記事に移動

毒家族に生まれてVol.4 ~理想を求めた両親が招いた息子のレイプ被害~

理想の生き方と自由を求めて無邪気にセックス・カルトに入信したリヴァー&ホアキン・フェニックスの両親。

By
People, Social group, Youth, Community, Event, Team, Family reunion, Fun, Family, Vacation,
Netflix

2019年トロント国際映画祭。功労賞授賞式の壇上でホアキン・フェニックスはこうスピーチした。「ある日、兄のリヴァーが、『レイジング・ブル』(80)のVHSテープを持って、仕事から帰宅したのです。私にその映画を観せると、翌朝も私を起こし、もう一度観せたのです。そうして、『お前は演技をやるんだ。これがお前のやることなんだよ』と……ただそう伝えたんです。演技が私にこんなにも素晴らしい人生を与えてくれた。兄には感謝しています」。

『ジョーカー』で早くもオスカーを確実視されているホアキンを生み出した兄リヴァー・フェニックス。ヴィーガンで常用薬ですら嫌ったはずの天才俳優はなぜ薬物過剰摂取で死んだのか? 伝説の俳優の死を幼少期までたどると、極貧下での児童労働とレイプ体験にたどり着くが、それは実の両親が招いたことだった……。

>>毒家族に生まれて バックナンバー

1993年、全米が衝撃を受けたハロウィンの夜

The Viper Room
Michael Ochs Archives//Getty Images

今から4半世紀前のハロウィンの夜。1993年10月31日。「エルヴィスの再来」「新ジェームス・ディーン」などと呼ばれ、10代でアイドル的俳優としてスターダムに躍り出た天才リヴァー・フェニックスが死んだ。弟のリーフ(ホアキン)が救急車を呼び、妹のレインが痙攣を押さえ、恋人だったサマンサ・マシスが慌てふためく中、ジョニー・デップが演奏するLAの「ヴァイパー・ルーム」の前で薬物過剰摂取で23年の生涯に幕を下ろした。その身体から検出されたのは、致死量の8倍のコカインと4倍のヘロインとマリファナ、バリウム、エフェドリン。酒もタバコも肉も食べないヴィーガンのリヴァーがなぜ?

不可解で衝撃的な死。そこに至るまでのリバーの一生は、毒親の“理想”に巻き込まれたおかげで傷だらけの人生だった。

(写真)現場となったクラブ、ヴァイパー・ルーム

(訂正 2019.10.05) マーサ・プリンプトン⇨サマンサ・マシス

LSDで宗教的に開眼した両親

River Phoenix And Wil Wheaton In 'Stand By Me'
Archive Photos//Getty Images

初めてリヴァー・フェニックスの輝きを目にしたのは、『スタンド・バイ・ミー』(86・写真)だった人が多いことだろう。野性味と脆弱さが共存し、他人への思いやりに溢れた彼の人生は、まるであの映画で演じたクリス・チャンバースのように悲惨なものだった。

1970年8月23日、彼が誕生したのはヒッピーが集団で暮らすコミューンのボロ屋。両親は当時、農場などで日銭を稼ぎながら各地のバラック小屋を転々とする貧しいヒッピー生活を送っていた。両親は、当時多くのヒッピーにとって必須アイテムだったLSDなどの麻薬にはまり込んでいた。しかしあるとき「啓示を受け」、両親は麻薬から抜け出すために今度はリヴァーを連れて宗教集団「神の子供たち」に入信。そこで2歳年下の妹レインともども、世界を救えと教えられた。

「4歳で童貞を失った」

これはyouTubeの内容です。詳細はそちらでご確認いただけます。
 thumnail
Watch onWatch on YouTube

いくつかの雑誌インタビューでリヴァーは衝撃的な告発を何度かしている。

「4歳で童貞を喪失した……でも(自分に対するセックスを)させないようにブロックしてきたんだ」(『Details』)

