1980年代のトレンドは2017年とそっくり!?
常に変化し続ける美容トレンドは、時代のなかに埋もれてしまったものもあれば、アップデートされ続けて今も愛されているものも。そこでUK版「エル」より、1981年から1999年のビューティトレンドをプレイバック!
ブルックス・シールズが太眉のルックを披露したとき、タイム誌はこれを80年代のトレンドとして決定づけた。 ブルックスのアイブロウは60〜70年代の細眉とは対照的なフォルム。太くしっかりコーミングされた眉は、この時代を生きる女性の憧れの的となった。
ベースはショートヘアでありながら襟足部分のみを長く伸ばした“マレット”は、 キャップと合わせるスタイルが主流でファッショナブルさとはかけ離れていた。 しかし歌手のオリビア・ニュートン=ジョンやジョン・ステイモスなどのセレブがこのヘアを取り入れたことで、シックなものへと昇格。フェザーのような軽さを持たせるのがポイントに。
80年代の明るいアイシャドウと共に、ブライトなチークはこの時代のトレンドの代表格だった。 ジャネット・ジャクソンのように鮮やかなファッションと合わせるのを好む女性が急上昇。そう、この時代は大きいこと、そして明るいことが何よりも好まれていたのだ。
鮮やかなアイシャドウがたくさんあるのに挑戦しないのはもったいない! と、この時代の女性はきっと思っていたはず。 シンディ・ローパーは大胆な色、つまりレッドやブルー、グリーン、オレンジなどのカラーを組み合わせていた。もちろん、この年のトレンドメイクアップとして君臨。
70年代が大ぶりな前髪の時代だとしたら80年代はビックヘアが象徴的。ヘアースプレーに逆毛にと、あるゆるテクニックを駆使して髪を強調してきた。 見ての通り、マドンナはワイルドでクレイジーなポニーテールの女王だった。
ヌーディなリップカラーは、80年代後半になると注目されるように。少しだけツヤのあるカラーをのせることで女性の表情を輝かせていた。 また、この年は「クリニーク」のリップスティック“ブラックハニー”が誕生し、大ヒット。このブームは2010年頃に見られた“My Lips But Better”、つまり素の唇の状態でありながら血色を少しプラスするといったトレンドにも通ずる。
ブルーのアイライナーが大好きだったダイアナ妃。そのスタイルは全ての世代の女性をうっとりさせた。 けれども、彼女のメイクアップアーティストは、瞳と同系の色を合わせるこのルックをひどく嫌っていたのだとか。けれども、ダイアナ妃を止めることは誰にもできなかった。なぜかといえば、アイライナーを引いた彼女は極めてゴージャスだったからだ。
モデルのリンダ・エヴァンジェリスタは、写真集の撮影に臨むときにピクシーカットにシフト。自身のキャリアを前進させるのみならず、その時代に愛されるルックを作り上げた。 艶やかでタイトなピクシーはどの角度からみてもアイコニックだった。
近年流行ったエフォートレスメイクが流行するその前から、ケイト・モスやリブ・タイラーはそれを実践していた。当時の人にとってはノーメイクで外出することは極めて大胆で考えられないことだったのだそう。
この年は様々なリップライナーが台頭。ライト、ダーク、マットなテクスチャーなど、ラインナップに豊富。 ルールはとてもシンプルでくっきりと際立たせるように描くのがポイント。リップの色と同系のトーンにしないことがスタイリッシュだったそう。
「M・A・C」リップスティック“Spice”は、その時代の女性が憧れたコッパーカラー。ドリュー・バリモアをはじめとするセレブたちもこぞってこの色を取り入れた。 このマドンナのルックのようにミニマルメイクに合わせるもよし、ヘビーなアイメイクにもマッチ。いずれにせよ、90年代初頭の最新メイクアップだった。
ドラマ「アンジェラ15歳の日々」の流行と共に人気が高まっていたグラウンジルック。それに伴いあらゆるカラーの髪、例えばレッドやブルー、オレンジー、グリーン、ピンクなどが登場した。 クレア・デインズやカート・コバーン、ガービッジのシャーリー・マンソンなどがこのルックのリーダー的存在に。
懐かしの“レイチェルヘア”がついに登場! ハイライトにランダムレイヤー、そしてカールを組み合わせたこの髪型は、ジェニファー・アニストンをスターダムに押し上げ、90年代のシンボルとなった。 女性たちは彼女の写真をスタイリストに見せ、同じようにカットしてもらうようオーダー。でも、ジェニファー自身はこのヘアスタイルのファンではなかったのだそう……。
弾むようなハイポニーは、1996年を象徴するスタイルとして台頭。グウェン・ステファニーやタイラ・バンクスがこのスタイルを取り入れていた。 すべての髪を後ろでまとめたスリークバックでも、バングスを濡らしてまとめたスタイルであっても、ハイポニーが持つパワフルさには及ばなかった。
ペンシルのみで作った細眉は、1980年代の太めのアイブロウとは正反対のルックを生み出した。 グウェン・ステファニーやドリュー・バリモアが取り入れていたことで全世界で流行に。現在、眉を抜きすぎたことでリカバリー中の女性もきっと多いはず。
砂糖菓子のようなアイシャドウとリップは、90年代後半にトレンドIN。キラッと眩いアイシャドウは、ワンカラーで投入されることがほとんど。 キャメロン・ディアスのフレッシュな表情に華を沿えている。
メグ・ライアンの、ショートヘア×外側にハネさせたかのようなシャギースタイルが注目の的に。これまでのシンプルボブにない斬新な毛先はインパクトがあり、長く流行ることとなる。
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