9.豆乳、おからパウダー、トマトジュースを常備して
サステナブルな食べ方の大きな味方となってくれるのが豆乳、トマトジュース、そして前ページでも取り上げたおからパウダーだ。「大豆製品には肥満予防の効果が研究され、豆乳はコレステロールや中性脂肪を抑える働きも。空腹時や糖質をとりすぎてしまったときにおすすめ。タンパク質と食物繊維が豊富でおなかの中で膨れるおからパウダーは、食べすぎ防止と便秘解消にも役立ちます。トマトジュースはアルコールの代謝を高め、むくみも防止。お酒のあとに飲むとよいでしょう」
10.夕食が遅くなる日は18時までに栄養補給を
「夜に食べる量をなるべく軽くするのが、ダイエット成功の秘訣。でも仕事などの関係で夕食の時間が極端に遅くなると、エネルギーが枯渇し、いざひと口食べはじめた途端に食欲が暴走を始めてしまい、ドカ食いになってしまうというパターンにつながります。それを防ぐためには少しずつ栄養補給をすることが大切。今日は夕食が遅くなる……という日は、18時までに軽く何かおなかに入れるようにしましょう。そして夕食は野菜とたんぱく質を中心のメニューを心がけるのがポイントです」
岸村康代さん
管理栄養士、フードプランナー、ダイエット・アドバイザー。一般社団法人大人のダイエット研究所代表理事。自身のダイエット経験をもとに、これまで2,000人以上のダイエットを指導し、落とした脂肪の合計は10トン以上。商品開発、メディア出演など多方面で活躍中。『おからパウダーダイエット』(セブン&アイ出版) 、『最強のやせ方』(東洋経済)が話題に。www.power-food.jp