「4歳の時レイプされた」(『Vanity Fair』)

「あいつらは本当に吐き気がする。堕落したやつらだ」(『エスクワイア』※母による伝聞)


まだ子役を卒業するかしないかの若い俳優がふざけていったこと、と当時は冗談だと受け止められたが、真剣だった。

ADの後に記事が続きます
PETA's "Rock Against Fur" Concert
Ron Galella//Getty Images

教団内の子供たちは「古い道徳観からの解放」を口実に、大人たちによって性的に虐待されていた。それも日常的に。愛とセックスを混同した教団のリーダーや親の友人らによってセックスを使った虐待を受け続ける一方で、他人を愛することを教えられたリヴァーは成長するにつれ分裂していく。

初等教育を受けさせてもらえなかった彼は、のちにエージェントが証言したように、読み書きはできるが、読解ができなかった(したがってリヴァーの俳優生活は非常にタフなものだったと想像できる)。

それだけでなく、幼いころから両親を手伝いりんご収穫など肉体労働に就き、父が教団によって派遣された南米ベネズエラでは、道端でギターを弾くなどして一家を支えた。父にも母にも、フリーセックスな場で増えていく自分の子ども5人を十分に養っていく生活力がなかったからだ。

このときの「芸でお金をもらう」努力がのちのハリウッドで花開くわけだが、南米での生活もすぐに終わりが来る。教団「神の子供たち」が財産を蓄え、指導者のデビッド・バーグがマスコミ露出を増やしていたことに生臭坊主への憎しみに似た嫌悪感を抱いていた理想主義の父。彼の教団内での立場に陰りが出てきたのだ。
 
(写真)1989年、妹レインと

両親の異様な"童貞卒業儀式"

Harrison Ford And River Phoenix In 'The Mosquito Coast'
Archive Photos//Getty Images

すると両親は、今度はハリウッドでヒッピー文化の伝道師になろうと帰国する。そんな両親は、長男が教団内で受けていた性的虐待にはほとんど気づいていなかったとジャーナリストのジョン・グラットは分析している。

その証拠に、リヴァーが15歳のときに(それ以前は過去の性体験をなかったことにするため、自分は童貞であると周囲に吹聴していた)、一家の友人である年上の女性に興味があることを知ると、彼ら両親は裏庭にマットレス付きのテントを用意し「童貞卒業儀式」を開催しようとした。皮肉にも教団内でリヴァーが味わった恐怖と同じ状況を、両親は無邪気にも再現したのだ。

その時の絶望は想像して余りある。

(写真)『モスキートコースト』でのリヴァー13歳。父親役のハリソン・フォードと母親役のヘレン・ミレンを相手に堂々の演技を披露し注目された。

突然社会に目覚めた母アーリーン

File Photo - River Phoenix
Frank Trapper//Getty Images

母になる前、アーリーン・シャロン・ドゥネッツ(写真右)はNYで秘書をしながらも、平凡な会社員の夫の主婦をしていた。

アーリーンは自動車販売業を営む親のもとに生まれ、貧しくもすごく豊かでもないユダヤ人中流家庭で、自分より優秀な姉と幼いころから比較され引け目を感じながら、女性としてごく普通に抑圧されつつ“幸せ”に育ったアーリーンは、あるとき気づいてしまう。自分は何者でもないことに。

気づくと世界は格差が広がり、環境は汚染されていた。私が世界を救わねば。私のミッションはそこにある! 薄っぺらいが強烈な情熱に動かされ、当時の夫に突然離婚宣言すると、そのまま家を飛び出した。

荷物をまとめて有り金を握りしめ、憧れのフラワーチャイルドになるべくヒッチハイクで目指すはカリフォルニア! 1968年、23歳のことだった。

ADの後に記事が続きます

ジョーカーに重なる父の半生

これはyouTubeの内容です。詳細はそちらでご確認いただけます。
Best River Phoenix Interview 1988
Best River Phoenix Interview 1988 thumnail
Watch onWatch on YouTube

