先日、結婚5周年を迎えたキャサリン妃&ウィリアム王子。現在では2人の可愛らしい子どもたちも家族に加わり、幸せいっぱいの様子だ。現代を生きるロイヤル・カップルが、いかにイギリス王室に新風を吹き込んできたか、故ダイアナ妃のスキャンダルを本にしたベストセラー作家で、新著『Game of Crowns: Elizabeth, Camilla, Kate, and the Throne』を上梓したばかりのクリストファー・アンダーセンが教えてくれた。US版エルより。
1. 夫妻はロンドン郊外に住んでいる
キャサリン妃&ウィリアム王子はケンジントン・パレスに住まいを構えているが、実際に家と呼んでいる場所は別のところにある。「彼らが本当に生活を行っているのはアンマー・ホールと呼ばれる邸宅で、ノーフォークの(エリザベス女王がクリスマスを過ごすことで知られる)サンドリンガム・エステートの敷地内にあります」とアンダーセン氏。「そこはロンドンから北の方位にあるかなり離れた土地です。彼らは生活の90%をその場所で過ごしています。というのも、ウィリアム王子の職場に近いからです」。ロンドンから離れたことで、2人は一般人と同じようにスーパーマーケットで買い物することもできるようになった。
2. 仕事にあまり熱心でない
世界中を旅したり公の場に出ることは仕事なの?と思うかもしれないが、いずれにせよ、王室の人々にとっては責務であるそれらのタスクを夫妻はあまり熱心に行っていない。「通常であれば、ウィリアム王子のような立場にあれば、チャールズ皇太子、カミラ夫人、エリザベス女王、フィリップ王子配、アン王女らと同様に年間で最高500ものイベントをこなすでしょう」とアンダーソン氏は説明する。「王室の人々は落成式のリボン・カットや植樹、病院の視察などの公務を数え切れないほど行います。エリザベス女王は、ウィリアム王子、キャサリン妃、ハリー王子の公務の数を足し合わせたより多くの行事をおひとりでこなしています」。
彼らを怠け者、と決めつける前に、それは普通の生活を送りたいという2人にとって意味のある選択だと分かって欲しい。ウィリアム王子が民間企業の救急ヘリのパイロットとして10時間のシフトをこなしている、ということもお忘れなく。
7. 定期的に家族写真をメディアに公開
昔はオンラインでつぶやいたり投稿したりするという選択肢自体がなかったわけだが、とはいえ、このロイヤル・カップルは機会に応じてツイッターとインスタグラムに家族写真を進んでアップしている。(現在、その業務で求人募集も出ているとか!)
実はこれには訳があり、アンダーセン氏は以下のように語る。「ウィリアム王子はメディア嫌いですが、それには明らかな理由があります。彼は母親の死に関して、メディアを多少なりとも咎めているのです。そして、キャサリン妃はロイヤル・ファミリーのなかでも一番の凄腕です。彼女はメディアをどう操ればよいのか分かっています。そして、その手法のひとつが独自に写真をリリースしていく、というものなのです」