流イケメンを見ていると、時々この世に本当に存在している?とマジで不思議な気分になることも多々だけれど、ウヌはそんななかでも別格。容姿端麗、頭脳明晰、スポーツ万能、おまけに人格まで素晴らしいとの噂。地上に生まれてきてくれて本当にカムサハムニダ〜と思わず天に向けて手を合わせずにはいられない。3月30日は、まさにその日(みんなで天に感謝しましょう)。彼は24歳(日本年齢)を迎える。
攻めのチャ・ウヌを続々公開中
24歳といえば、本物の大人の男へと移行していく大切な年齢。それゆえかどうかは定かではないけれど、優等生っぽい黒髪を銀髪にチェンジしたり、グラビアでこれまでにないスタイルを表現したりと最近は攻めのチャ・ウヌも続々公開。さらに、昨年からレギュラー出演しているバラエティ番組「イ・スンギのチプサブイルチェ」でも、バラエティ部門新人賞を受賞するほどの活躍っぷり。4月5日には、ASTROがフルアルバムでカムバックし、新ドラマ「アイルランド」(ウェブトゥーンが原作)への出演を前向きに検討しているというニュースも……。今後の活躍から目が離せなくなるのは間違いなさそうだ。
そして、そんなウヌの魅力をたっぷり堪能するなら、やっぱり出演ドラマクルーズが一番。そのおすすめ作品を一挙ご紹介。
「女神降臨(原題)」
切なさもラブラブも満載! 本格ラブコメドラマのウヌ沼にどっぷりハマるならこれから紹介する3主演作だ。
韓国でこの2月に最終回を迎えたばかりのウヌ最新作が「女神降臨(原題)」。容姿のコンプレックスをメイクで克服、女神として新たな高校生活をスタートさせるヒロイン、イム・ジュギョン(ムン・ガヨン)と、容姿端麗・文武両道のクール男子イ・スホを巡る恋愛成長学園物語。で、ウヌが演じるのはもちろんこのクール男子イ・スホ。原作は大人気の同名ウェブトゥーン(デジタル漫画)で「ドラマにするなら絶対ウヌ」という熱烈コミックファンのお墨付き。
「女神降臨(原題)」
そう、今も昔も少女漫画のヒロイン相手役は、欠点も含めて全て完璧なる創造男子(脳内にこれを住まわせている女子は要注意。なかなか現実の恋愛に踏み出せない要因。私的実感です)。それを演じられるのは、やっぱり天からの授かりもの、ウヌしかいない!と誰もが納得。ウヌ演じるイ・スホはジュギョンのすっぴんを唯一知る男子なのだけど、メイク美人なときも、すっぴんオヘチャなときも、一途に思う姿はやっぱり女子の永遠の憧れだ。
そんな完璧男子イ・スホではあるけれど、親友を亡くした過去をもち、父親との確執も抱えているという複雑な内面も。そのトラウマから抜け出せずに苦しむ姿や、父に対して感情を爆発させるシーンなど、心情豊かに演じるウヌの頑張りにもジーン。イ・スホのかつての親友で、現在は敵対しているもうひとりのイケメン、ハン・ソジュン(ファン・イニョプ)とのジュギョンを巡るトライアングルラブの展開も胸キュン必至。ちなみに日本ではMnetで4月から放送される予定なので、お楽しみに。
「私のIDはカンナム美人」
こちらも「女神降臨」と同じく、人気ウェブトゥーンが原作。しかも、ヒロインが容姿にコンプレックスを抱いているという設定も同じ。「女神〜」がメイクでコンプレックスを克服したのとは違い、こちらのヒロイン、ミレ(イム・スヒャン)は、なんと整形で別人に生まれ変わったという衝撃の設定。タイトルにある「カンナム美人」とは、整形外科が密集するソウルの江南(カンナム)から発せられた造語で、整形美人を揶揄する意味がこめられている点がミソ。美人にはなったものの苦悩が続くヒロインの成長を描くことで、現実社会の見た目偏重主義を風刺するラブコメにとどまらないちょっと考えさせられるテーマ。
「私のIDはカンナム美人」