いっぽうリヴァーの父ジョン・リー・ボトムは、典型的な貧しい毒親育ちの少年だった。

カリフォルニア州の鉄鋼の町フォンタナで、働きづめでほぼ家にいない両親(リヴァーの祖父母)。父は心無い人物で、母親が交通事故で重度の脳障害を抱えるとあっさり離婚を言い渡し、オーストラリアへ移住。その後ほぼ会うことはなかったという。母とジョン少年は見捨てられたのだ(このエピソードは皮肉にもホアキン・フェニックスが『ジョーカー』で演じている役に重なる)。

そうしてジョンは13歳で麻薬と飲酒に走り、家出。すぐに連れ戻されたものの、今度は16歳で自身も事故に遭い障害を抱えるようになってしまう。そんな行き場のない怒りを抱えたジョンが、ヒッチハイクで偶然拾ったのが、社会への怒りを爆発させていた年上の女性アーリーンだった。

File Photo - River Phoenix
Frank Trapper//Getty Images

夫を捨てた世間知らずの中流階級女性アーリーンと、父親に見捨てられた労働者階級ジョンは意気投合し、社会や地球について語り合うと、LSDで「神の意識」に近づけることに気づいてしまう。

こうして2人は麻薬を傍らにヒッピーコミューンを転々とし、ついに「神の子供たち」で「宗教的開眼」を果たしたという。長男リヴァーが生まれたのはこのヒッピーコミューンを転々としていた時期だ。病院を拒否し、自宅での自然分娩にこだわったため、働いていた農場の人々は気が気ではなかった(後にLSDをやめたのは、突然「背の高いキリスト教徒」が現れて啓蒙されたからだと後にジョンは語っている)。

(写真)『旅立ちの時』で共演した恋人マーサ・プリンプトンと。『モスキートコースト』に次いで2度目の共演。

セックスと言う名の「しつけ」

61st Annual Academy Awards
Ron Galella//Getty Images

ヒッピーを卒業し、より高い理想世界を望んだジョンとアーリーンは、ヒッピーたちを浄化しより崇高にすると息巻いていた「神の子供たち」のデビッド・バーグの思想に行き着く。教団は内部でのセックスの自由も極端な形で進めていたがそれもすんなり受け入れ、夫婦スワップや子供も交えた乱行にも参加していた可能性が高いと言われている(本人はこの件に言葉少ないが)。

こうしてフェニックス家は教団内部での地位を高めて行った。おどろおどろしいことにセックスは「しつけ」でもあったため、リヴァーは毎晩のように何人もの少女だけでなく、大人の女性からも性的行為を施された。恐ろしいことに教団内の教えには「子供にとってもっとも良い性教育は親とセックスすることだ」というものすらあったと、研究者のサム・アジャミアン博士はジャーナリストのジョン・グラットに説明している。
 
(写真)1989年、『旅立ちの時』で助演男優賞候補となったアカデミー賞授賞式にてマーサと。

ADの後に記事が続きます

新しいコミューン、ハリウッド

"Batman" Westwood Premiere
Ron Galella//Getty Images

内部批判により教団内での立場が悪くなったため南米ベネズエラを去り、教団も去って両親が目指したのはハリウッド。「神の子供たち」の思想なき後、ジョンとアーリーンの情熱は、世界が注目する映画スターの都でヒッピー思想を伝道することに向けられた。

しかし長いことテレビもラジオも聞かない生活を送ってきた父と母は、世間離れしていて、ベネズエラのカラカス通りで日銭を稼ぐためにギターを持って歌わせたように、いきなりハリウッドの映画会社に乗り込んで門前でギターを弾かせて子供たちを売り込む。そして門前払いを喰らう。そんな様子だった。

