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『それでも僕らは走り続ける』でイム・シワン沼にハマった人が観るべき出演ドラマ&映画BEST5

Netflixの視聴ランキングにまだまだ『愛の不時着』や『梨泰院クラス』が鎮座するなか、新作韓国ドラマで堂々のBEST10入り! 

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Netflixオリジナルシリーズ『それでも僕らは走り続ける』独占配信中

「推しのイケメン♡ハマる韓ドラ」記事一覧はこちら

最終話が配信されたばかりの話題作『それでも僕らは走り続ける』

それでも僕らは走り続ける
Netflixオリジナルシリーズ『それでも僕らは走り続ける』独占配信中

2010年にアイドルグループ「ZE:A」のメンバーとしてデビュー、色白美肌とポロンとしたピンクの唇がめちゃめちゃ可愛いイム・シワン。実はデビュー当時取材しているんですが、ひとつ石投げるたびに「わああああああ!」って大騒ぎになる10代男子たちの中で、「この子は!」と目を奪われたのがこのイム・シワン(と、パク・ヒョンシク!)。久々にその変わらぬ可愛さを堪能させてくれたのが、Netflixで全話配信完了した『それでも僕らは走り続ける』。ある事情から引退するハメになった陸上短距離の国家代表キ・ソンギョムの恋と人生を描く物語である。

それでも僕らは
Netflixオリジナルシリーズ『それでも僕らは走り続ける』独占配信中

次期大統領と目される政治家を父に、人気女優を母に、世界ランキング1位のプロゴルファーを姉に持ち、常に「***の息子」「***の弟」と呼ばれてきたソンギョム。そんな彼が、恵まれない境遇に生まれながら自分の人生を生きる映画翻訳家オ・ミジュ(シン・セギョン)と出会うことで、自分が主人公の人生を生き始めるーーんだけども、このドラマのなにが魅力って、ドラマ全体に漂う空気がメローで癒やし系なこと。

今のイム・シワンにぴったりな癒し系キャラ

それでも僕らは走り続ける
Netflixオリジナルシリーズ『それでも僕らは走り続ける』独占配信中

ここ数年、韓国イケメンの兵役前後の既定路線「男だぜ!」な感じの作品ばっかりだったイム・シワン。それも決して悪くないけど、それは色白ポロン唇のアナタでなく、腐るほどいるワイルド系の大男に任せといてもいいんじゃないかしらと思っていた私にとって、ソンギョムは「ずっとお待ち申し上げておりました!」なキャラクター。

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それでも僕らは走り続ける
Netflixオリジナルシリーズ『それでも僕らは走り続ける』独占配信中

正直で真っ直ぐで、大事なことは見えているけど結構ボケキャラで、人間と分かりあえないことを悲観せず、穏やかな孤独の中に生きていて、でもその強さは時に他人に嫉妬され……てな感じの、常に穏やかだけどちょっと寂しげな、可愛い不器用ちゃん。表情をあまり変えないのも美少年ゆえ逆にいいし、突然の笑顔も極上だし、陸上選手として走る場面の「脱いだらスゴイ」のギャップはドキドキだし、恋が特に盛り上がる10話以降のちょっと甘えた囁きボイスも思わずトロンとしちゃう色っぽさ!!!!(ハァハァ…息継ぎ忘れ)

それでも僕らは走り続ける
Netflixオリジナルシリーズ『それでも僕らは走り続ける』独占配信中

更にこのドラマの魅力は、スヨン(元少女時代『元カレは天才詐欺師~38師機動隊』)とカン・テオ(Supri5e『ノクドゥ伝』)が演じるもうひとつのラブライン。どちらかというと穏やかでメローなメインの二人に比べ、こちらは「変人の女王様&陽気な下僕」的な王道のラブコメ路線で物語にいいアクセントをつけてくれます。カン・テオはファンを増やすこと必至!

今の韓国ドラマらしさがつまった観るべき一本

それでも僕らは走り続ける
Netflixオリジナルシリーズ『それでも僕らは走り続ける』独占配信中

パワハラ騒動から始まり同性愛のアウティング(他者の同性愛を勝手にバラすこと)など現代的ワードが盛り沢山なのもさすがの韓国ドラマですが、よくよく見ると登場人物の多くが親の世代が押し付ける「男らしさ」「女らしさ」から解放されてゆくラストもじわーっと感動。こんな時こそ見たい癒やし系ドラマ、ぜひ堪能してほしい!

>>次の頁より、主演イム・シワンが全く別の魅力をみせまくりなドラマ&映画BEST5をご紹介!