ウヌが演じるのは、このヒロインをお直し前の中学生時代から知っている超絶イケメンのギョンソク役。もちろんヒロイン、ミレの相手役。その原作シンクロ率の高さが話題に登るほどこちらも、女子の理想を見事に具現化。中学のときから(整形前から)ミレのことが気になっていたという告白や、大学イチのモテ女、天然美人スア(チョ・ウリ)の性悪さを見抜く正確無比の眼力といい、その誘惑にも1ミリたりとて揺らぐことのないミレへの一途な姿勢が、乙女の心をぎゅ〜っと鷲掴み。
「女神〜」と同じくギョンソクも他人に無愛想なクール男子なのだけど、「女神〜」のスホが感情豊かになっていくのとは違って、ギョンソクは母親に捨てられたという傷を抱えながらも、常に冷静さを失わない体。まばたきしないように目で感情を伝えたというウヌ。その迫真の瞳のゆらぎにもぜひ、注目してほしい。ちなみにウヌの連ドラ初主演作となるのがこの作品だ。
「新米史官ク・ヘリョン」
ウヌの時代劇初挑戦となったのがこの作品。朝鮮王朝時代の後期が物語の舞台で、王位継承第二位の孤独な王子と、宮廷の真実を記録する朝鮮王朝初の女性史官のラブロマンスと成長を描く物語だ。ウヌが演じるのはもちろん王子イ・リム。王である父からは、幼いころから疎まれ続け、宮廷奥にある離れで幽閉生活を強いられているという設定で、唯一の楽しみと言えば、“梅花(メファ)”というペンネームで恋愛小説を書くこと。そんなウヌ王子と恋に落ちるのは、人気実力派女優シン・セギョ扮する女性史官ク・ヘリョン。
「新米史官ク・ヘリョン」
そもそもの二人の出会いは、梅花(=ウヌ王子)が書いた小説をク・ヘリョンがけちょんけちょんに酷評するという始まり。女性史官として宮中に上がったク・ヘリョンがウヌ王子と再会し、険悪な二人がいつしか心通わせて…という韓流あるある王道ロマンスが展開するという次第。実はイ・リムにもク・ヘリョンにもそれぞれ王宮にまつわる秘せられた重大事件に関わりがあり…という時代劇ならではの陰謀系のハラハラストーリーもあり、そのスリリングな謎解きも二人の恋模様をきゅんきゅんと盛り上げる。
ウヌ王子は恋愛小説を書きながら、実は恋愛経験ゼロという年下男子キャラで、ク・ヘリョン相手に、初々しくぎこちない恋ごころを全開させる姿がめちゃキュート。王子の韓服姿も眩しいくらいによく映えて、現代劇ではともすると浮世離れしそうなその美貌が、時代劇という非現実な世界を舞台にして、なぜだか妙にリアルに迫ってくるから不思議。だから、なんだか余計にドキドキ。顔天才と時代劇って本当に相性抜群なのね! 次なる時代劇作品は、この年代しかできない世子(次の王を約束された王子)役を、ぜひとも期待したい。
「ASTROのTO BE CONTINUED」
つづいて、舞台裏を覗く気分も! 意外に多いアイドル役をサラリとチェック。
ウヌがビジュアルセンターを務めるボーイズグループASTRO。実はそのデビューはステージでもアルバムでもなくWEBドラマだったというのは、ご存じ?(韓国のアイドルデビューとしては初の試みだったよう)。その作品が2015年の夏から配信された「ASTROのTO BE CONTINUED」。デビューを前日に控えたアイドルグループASTROが突然2年前にタイムスリップすることから物語がスタート。
ドラマとしてのキャラ前提ではあるけれど、全員もちろん本人役。果たして彼らは無事にアイドルとしてデビューできるのか、練習生からアイドルへの過程をドラマ仕立てながらリアルタイムに観られる希少なファン必見の作品。ソ・ガンジュン、カン・テオ、イ・ソヨン、チョン・ギョウンなど脇を固める俳優陣も豪華だ。
ちなみにWEBドラマ「感性食堂〜SOUL PLATE〜」(写真)もASTROメンバー全員が出演。1話完結のほのぼのショートドラマなので、こちらもチェックを。
「僕たちの復讐ノート」
