ホクロから恋愛まで。「愛の不時着」ヒョンビンの愛すべきトリビア10選

1982年9月25日生まれ、ソウル出身。本名は「キム・テピョン」で、戌年のB型、てんびん座。すでに演技の面白さに目覚めていたという高校生の時にスカウトされ、中央大学校の演技科へ進むことを条件に、芸能界入りに猛反対する両親を説得。見事合格し、大学時代にオーディションを受けて芸能の世界へ。

185cmという長身と端正なマスクにハートを撃ち抜かれるファンが、世界各地で急増中。

2003年、『ボディガード』でドラマデビュー。劇中ではストーカーに扮し、短い出演ながら「あのイケメンは誰!?」と視聴者の間で話題に。いっぽうスクリーン初登場は、キム・ドンワンが主演した2004年の映画『まわし蹴り』。本来は『シャワー』という2002年の映画でデビューするはずだったが、資金繰りがうまくいかずお蔵入りになってしまったのだとか……。

その後、2005年のドラマ『私の名前はキム・サムスン』のツンデレな御曹司ヒョン・ジノン役で一気に注目を浴び、スターダムを駆けのぼる。このドラマは韓国で最高視聴率50.5％という驚異的な数値を記録、「ヒョンビン病」「ヒョンビン症候群」という言葉も生まれるほどの人気を博し、日本でもヒット。未見の人はぜひ一気見を。そのほか2010年のドラマ『シークレット・ガーデン』でも再びツンデレ御曹司を演じ、高視聴率を記録した。

クールな顔立ちのおかげで、ツンデレ役を演じさせたら右に出る者なし!?

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逆三角形のスラリとした体躯は、6歳の頃から約10年も続けていたという水泳によるところが大きそう。そのほかスノーボードや野球も得意で、韓国の野球好き芸能人で構成されたチーム「プレイボーイズ」にも所属している。

なおこのチームは、キャプテンのベテラン俳優キム・スンウを筆頭に、コン・ユ、チャン・ドンゴン、チャン・グンソク、イ・テソン、カン・ドンウォンといった豪華トップスターたちが所属しており、東京ドームで日本のプロ野球OBチームとチャリティ試合を行ったこともある。

2011年3月、28歳というかなり遅めの年齢ながら、兵役のため“最も過酷”と言われる海兵隊に自ら志願して入隊し話題に。翌年12月まで服務し、除隊時の記者会見では「ずっと演技がしたかった」と涙を流し、駆けつけたファンたちももらい泣き。軍での経験は、自身ものちに「キャリアのうえでプラスになった」と語っており、軍人を演じた『愛の不時着』などでも生かされているはず。

ちなみに先輩俳優のチャン・ドンゴンとは仲がよく、服務中によく電話で話をしていたそう。

インスタグラムもツイッターも、残念ながらSNSのアカウントは（少なくとも公には）所有していない。そんなミステリアスなところも、彼の魅力のひとつ？

2017年の映画『コンフィデンシャル／共助』でも、北朝鮮の刑事に扮している。その際は、撮影開始の何カ月も前から言語の先生のもとで北朝鮮のなまりを叩き込み、役作りに励んだそう。

また役作りといえば、『愛の不時着』でピアノを演奏するシーンがあるが、小さい頃はピアノを習っていたそうで、『私の名前はキム・サムスン』でも劇中でピアノを披露して視聴者を驚かせている。