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1.ミセン~未生~(2017)

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演技派として知られたシワンを、さらなる大スターにした主演作。高校を中退して囲碁のプロを目指しながら不遇ゆえに夢破れたシワンが、やっと掴んだコネクションで商社のインターンに。他者とのコミュニケーションが下手な上に、囲碁以外の世界を知らず(コピー機の使い方すら!)、でも持ち前の一生懸命さとひたむきさ、囲碁で培った冷静さや記憶力、いざという時の勝負勘で、会社の中にささやかな自分の場所を作ってゆくまでを描く感動作。

ミセン
U-NEXTで配信中。 ©CJ E&M Corporation, all rights reserved

息子のためだけに生きる母親との貧しい生活とか、周囲の高学歴エリートからめちゃめちゃバカにされいじめられるところとか、ゆっくりじっくり考える不器用さとか、常に崖っぷちに立ちながらそれでも淡々と前を向き続ける姿とか、いじらしくていじらしくてうるうるしっぱなし。『Run on それでも僕らは走り続ける』にも通じるシワンの必勝パターンが完成した作品。

ミセン
U-NEXTで配信中。 ©CJ E&M Corporation, all rights reserved

シワンのみならず会社の様々な人間模様ーー特に男社会でどうにか生きる女性たちの姿は印象的ーーと心の機微を汲み取り大ヒットした作品は、それまでの韓国ドラマではあまり見なかった「地味目のお仕事ドラマ」というジャンルを確立。カン・ソラ(『ピョンヒョクの恋』)、カン・ハヌル(『椿の花咲く頃』)、ピョン・ヨハン(『六龍が飛ぶ』)など今やみな主役級の俳優に。そしてシワン以上に大ブレイクしたのが、もはや映画にドラマに作品が途切れないイ・ソンミン(『記憶』)。彼が演じる直属の上司オ課長は、口は悪いが人間味とサラリーマンの哀愁に溢れ、コロナ禍の今見た日には涙の海で溺れるハメに。

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2.戦場のメロディ(2016)

戦場のメロディ
U-NEXTで配信中。©2016 NEXT ENTERTAINMENT WORLD. All Right Reserved.

戦争で何もかも失い釜山の捕虜収容所に戻った少尉イム・シワンは、戦災孤児たちの心の傷を癒そうと合唱団を結成することに。朝鮮戦争中に実在した子どもたちの合唱団の実話を映画化。

戦場のメロディ
U-NEXTで配信中。©2016 NEXT ENTERTAINMENT WORLD. All Right Reserved.

シワン演じる少尉は時に「またマジメかよ!」と突っ込まれたりもする超堅物。映画では戦争によって子どもたちに起こりうるあらゆる「ひどいこと」が、直接的にではないにしろほのめかされ、描かれており、そのすべてから守るのがシワンオッパの存在。歌の指導をされる年長の女の子たちが、イケメンぶりにキャッキャする場面とか、「この年令でこんな近くにこんな素敵なオッパがいたら、そりゃこうなるよね」というすごいわかりみが(堅物好き)。過去に幼い妹を亡くしているシワンが、その悪夢にうなされて目覚めた夜、子どもたち(女子のみ)が群れなしてさる団子状態で抱きしめる場面とか、ぐっときます。

戦場のメロディ
U-NEXTで配信中。©2016 NEXT ENTERTAINMENT WORLD. All Right Reserved.

合唱の場面も感動的で、特に互いの親の対立で孤児になり、ケンカばっかりしている二人の少年に、同時に異なる歌を歌わせて「異なる人間も調和して生きられる」と教える場面とか、めちゃめちゃ胸アツ。「自分で弾けるようになるまで猛練習した」というピアノの場面も必見。

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戦場のメロディ
U-NEXTで配信中。©2016 NEXT ENTERTAINMENT WORLD. All Right Reserved.

合唱団をともに運営するコ・アソン(『グエムル 漢江の怪物』)を筆頭に、合唱団の子どもたちの中には、『感染半島 ファイナル・ステージ』の天才ドライバー少女イ・レや、『愛の不時着』F4の末っ子タン・ジュンサンなどの姿も。天才子役だらけの韓国エンタメ界がきちっと作った子どもたちが主役の映画に、泣かされないわけがない!という名作になっとります!

3.王は愛する(2017)

王は愛する
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シワンが挑戦した『太陽を抱く月』以来の時代劇。高麗時代を舞台に、父に疎まれた孤独な皇子シワンと、幼い頃から彼に寄り添い続ける護衛武官ホン・ジョンヒョン、高麗一の豪商の娘ユナ(少女時代)の恋と友情を描くラブストーリー。シワンは、高麗王とモンゴルの王女の結婚で生まれた王子で、3人の関係は、宮廷内の「高麗勢力」と「モンゴル勢力」の権力闘争に巻き込まれ翻弄されまくり。一方のユナは、幼い頃に何者かに命を狙われ、難を逃れるために侍女となりかわり生きている少女。その場を目撃した二人と、おとなになってから再会し、運命の恋に……なんだけども!