ウヌ本人役といえばやっぱりこの作品でしょ! 若手実力派ナンバー1と言われるキム・ヒャンギ演じるちょっと気の弱い高校生グヒが主人公。人に利用されてばかりいるグヒの携帯に、突然「復讐ノート」メール(懲らしめたい相手の名前を入力すると復讐が叶うというシステム)が届いたことから、お話がスタート。それでウヌは、このグヒの兄の親友でグヒの幼馴染という設定。
もちろんアイドルグループASTROのメンバー、ウヌという本人役。グヒには思いを寄せる同級生ジフン(ソロモン)がいるのだけれど、ウヌは実は密かにグヒを想っているという。落ち込むグヒを慰める優しいナデナデ攻撃、グヒにだけ向けられるとっておきの笑顔などなど、マジで羨ましいぞキム・ヒャンギ。グヒにはなれないけれど、観ているだけでとろけさせられること必至だ。
「最高の一発〜時空を超えて〜」
ウヌのテレビドラマ初出演となったのがこれ。「製パン王キム・タック」のユン・シユン扮する人気絶頂のまま姿を消した90年代アイドル、ヒョンジェが現代にタイムスリップしたことから、時空を超えたトライアングルラブとラブロマンスが繰り広げられるというお話。ウヌはそのトライアングルラブに関わるひとり?と思いきや、完全なるちょい役(初出演ですからね)。
とはいえ、その役どころが面白い。現代の人気絶頂トップアイドルMJがそのお役なのだけれど、こいつが、ASTROのウヌくんとは正反対の俺さま系のわがまま全開大スター。出番はそんなに多くないけれど、そのあまりにおキレイなお顔に、出てくるたびに毎回新鮮に驚いてしまう! コミカルさをにじませていい味出しているので、ぜひ、お見逃しなく。ちなみにトライアングルラブに絡むもうひとりの男子は「トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜」「浪漫ドクターキム・サブ」で注目されたキム・ミンジェ。
「トップマネジメント」
2018年の10月からYouTube Premiumで配信開始されたWEBドラマ。落ち目アイドルグループS.O.U.Lの再起を目指して、モンゴルから来た天才ミュージシャン、スヨン(「浪漫ドクターキム・サブ2」のアン・ヒョソプ)、元練習生でアイドルを断念したマネージャーのウンソン(「黄金の私の人生」のソ・ウンス)がメンバーたちと奮闘するサクセスストーリーだ。
ウヌは落ち目アイドルS.O.U.Lの不動のセンター役。顔よし、性格よし、歌よし、踊りよしで、演技ドルとしても活動するヨヌだけれど、「顔だけで演技力なし」というのが周囲の評価(あくまでもドラマのキャラ設定です)。そんな微妙な役柄も、「母さんなぜイケメンに産んだの〜♪」と自ら弾き語っちゃうひょうひょうとした演技と存在感がさすが。S.O.U.L再起の行方とともに、ウンソンを巡るヨヌとスヨンのトライアングルラブも見どころに。ウヌVSヒョソプの対決やいかに。
次からは、ウヌの顔面天才ギャラリーを披露!
2017年
インタビュー写真より。まぶしいほどの無邪気な笑顔。
2017年
「アジア アーティスト アワード(AAA)」にてキャッチ。斜め45度からのクールな横顔はベストショットかも!?
2018年
「ヤフー アジア バズアワード 2018」にて。片側だけ上げた前髪から、真剣なまなざしをのぞかせて。
2019年
SNSのポストより。草原のなかの王子さまのよう♡
2019年
ミニアルバム「BLUE FLAME」のプレスカンファレンスにて。しなやかな指先のしぐさまで完璧!
2020年
SNSへのポストより。歯磨き中もこの美貌♡
2020年
惚れ惚れするほど美しい、ジャケット姿を披露。
次からは、ウヌの出演作やライブを一挙チェック!
「感性食堂~SOUL PLATE~」
韓国では2019年に放映されたドラマで、ASTROのメンバー6人が天使に扮して出演。レストランSOUL PLATEを舞台に、チャ・ウヌとムンビンが三角ロマンスを繰り広げるという展開だ。ウヌのセクシーで優しいシェフ姿は見逃せない!
FODにて独占配信中。