紆余曲折あったケイトが歩んだ道。
モデル史上、多くの伝説を作ってきたケイト・モス。彼女の25年間のビューティ遍歴を、改めてプレイバック。仏版「エル」より。
14歳で空港でエージェントの目に止まり、15歳でランウェイデビューしたケイト。真っ赤なベレー帽からのぞかせたカールヘアは大人びたムードいっぱい。
「カルバン クライン」の“オブセッション”をはじめ、多くのキャンペーンビジュアルにも抜擢されていたこの頃のケイト。 こちらのビジュアルでは、カーラ&スプレーを駆使したであろう、ハイシニヨンカールを披露!
300回以上雑誌の表紙を飾ったといわれるケイト。ピュアな肌と輝くようなストレートヘアは、アーティストやデザイナーの創作意欲をかき立てたはず。
ベビードールのようなボリュームヘアは、ケイトの持つフェミニニティが存分に発揮されるスタイル。 タイムレスなブラックリボンカチュームもエレガント。
ケイトが多くのデザイナーから愛された理由のひとつが、妖艶でジェンダーレスな魅力を持っていたこと。 オフランウェイでの彼女は、常にミニマルなメイクアップとヘアスタイルを好んでいた。
波打つようなロングヘアのアクセントをつけるべく、バングスに強めのワンカールをプラス。リラックスしたオーバーワンピースとも相性抜群。
ランウェイからそのまま飛び降りたかのような、ワイルドなウェットヘアで登場したこの日のケイト。モードなブリットガールとして、トレンドそのものを牽引していたのもこの頃。
ブレイドヘアをすっきりとまとめ、赤リップをまとったルックはうっとりするほど美しい。セパレートしたまつ毛にも繊細さを感じる。
27歳となったケイト。バングスを流したショートヘアで小顔効果もアップ。
パワフルな囲みアイライナーの位置からたっぷりと巻いたカールヘアがゴージャスなケイト。スキントーンに限りなく近い、ピーチリップのバランス感はさすがの一言。
2005年に薬物スキャンダルが発覚し、多くのキャンペーンを降板することとなったケイト。輝くようなストレートヘアで登場したこの日は、かつてのケイトを彷彿とさせるようなピュアな印象に。
厚みのあるフリンジバングスで、ケイトの美しい骨格がより強調。母親にもなり、少し落ち着いてきた!?
37歳になったこの年、ジェイミー・ヒンスと結婚式を挙げる。フェミニンなダウンカールで幸せムード満点。
顔まわりを毛束が残したシャグヘアは、ケイトらしいスタイリッシュなムードに。輪郭を象ったレッドリップで、誰しもがケイトの復活を確信したはず。
ハンサムな立ち上げバングスは、マスキュリンなスーツスタイルとマッチ。
16歳でモデルデビューした娘、ライラ・グレースと共に「ロンシャン」のコレクションに出席。ケイトらしいくびれのあるカールヘアで、マチュアな雰囲気に。 モデルとして、そして母として今後どんなルックを披露するのか、まだまだ進化を続けるケイトから目が離せない! Translation & Text : Nathalie Lima Konishi
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