アフリカ系アメリカ人俳優として初めて、『ピープル』誌の“世界でもっともセクシーな男”に選出されたジョーダンは、悪役キルモンガーを演じた『ブラックパンサー』(’18)撮影後に精神分析医にかかる必要があったそう。役作りのために共演者やスタッフとは関わらず、現場では常にひとりでいるようにしていたジョーダンが、キルモンガーが体現する非白人たちの怒りや悲しみをうちに溜め込み続けた結果……。家族や友人、恋人との距離の取り方がわからなくなり、人間関係拒否モードに突入していたことを自覚。さすがにまずいと思って自らセラピーを受けることを決意し、かなりの数のセッションを経てようやく撮影前のメンタルを取り戻せたとのこと。メンタルに影響を及ぼすくらいに真剣に役作りをしていたわけで、次はオスカーかな?
マイケル・B・ジョーダン(Michael B. Jordan)