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ユナとジョンヒョンの仲を疑う母親に、シワンが「サン(ユナ)は私の愛する女人です!それをリン(ジョンヒョン)が好きになるはずがない!」とかいって、その後にことさらホットな感じで「私のリンが!」とか言うにいたり、シワンが愛しているのは、どう考えてもユナよりジョンヒョンだってことが判明。シワンのどっちも好きなんだよ!という「王の愛」により、三角関係は想像してた展開とは違う斬新なラストへ。

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王は愛する
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王子ゆえか、「欲しいものは欲しい」とストレートに言い、行動的で意志的で、強引でちょいヤンチャという、シワンには珍しいキャラクターを堪能できる作品。穏やかで口数少ないストイックなホン・ジョンヒョンと対照も◎。李朝朝鮮時代を舞台にした『太陽を抱く月』のひっつめ頭でしたが、それ以前の時代、高麗が舞台にこちらは、頭頂部に作ったお団子に冠つけた中国ちっくなロングヘア姿も必見!

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4.名もなき野良犬の輪舞(2017)

the merciless, aka bulhandang, yim si wan, 2017 ©cj entertainmentcourtesy everett collection
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服役中の犯罪組織の大物ソル・ギョングは、刑務所内のある事件をきっかけにチンピラのイム・シワンに出会って意気投合。出所後、ギョングを組織のトップにするために、二人は動き始めるんだけども、そこから次々と驚きの事実が明かされ、この人があの人を騙し、あの人がこの人をハメて、事態が二転三転する先の読めないクライム・サスペンス。

え?除隊後じゃなくて兵役前?と思うようなバッキバキに鍛えた身体のシワンにはちょっとびっくり。冒頭の刑務所の大乱闘で自分の倍くらいの男を倒す場面、そのめっちゃ汚いやり口によって「この人は、すっごい悪いチンピラですよー」と宣言されてから、ド派手金髪女子とのキスシーンとか、ワルのお色気漂わすスーツ姿とか、睨みきかせて悪態つく場面とか、見たことないシワン山盛り。

the merciless, aka bulhandang, yim si wan, sul kyoung gu, 2017 ©cj entertainmentcourtesy everett collection
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なんだけど、ラストに向けてのギョング兄貴との関係を見ると、『未生 ミセン』のイ・ソンミンとシワンのような感じにも見えて、なぜこの役がシワンなのかわかるような気もする。つまりですね、映画は最終的にはギョング&シワンのラブストーリーで、年上の兄貴がシワンを放って置けない、どうにも愛してしまう展開に、シワンの可愛さがものすごい説得力になっていると思うの、個人的に。ネタバレするんでいろいろ言えませんが、まあ見てみて下さい。

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ちなみに『それでも僕らは走り続ける』の終盤は、ヒロインが字幕翻訳を手掛ける作品「キャンディ」が劇中劇として展開するお楽しみがありますね。EP15の劇中劇でカン・テオがシワンに言う「人を信じるな、状況を信じろ」はこの映画のセリフから。まさにそのセリフ通りの作品です。

5.太陽を抱く月(2012)

これはyouTubeの内容です。詳細はそちらでご確認いただけます。
해를 품은 달 - Moon embracing the Sun, 2회 EP02, #05
해를 품은 달 - Moon embracing the Sun, 2회 EP02, #05 thumnail
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キム・スヒョン主演で大ヒットした時代劇ラブストーリー。結婚する予定だったが死に別れた幼い頃の初恋相手が忘れられないまま王になったスヒョンは、ある時ひょんなことから出会った巫女ハン・ガインを「人間札」としてそばに置くように。実はこの人、ある陰謀により亡き者にされる寸前に救い出され、匿われていた初恋の相手だったーーという運命の初恋の行方を描く。

その初恋相手の兄の子供時代を演じたのが、当時24歳とは全然思えない、凛々しくもあどけなささえ残るイム・シワン。その眉目秀麗ぶりに熱を上げた幼い王の妹チン・ジヒ(『サム、マイウェイ』)に、猛アタックされて「いや、あの、えっと、僕は」と困りまくる顔とか、ふと見せる笑顔とか、いちいち麗しい。カラフルな韓服も色白お肌に映えまくりで、半端ないキラキラ感。妹役キム・ユジョン(『雲が描いた月明かり』)ちゃんと並ぶと、役なのにマジで似ている美形兄妹ぶり。

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