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ハイファッション界の犯罪ストーリーには、妙に魅惑的なところがある。それがハリウッド作品となればなおさらだ。例えば、1997年のジャンニ・ヴェルサーチ殺人事件は『アメリカン・クライム・ストーリー/ヴェルサーチ暗殺』としてシリーズ化され、エドガー・ラミレスがヴェルサーチ役を、ペネロペ・クルスがドナテラ役を演じ、エミー賞を受賞した。
もう一つ、同時代に起こったセンセーショナルな殺人事件が、グッチ家の御曹司マウリツィオ・グッチが前妻パトリツィア・レッジアーニが雇ったヒットマンに殺害された事件で、今年、ハリウッド映画になった。『House Of Gucci』がそれで、サラ・ゲイ・フォーデンによる2000年の同名小説を原作に、リドリー・スコットが監督。
レディー・ガガとアダム・ドライバーが夫婦役を演じる他、グッチ家のメンバー役にアル・パチーノやジャレド・レト、ジェレミー・アイアンズなどが、マウリツィオのガールフレンド、パオラ・フランチ役に『エージェント物語』のカミーユ・コタン、レッジアーニの共犯者の霊能力者ピナ・アウリエンマ役にサルマ・ハエックがキャスティングされている。そこで、同作についてわかっていることをまとめてみた。
Photos: Getty Images Translation: Masayo Fukaya From TOWN&COUNTRY
From: Harper's BAZAAR JP