期待のダークホースは? 2020年に知っておくべき注目アイコン10
今年、さらなる活躍が期待される才能あふれる期待の新星とは? ハリウッドからファッション業界まで、名前を覚えておきたい10人を厳選。
ドラマ初出演にして“it”ガールの仲間入りを果たしたシンデレラガールから、新ボンドガールを演じる期待の女優、そしてファッション業界からも引っ張りだこのトランスジェンダー俳優、彗星のごとく現れた日本人モデルまで! 知っておきたい10人のスターを厳選。
アレクサ・デミー(Alexa Demie)
キャリア初のドラマ出演で一躍スターダムへ!
ドレイクがプロデューサーを、ゼンデイヤが主演を務めたドラマ「ユーフォリア」にて、ゼンデイヤの親友役を演じ、一躍スターの仲間入りを果たしたのがアレクサ・デミー。
これまでミュージシャンとしても活動するかたわら、女優活動を細々と続けてきたものの、メインキャストで挑むメジャー作品はこのドラマが初めて! キャリア初の出演にして大ヒットを飛ばし、放送直後から“it”ガールに名を連ねたまさにシンデレラガール。
ラテン系の血を引く彼女らしく、レッドカーペットやアワードでは、ドレスアップも個性派、ヘアメイクも濃いめ、なスタイルが多め。(ちなみにドレスは透け透けヌーディがお好きのよう)
プライベートでは無類のファッション好きで、自身の名を冠したサングラスブランドも経営するビジネスウーマンな側面も。ファッション業界からも注目を浴びる新アイコンは、覚えておいて損はなし。
フローレンス・ピュー(Florence Pugh)
次なるブリティッシュアイコン! オスカー獲得なるか!?
2020年2月に開催される第92回アカデミー賞では、映画『ストーリー・オブ・マイ・ライフ 私の若草物語』で助演女優賞にノミネートされたことでも注目を集めるフローレンス。
活躍の勢いは止まらず、今年は出演作の公開ラッシュ! 2月公開の『ミッドサマー』では主人公を、3月にはオスカーにもノミネートされた『ストーリー・オブ・マイ・ライフ 私の若草物語』が公開。続いて5月に公開される『ブラック・ウィドウ』では、主演のスカーレット・ヨハンソンの妹を演じる。
レッドカーペットでのドレスアップも常にお見事! 先日開催された放送映画批評家協会賞のレッドカーペットでは、全方位煌めく「プラダ」のドレスをチョイス。シークインやビジューなど、ギラギラ輝くドレスはヤングセレブを中心としたドレストレンドのひとつ。果敢に挑戦する姿勢に拍手。
ハンター・シェーファー(Hunter Schafer)
ファッション界からもラブコール。注目トランスジェンダーアイコン
前出のアレクサ・デミーが出演するドラマ「ユーフォリア」にて、さらに注目を浴びるキャストがもうひとり。トランスジェンダー俳優、そしてモデルとしても活躍するハンター・シェーファー、21歳。
「ミュウミュウ」や「マーク ジェイコブス」などのランウェイに登場し、今季は「ケンゾー」のキャンペーンビジュアルを飾るなど、モデルとしても大活躍中。自己のアイデンティティを愛し、唯一無二な存在感を放つハンターは、時代を象徴する新アイコン。
ケイトリン・ディーヴァー(Kaitlyn Dever)
勝手に任命! ポスト エル・ファニングな新星フェアリー系女優
2019年、Netflixで配信されたドラマ「アンビリーバブル たった1つの真実」に出演し、時代を象徴するストーリーもさることながら、一躍スポットライトを浴びた女優がいる。
惜しくも受賞は逃したものの、ゴールデン・グローブ賞のテレビドラマ部門の女優賞 にノミネートされ、ミシェル・ウィリアムズやヘレン・ミレンとトロフィーを争ったのが、このケイトリン・ディーヴァー、23歳。
オリヴィア・ワイルドが監督を務めた映画『Booksmart(原題)』 や、前出のドラマ「アンビリーバブル たった1つの真実」で、2019年はさまざまなレッドカーペットに出席していたケイトリン。
そのドレスアップを見ていると、キルスティン・ダンストやダコタ&エル・ファニング姉妹に見られるような、いわゆる“フェアリー系スタイル”で出てくることが大多数。子役からキャリアを積み、実力で羽ばたいていったダコタ&エル・ファニングのように、きっとこれからのアワードシーズンも、キュートな魅力を振りまいてくれるに違いない!
