SEVENTEENのジュン、ジョシュア、ドギョム、ホシが語る、メンバー13人でいることの強みは？
才能溢れるメンバーがぶつかり合う豊かな音楽性と歌詞で、アジアはもちろんグローバルで人気を集めているSEVENTEEN 。9月に待望の日本盤アルバムを発売したばかりの彼らがエルに今年2度目のカムバック！ コロナ禍で音楽業界も大きく変わり始めた2020年に、常にクリエイションに情熱を注ぐ、彼らのメンバーやファンに対する思いに変化はあったのか……？
SEVENTEENとは？
グループ名は、13人のメンバー＋3つのチーム＋1つのグループ＝17が由来。ボーカルチーム、ヒップホップチーム、パフォーマンスチームの3チームで構成され、楽曲制作から振付に至るまでメンバー自らが担当するほか、自主制作ドルという異名を持ち、最近はメンバー監修のオリジナルキャラクターのグッズ展開、MV制作、ウェブラジオ、ウェブバラエティ番組の企画等、その活躍は多岐にわたる。
エル コリアではそれぞれの個性と才能が光るメンバー13人のなかのジュン、ジョシュア、ドギョム、ホシの4人にそれぞれにインタビューを敢行。ソロだからこそ聞きやすいメンバーへ対する熱い思いを引き出しながら、今後の目標やSEVENTEENとして描く未来について聞いてみた。
▼SEVENTEEN公式日本サイト
https://www.seventeen-17.jp/
【ジュン】退屈になる暇もないくらい才能が集結してることがSEVENTEENの強み！
―――最近あった最も幸せな出来事は？
オンラインファンミーティングの開催。特に「Let me hear you say」という曲で、久しぶりにCARAT（※SEVENTEENのファンのこと）に会えたのが嬉しかったです。実際には会えなくても、スクリーン越しに本当に大きなエネルギーをもらいました。
―――演技と武術も学びましたが、多様な経験が人生において重要だと信じますか。
何でも学んでおいたら結局いつかは役に立つと思ってます。もし今後、K-POPアーティストの役を演じることがあれば、今のSEVENTEENとしての経験がいい土台になるでしょうしね。
―――グループの一員として、パフォーマンスをするときに最も重要なことは。
準備運動で体をほぐすこと！ 後は、オンラインステージが増えてきてるので、表情や目つきなど、映像越しに伝えることを意識したパフォーマンスを心掛けるようになりました。
―――SEVENTEENが13人いるからこその強みは？
退屈になる暇もないこと！ 常に新しい世界、視点と接することができる環境というのも長所ですかね。ディエイトは最近瞑想にはまっているのですが、暇になるたびに彼の部屋にノックして邪魔しに行きます（笑）。
【ジョシュア】お休みの日にもSEVENTEENメンバーと過ごしても飽きない！
―――多様な文化が共存するLAで生まれ育ちました。それが与える影響は。
人それぞれだと思いますが、僕の場合はまず人見知りがないこと。エレベーターに一緒に乗ったときに、挨拶するのが自然なところですから。海も好きですしね。
―――英語が上手だからこそ、海外で活動した時はプレッシャーを感じることもあったと思います。
最初は「僕がきちんと答えなくてはいけない」というプレッシャーが確かにあったかもしれません。しかし、わからないことを僕とバーノンに聞きながら、英語を学び、覚えようとするメンバーを見て徐々に心が楽になりました。
－－－18歳、初めて韓国に来た時はハングルの読み書きが苦手だったと聞きました。
ハングルの勉強をしたことがなくて、練習生の時に、歌詞を読む速さが歌う速さに追いつかなかったので、先に歌詞を全部覚えてから歌っていました。でも今は韓国語も上達していると思います。メンバーたちとメッセンジャーでおしゃべりするのが上達に特に役立ちましたね（笑）。
―――最も感慨深い思い出は。
「Don’t Wanna Cry」の活動の時、LAに一週間以上いました。メンバーと共に僕の故郷で比較的にゆっくり時間を過ごしたことは、一生に残る思い出になりました。
―――メンバーと繋がっていると感じることはある？
お休みの日も一緒に時間を過ごしているとき。彼らのおかげでプライベートも充実してますし、一生一緒にいられる関係だなとも思います。
【ドギョム】SEVENTEENは僕にとっての「青春」
―――昨年はミュージカル『エクスカリバー』のアーサー役に挑戦しましたね。
他の役者たちと舞台を作り上げる作業はとても楽しかったです。歌と演技を同時にやり遂げなければならないミュージカル経験のおかげで、SEVENTEENとしてステージに出る時の集中力も高まりました。
―――ここ最近で一番記憶に残っているステージは？
3rdミニアルバム「Going Seventeen」のショーケースのステージで歌った「Smile Flower」です。当時、僕は少しだけスランプを感じていましたが、その歌に合わせて僕たちの名前を呼んでくれるCARATの声を聴いた瞬間、涙が溢れ出たこと。このように僕を応援してくれる人がいるのに、簡単に疲れてはいけないとその時、思いました。
―――よく周りから「優しい」と言われることも多いようですが。
正直そこまで優しい人間ではないです。以前はそう言われるたびになんだか正しく生きないといけないようなプレッシャーもあって、ストレスにもなりました。実は、恐れも多いし、遊び心もたくさんあります。
―――そうですね。メンバーのなかで「お笑い」も担当していますし。
メンバー全員がそのポジションであると思ってます。お互いそれぞれの面白いところを生かせればいいですよね。最近は末っ子のディノが成長してます。昔はヒョン（＝兄）達に気を使ってあまり話せなかったのですが、最近は意外なひと言で笑いを巻き起こすことも多いです！
―――「青春」と聞いて、思い出すこと。
SEVENTEEN。練習生の時から今まで、10年間を間近で過ごしながら、辛い時期も幸せな時期も共にしてきました。なので、SEVENTEENの中にいれば、いつでも青春な気がします。型にはまったような答えになってしまいましたが、こんな風に表現できるような信頼できるメンバーに出会えて僕は本当に幸せです。
【ホシ】僕たちは本当に仲のいい「友達」だから、ずっと一緒にいれたら嬉しい！
―――前回のインタビューで「いつも自信を持っている」という言葉が記憶に残っています。今もその考えにお変わりはありませんか？
もちろん！ とにかくポジティブなタイプなので。だからこそ、もっと自信に満ち溢れているように見えるのかもしれません。
―――一人でバラエティ番組『ラジオスター』に出演した時は少し緊張したようにみえましたが。
人見知りはあります（笑）。みんな僕より年上でしたし、礼儀だけには注意深く出演しました。
―――家族と一緒に暮らした南楊州市にある昔の家を購入したそうですね。
正確には、同じマンション団地内のもっといい部屋を買いました。5歳の時から中学生の時まで住んでいた場所なので、その町での思い出もたくさんあります。練習生の時も、家に帰るときは必ずその周辺に立ち寄りました。
―――SEVENTEENが「繋がっている」と感じる時を教えてください。
わかりきった言葉ですが、僕たちは本当に仲のいい「友達」で、年をとっても僕たちはずっと一緒に遊ぶと思います。本当に最近は何もおそれていません。すべてにおいて自信があるんです！
―――今の話をしている時の表情が本当にいいですね。
SEVENTEENというチームがこれからどういうストーリを描いていくのかが本当に楽しみなんです。