しかしそのまっすぐさで突き進んだ結果、当時子どもタレント事務所を立ち上げていた元女優アイリス・バートンに売り込むと、即契約にこぎつけ大金を手にする。アイリスは初めてリヴァーを見たときの印象をのちにこう語っている。

「見たことがないほど美しい子だった」と。

(写真)レッドカーペットにボブ・マーレイのTシャツで現れ眉をひそめられた頃のリヴァー

潔癖主義者リヴァー

Actor River Phoenix Portrait Session
George Rose//Getty Images

母が主婦時代に通っていたNYサックス・フィフス・アヴェニューや三菱などいくつかのCMに登場し、一家はリヴァーのおかげで初めて車を買い(ヒッピーはもらう・拾うしかしない)、まともな暮らしができるようになったが、すぐにリヴァーはこれ以上CMに出ないと宣言してしまう。

教団は嫌っていても、コミューンや親から世界を救えと教えられたリヴァーは信条的に極度に潔癖な子供で「会社のオーナーがアパルトヘイト支持者だったり、そういうことがすべて嫌だった。家賃を稼げても自分が飲まないクランベリージュースを飲めだなんて言えない」と断ったのだ。

一家はリヴァーの理想主義に従い、天才的な演技力で稼ぐことを決意する。

天才子役一家

61st Annual Academy Awards Nominees Luncheon
Ron Galella//Getty Images

リヴァーは同世代の子役イーサン・ホークらと出演した『エクスプローラーズ』(84)で人気を博すと、『モスキートコースト』(86)ではハリソン・フォードとデイム・ヘレン・ミレンを相手に一歩も引かない演技を見せ『スタンド・バイ・ミー』(86)で世界的名声を手にし、88年の『旅立ちの時』では弱冠18歳でアカデミー賞助演男優賞にノミネート。『インディー・ジョーンズ 最後の聖戦』(89)でアクションにも挑戦し、『マイ・プライベート・アイダホ』(91)では、ベネチア国際映画祭の最優秀男優賞まで手にしてしまう。

弟のホアキンも『スペースキャンプ』(86)、ドラマ「トワイライトゾーン」、『バックマン家の人々』(89)と立て続けに出演。『ラスキーズ』(87)で兄ホアキンと共演した妹サマーもデビューし、もうひとりの妹レインも『星に願いを』(87)や『カウガール・ブルース』(94)に出演する女優となった。

しかし、ハリウッドは欲望が蠢く街。長らく特殊環境で一種純粋培養されていた10代の子どもが、健全に働けるほど甘い世界ではなかった。

ADの後に記事が続きます

自分を見失った父親

PETA's "Rock Against Fur" Concert
Ron Galella//Getty Images

あっという間にティーン・アイドル的な人気を得たリヴァーは引き裂かれていく。芸事は生活と生きがいのため。なのに、ある時は買い叩かれ、ある時は人気だからという理由だけで起用が決まっていたり、××賞授与などとは名ばかりの宣伝活動に参加させられたり……。彼の本当の価値など知らないで寄ってくる有象無象の大人たちへの不信感は果てしなく積もっていった。

不幸はそれだけで終わらない。多くの共演者たちがアイドル的存在になっている危うい天才少年を気遣うようになったことで、リヴァーには家族以外に頼りになる父親的な友人が何人か現れていた。すると実の父ジョンは、金も稼げず父親としての役目も果たせず、家庭内の威厳を息子に奪われた形になったせいか、ハリウッドをことあるごとに批判し、リヴァーに俳優を辞めるようにと迫るだけでなく、理想主義に反して酒浸りになってしまう。そしてついに家を出る。

いっぽう、妹や弟たちもデビューし忙しくなった母は、年端もいかない青年をお目付け役にすることでマネージャー業からも離れ、リヴァーから距離を置いてしまった。このお目付け役がリヴァーに麻薬を勧めることになろうとは知りもせず。

