セレブのコネをお金を駆使した名門大学裏口入学事件。でも、ハリウッドはセレブによる犯罪が蔓延しまくり！
フェリシティ・ハフマン、ロリ・ローリン（裏口入学）
FBIがカリフォルニアの大学システムで組織的な犯罪が行われたとして、50人程度を逮捕、訴追した“オペレーション・ヴァーシティ・ブルース”。逮捕されたなかにフェリシティ・ハフマン、ロリ・ローリン＆マッシモ・ジアヌリ夫妻がいたので世界中の注目を浴びることに。早々に裁判所に出頭し、罪を認めたフェリシティは懲役刑も覚悟しているそう。一方のロリは無罪を主張したようで、検察側は詐欺罪に加えてマネーロンダリングという罪状も加えている。服役刑が確定する可能性が高く、Netflixは「フラーハウス」シリーズからロリが演じるベッキーを消すという噂も浮上している。しかも長女イザベルも捜査対象となっていて、出頭要請が届いているとか！
R・ケリー（性犯罪）
2月に警察に出頭し、逮捕されたのはR・ケリー。容疑は10件以上にもわたる性犯罪で、未成年女性との性行為を含むというからゾゾ〜っ。といっても彼の場合は1994年に当時15歳だったアリーヤの年齢を偽った書類を偽造して結婚したあたりから、一種の小児性愛志向を指摘されていたので、驚くには値しない？ 逮捕前に放送されたドキュメンタリー「Surviving Kelly」は彼の性犯罪の過去がつまびらかにされ、さらには娘たちが彼の性奴隷となっていると主張する家族の主張が描かれていて、ケリーにとっては逆風。1oo万ドルの保釈金で自由の身になったものの、すぐに彼の子供の母親に育児費を支払わなかった容疑で再逮捕。検察がしっかりと容疑を固めているようで、もう逃げ場がなさそう。
21サベージ（不法滞在）
故郷（と主張していた）アトランタで、移民税関捜査局員に逮捕されたのはラッパーの21サベージ。デビュー以来、生まれも育ちもアトランタと主張していたけれど、移民税関捜査局によると彼は実はシャ・ヤー・ビン・エイブラハム＝ジョセフという名前のイギリス人。2005年にアメリカに一時滞在ビザで入国し、しかもビザ取得の際に過去の犯罪歴を隠していたことも発覚してしまった。もともと彼が一緒にいたヤング・ヌーディーをアトランタ警察が発見した際に車内に装填された拳銃が発見された。そのせいで21サベージの身元照会がなされて、芋づる式に移民税関捜査局に引き渡されたという事情。カーディ・Bなどは「サベージはアトランタで育った」と根拠のない主張をしているけれど、国外退去の線が濃厚。
クリス・ブラウン（レイプ容疑）
恋人だったリアーナに暴力を振るって以来、DV男のレッテルがついてまわるクリス・ブラウン。2017年には暴行罪で有罪となって服役もしている彼はこの1月、パリで身元不詳の女性の訴えを元にフランス警察から逮捕されている。訴えによるとクリスと彼の取り巻き2人に薬物を与えられ、酩酊状態にされた上で同意のない性行為に及ばれたとのこと。逮捕翌日に釈放されたものの、フランスの警察は慎重に捜査を進めている段階で、事件に関してはノーコメント。ただしクリスの弁護士ラファエル・チチーがツイッターで「クリスは訴えた女性を名誉毀損で訴える用意がある」と主張。果たして、どうなる？
ジェシー・スモレット（ヘイト犯罪自作自演）
「Empire 成功の代償」で注目され、ミュージシャンとしての将来も明るかったジェシー・スモレットがシカゴ警察に逮捕されたのは2月。深夜に何者かに襲撃され、首にロープをかけられたことでヘイト犯罪に被害者だったはずが、それ自体が自作自演と判断されてのこと。治安びん乱罪や虚偽通報など16件の容疑で起訴されていたけれど、翌月には検察がすべての起訴を取り下げると発表。とはいえ、事件の全貌は明らかにされていないし、オバマ大統領の元側近でシカゴ市長を務めるローム・エマニュエル氏は「司法の隠蔽」と検察の決定に不服を表明。さらには「無駄な調査を行わせた」としてジェシー自身をシカゴ警察が訴えていて、決着はなかなかつきそうにない気配。
ジョシュ・ヘダーソン（窃盗罪）
「DALLAS/スキャンダル・シティ」などでイケメン俳優と人気のジョシュ・ヘダーソンが逮捕されたのは昨年12月。ある邸宅で7000ドル相当のジュエリー類が盗まれる事件があり、監視カメラの映像で泥棒3人組による犯行と断定。その映像に写っていたのが近所に住むジョシュと友人で、警察が逮捕に踏み切ったのだ。逮捕後、留置されたジョシュは5000ドルの保釈金で釈放され、その後の調査で検察は彼を不起訴にすることを決定。どうやら監視カメラの映像が不鮮明で、警察はジョシュとその友人によく似た男による犯行だったと結論づけた模様。とはいえ、犯人は未だに捕まっておらず、ジョシュの潔白が完全に証明されたとはいえない状況。
