母乳神話にNO! ミルク育児を実践したセレブママン14人

女優で実業家のジェシカ・アルバはオナー、ヘイヴン、ヘイズの3人の子どもがいるが、いずれの場合も最初は母乳で育てていたが、途中からミルクに切り替えている。ジェシカは2013年の自著『The Honest Life: Living Naturally and True to You（原題）』で以下のように綴っている。「母乳育児を可能な限り続けましたが、自分の望み通りの期間までは無理でした。仕事に戻る必要があり、母乳育児を続けていくことは困難でした。ですが、私は自分の娘達に最善を尽くしたことを誇りに持って言えますし、同じ問題について、他の母親達も彼女たちの最善を尽くしたことに誇りに思っています」

現在第3子を妊娠中のモデルのココ・ロシャは2015年、自身のインスタグラムを更新して、長女イオニーの子育てでミルク育児を選んだことに対するフォロワーからのネガティブな意見に以下のように反論した。

「他の人には関係ないことよ。私はイオニーを5カ月間、母乳で育てて嬉しかった。でも母乳が出なくなってしまったの。これはどんな母親にもさまざまな時期に起きることよ。ミルク育児にして数週間になるけど、全く問題はないように見えるわ。（中略）これは民主主義とは違うわ。誰もが意見を言えることじゃないの」

「3カ月の間、彼は私にとってまさしくバンパイアみたいなものだった」と、自身の授乳体験について語ったのはモデルで女優のモリー・シムス。

2012年に誕生した彼女の長男ブルックスは、乳歯（先天性歯）が生えた珍しい状態で生まれてきたため、授乳は非常に苦痛を伴うものであり、すぐにミルク育児に切り替えたという。アンダーソン・クーパーの番組に出演したモリーは、「それはありえないことだった。ということで、私は母乳育児はしてないし、それについて誇りに思ってるわ」と語っている。

つい先日、第2子が誕生していたことが明らかになったジェシカ・ビールだが、長男サイラスのときは母乳がなかなか出ず、ミルク育児を選択したことを公表している。

「Yahoo! Lifestyle」でジェシカは以下のように語っている。「母乳育児で十分な量の質の高い母乳を得ることは私にはとても大変でした。理由は何であれ、それは私にとって困難だったのです」

ジェニファー・ロペスは双子のエミ＆マックスが生まれた初日からミルク育児をすることを決めていたという。

2008年の『ピープル』誌でジェイローは以下のように語っている。「私の母は母乳育児をしなかったの。そして、私は自分もそれがいいと思った。子どもにとって何がベストか学んで理解するのよ」

ブルック・シールズの場合、ミルク育児を選択したのは産後うつが原因の一つにあるという。

2005年に「Bright Beginnings」の粉ミルクのスポークスパーソンとして契約を結んでいるが、彼女はそのプレスリリースのなかで、粉ミルクが産後うつとの戦いのなかで助けになった、と語っている。

カントリー歌手で女優のジャナ・クレイマーは今年1月の自身のポッドキャスト番組「Whine Down with Jana Kramer」の配信で、2人目の息子をミルクで育てることにした経緯を語った。

彼女は今年4歳になった1人目の娘のときに母乳育児を行っているが、実際は「母乳育児はしたくなかった」と告白。「私は全く望まなかったの。私は自分のベビーとそういったつながりを持ちたいと思わなかった。自分の乳首に触れられるのは好きじゃないの。それを誰かに吸われるなんて嫌」

さらにジャナは、母乳育児が最良であると考える母親もいるが、自分が決めたことやその理由を他の親に説明する必要はないと語っている。

2014年に息子タイタンを出産したケリー・ローランドは当時母乳育児からミルク育児に切り替えた経緯について2017年に『Parent』誌で明らかにした。

「母乳育児で心は決まっていたのだけど、十分な母乳が出なかったの。自分を責めてしまって、それが精神的に母乳の供給量を制限していたと思う」

リアリティスターのキムは妹クロエのFYI局放送のトーク番組「カクテル・ウィズ・クロエ」に出演した際に、長女ノースの嫉妬が原因で、第2子セイントの母乳育児を早く切り上げて、ミルクにチェンジしたことを明らかにしている。

「ノースは泣きわめいて、セイントを私から引き離そうとしたの。それから、授乳中、すごく嫉妬して、自分のミルクパックを持ってきて、もう片方の私の胸の中に入れて、ストローをそこから出して自分で飲もうとしたの」

カーダシアン家の三女クロエは2018年に娘トゥルーを出産。最初の数週間は母乳育児に挑戦していたが、「私の体では難しい」と判断して、ミルク育児に切り替えたという。

ツイッターのフォロワーから仕事中は搾乳をしているのか、という質問に「母乳育児をやめたの」と返信したクロエ。「気持ち的にはやめるのはすごく辛いことだったけど、私の体には難しかったの。悲しいけど」

さらに、今年出演した姉コートニーのYouTube番組の対談では、粉ミルクにチェンジして母乳育児の重圧から解放されたときのことを回想。「（母乳育児は）すごく辛くて、まるで拷問だった。トゥルーに十分な食べ物を与えられていないと感じてた。彼女はいつもお腹を空かせてた。自分の肩の重荷を下ろしたとき、初めて娘のことを喜べるようになったわ」と正直な心情を吐露した。

お騒がせ一家の末娘で億万長者のカイリー・ジェンナーは2018年に20歳で娘ストーミを出産。産後数ヶ月で飲酒している写真を投稿したときには、一部のファンから批判の声が上がっていたが、実は“完ミ”だったことが判明。上述のYouTube対談動画でクロエが明らかにした。

「カイリーが母乳育児を最初からしなかったことは知ってたわ。彼女は最初からそう決めていたの」

2017年に、YouTubeの番組で母乳育児の大変さを涙ながらに語ったホイットニー・ポートは翌年、粉ミルク・ベビーフードのブランド「Gerber」とのタイアップのブログ投稿のなかで、ミルク育児に希望を見出した経緯を詳細に語っている。

「理由があって私は半年は母乳育児をしたいと思ってたの。でも、5カ月目になって、もう本当にこれ以上無理ってなった。自分をあまりに犠牲にしてしまっていたわ。夫の勧めもあり、私はついに自分を苦しめるのを止めて、母乳育児と同じくらい素晴らしい方法でソニーに栄養を与える別の方法を見出したの」

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