(写真)1989年2月、ケヴィン・ベーコン(左)と恋人だったマーサ・プリンプトン(右)と動物愛護団体PETAのパーティにて

才能を消費するハリウッドの犠牲に

River Phoenix In 'Sneakers'
Archive Photos//Getty Images

こうしてますます孤独になっていったリヴァーをハリウッドが包み込む……ワケがなかった。ハリウッドはペドファイルが起こす事件に事欠かない場所。過酷な子供時代の経験と虐待された子供の危うさは、「演技力」と言い換えられ、ハリウッドというコミュニティで大いに“搾取”されたのだった。

『モスキート・コースト』はヒッピー家族そのものの話だし、「リトル・ニキータ」も世間と隔絶したスパイの両親の息子役。『殺したいほどアイ・ラブ・ユー』では神秘主義にハマりこむ青年役。『プライベート・アイダホ』では自分の性を買われる男娼役。彼はテクニックではなくトラウマから演技を引き出すことを強いられた。

結局、セックス・カルトを抜け出しても、また新たなモンスターが牙を向く世界に移動しただけ。「自分を利用しようとする人間とは仕事はしない」。こう発言し、実入りの多い大型エンターテインメントを避け、演じ甲斐のあるインディペンデント作品に傾倒していくが結局は同じことだった。

狂信的な世界から禁欲主義を保ったまま、狂信的な享楽の世界に移動した彼は引き裂かれ、自らに禁じた酒、タバコ、肉を真面目に拒否したまま、セックスに対するねじれた嫌悪感も手放せず、結果クスリに逃げ込んだのだとしたら、彼にその真面目さを叩き込んだ両親こそ死の根源だったと言っても過言ではないはず。

(写真)『スニーカーズ』(92)より

大人になれない親が奪った子ども時代

River Phoenix
Donaldson Collection//Getty Images

この世で何かを成し遂げたい。誰かに認められたい。世界を救いたい! 父ジョンと母アーリーンの純粋な承認欲求は実にイノセント。だからこそ子どもたちも親の毒に気づかず、むしろ尊敬していた。たとえ両親がどんなに「子どもに教育を受けさせる義務」を怠るような毒親だったとしても、子ども同士をセックスさせるような異常なリーダーが率いる団体に子どもを突っ込んだ愚かな人間でも。

皮肉なことに実質のデビュー映画『エクスプローラーズ』でイーサン・ホークら同世代の子役と挑んだ撮影は、リヴァーにとって生まれて「初めてふつうの子供として振る舞えた」日々だった。その喜びのあまり、撮影終了後、後に嫉妬されることになるイーサンと離れるのが辛すぎてすがりついて号泣したと言われている。 一瞬の子供時代を味わった13歳の思い出。それだけを残しその後10年間を身を燃やし尽くすように駆け抜けたリヴァー・フェニックスという伝説のスターの死に、無邪気で不幸な毒親の陰を忘れてはいけないはず。

ADの後に記事が続きます
River Phoenix
Donaldson Collection//Getty Images

【参考文献】
『Lost in Hollywood: The Fast Times and Short Life of River Phoenix』by John Glatt 1995
『River Phoenix A Short Life』by Brian J. Robb (HerperPerennial 1994)
「TOO young TO DIE: River Phoenix」(Broadview TV, ADF, ARTE 2014) 

【毒家族に生まれて】毒母・毒親

three women and mature man talking on the beach

あなたの親は毒親かも? 成人からのちょうどいい親子関係を保つヒント5

ティム・ロス

ティム・ロス:父子二代に渡り同じ犯人からレイプされたハリウッド俳優

リチャード・ウィリアムズ,毒親,

テニス史上最強ウィリアムズ姉妹を育てた毒父の家父長制と宗教

dv大国ニッポン

誰だってDV加害者になる可能性を秘めている。暴力の原因となる家族、そして国家

ADの後に記事が続きます
ADの後に記事が続きます