ハリー・ベイリー(Halle Bailey) 、クロイ・ベイリー(Chloe Bailey)
女優街道へ邁進! 個性派ツインズはさらに飛躍
実写版映画『リトル・マーメイド』のヒロイン、アリエル役に大抜擢されたことが世界中でニュースになったハリー・ベイリー(右)。
ファッション業界ではおなじみのクロイ&ハリーツインズのひとりだけど、もともとは姉妹デュオとしてYoutubeで活動しており、デビューアルバム『The Kids Are Alright』がグラミー賞にもノミネートされた実力派。
ファッション・ウィークのフロントロウやさまざまなパーティ、イベントでも引っ張りだこなおしゃれツインズは、今年もあらゆるジャンルにチャレンジしていきそうな予感。やっぱり時代の主役は、ツインフルエンサー!?
アナ・デ・アルマス(Ana de Armas)
次なるボンドガール! 大作抜擢で確固たるスター女優に君臨
昨年だけで『イエスタデイ』、『THE INFORMER/三秒間の死角』、『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』と3つの大作に出演した、キューバ、スペイン出身の女優、アナ・デ・アルマス。
さらに今年は、ダニエル・クレイグがボンド役を演じる最終作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の新ボンドガールに抜擢されたことで、スター女優への道筋は確固たるものに!
一度見たら忘れない凛とした顔立ちと、優美なドレスからマスキュリンなタキシードまでを難なく着こなすファッションセンスは要注目。
当初は英語もまったく話せなかった状態でハリウッドに飛び込んだという努力派な彼女。これからの活躍に期待大!
エマ・マッキー(Emma Mackey)
「この子誰!?」 SNSでバズりまくった噂の彼女
現在、シーズン2が配信され、世界中で人気爆発中のNetflixオリジナルドラマ「セックス・エデュケーション」。このドラマでヒロインを演じているのが、フランス出身の女優、エマ・マッキー。
そして、なんと言っても女優マーゴット・ロビーに激似していることから、放送直後から「この子誰?」「え?マーゴット・ロビーかと思ったら違う子だった!」「OMG! マーゴット・ロビーじゃないの!?」と、SNSで沸騰したことで一躍話題に。(ちなみに、ドラマで動いてるシーンを見るとさらにそっくり)
現在24歳で、「セックス・エデュケーション」で大ブレイクを果たした彼女は、これまでほとんど目立った出演作はないが、今年はアガサ・クリスティの代表作「ナイルに死す」の映画『Death on the Nile(原題)』にて、アーミー・ハマーやガル・ガドットらとの共演が決定。ドラマの大ヒットを起爆に、今後はさまざまな作品で見られる予感!
シャーロット・ローレンス(Charlotte Lawrence)
ブレイク確実! カイア・ガーバーの親友に接近
アップカミングなシンガーにして、カイア・ガーバーの親友。今もっとも注目を浴びている新ファッションアイコンが、ブルーヘアがアイコニックのシャーロット・ローレンス。
すでにインスタグラムのフォロワーはスター級だが、今年は初のオリジナルアルバムをリリースすることも決定。
インパクト抜群のブルーヘアにする前は、フェミニンなピンクヘアがシグネチャーだった彼女。すでにファッション・ウィークでも常連になるほど、エッジの効いたファッションも魅力のひとつ。
ファッションと音楽、異なるジャンルでアプローチをかける、2020年改めて注目したいアイコンのひとり。
パク・ソダム(Park Sodam)
『パラサイト』が大ヒット! 韓国映画界の期待の新星
先日開催されたゴールデングローブ賞では、アジア系女優で初めて、オークワフィナが主演女優賞(映画の部コメディ/ミュージカル部門)に輝いたことも記憶に新しいが、次なるアジア系スター女優のひとりは、日本でも大ヒット中の映画『パラサイト』に出演しているパク・ソダム。
ゴールデン・グローブ賞の外国語作品賞、そして全米映画俳優組合賞での最高賞も『パラサイト』が獲得したことでさらに注目を浴び、韓国映画界の期待の新星と呼ばれる彼女。世界で活躍するアジア系女優のひとりとして、さらなる飛躍に期待大。
美佳(Mika)
デビュー2カ月でパリコレへ! 今最注目の日本人モデル
モード界に彗星のごとく現れた注目日本人モデル、美佳。2019年9月に開催された2020春夏パリコレクションにて、デビュー2か月という早さで「シャネル」「ルイ・ヴィトン」「サンローラン」など、名だたるメゾンのランウェイを闊歩したことで注目を浴びた。
フランス人の父、日本人の母をもち、しなやかな美しさとオリエンタルな雰囲気が魅力の美佳。2月より始まる2020秋冬コレクションのファッション・ウィークでも、さまざまなブランドのランウェイで姿を見せてくれるはず。
『エル・ジャポン』1月号別冊付録、「エル・ジュエリー」で魅せたジュエリーストーリーもあわせてチェックして。