ジェニファー・ロペスが精神分析医にかかり、自分を愛することを学んだと告白。30代の頃と語っているけど、マーク・アンソニーと離婚するまで精神的虐待が続いた（？） 『プレシャス』（’09）でデビュー後、女優としてコンスタントに仕事を続けるガボレイ・シディベも「過食はメンタルに問題を抱えていたせい」と激白。セラピーを受けたセレブからメンタル・ヘルスを専門家に頼ることの大切さを学んで。
ジェニファー・ロペス
大統領就任式で見事なパフォーマンスを披露し、アメリカ国民をまたもや魅了したジェニファー。常に自信たっぷりな彼女だけど、実は30代後半になるまで自己愛がかなり低かったというからビックリ。「コーチ」が企画した『Coach Conversations（コーチ カンバセーションズ）』の第一弾に登場した彼女がインタビュアーに語ったのは、「子どもたちに心や感情について教えるべき。自分を愛しなさいと伝えなきゃいけないわ」ということ。ジェニファーは30代後半に精神分析医の助けを借りてようやく、自分自身を愛することを学べたのだという。ジェニファーはまた精神分析医とセッションを重ねるうちに最大の恐怖は“孤独”と気づいた。常に恋人がいたのは、誰かに愛されているという安心感が必要だったからなのだ。50代に入った現在は恐怖に打ち勝ち、1人でも大丈夫と感じているというけど、Aロッドがいるからね。
ジェニファー・ロペス（Jennifer Lopez）
セレーナ・ゴメス
同じく「コーチ」が2019年に企画したポッドキャスト『Dream It Real』で「セラピーのビリーバーよ！」と宣言したのがセレーナ。子役としてデビュー以来、セレブとして世界中からの視線に晒されてきたセレーナは長い間、「完璧に美しくなくては」「完璧に仕事をこなさなくては」「完璧な恋愛関係を築かなければ」といった強迫観念に押しつぶされそうになっていたもよう。ところが精神分析医と話すようになり、徐々にその呪縛が解けるとともに、本当の自分に気づき始めたとのこと。ドクターとのセッションによって他人の目など気にせずに、いろいろなことに挑戦すればよかったという後悔も生まれたというけれど、セレーナにとってセラピーは人生における重要事項のひとつとなっている。
セレーナ・ゴメス（Selena Gomez）
ガボレイ・シディベ
タラジ・P・ヘンソンがホストを務めるFacebookの『Peace of Mind』に出演し、少女時代から苦しみ続けた過食症について赤裸々に語ったのが太め女優のガボレイ。物心ついたときから容姿に自信がなかった彼女は、娘に無関心な母親との関係がこじれて、うつ状態に。母親に相談して笑い飛ばされたことをきっかけに過食に走って体重増加し、さらなる落ち込みにつながりという悪循環を繰り返した結果の超肥満だった。しかし『プレシャス』（’09）でハリウッド入りしたことで、彼女の心身の健康を気遣うスタッフがいることを実感。周囲の勧めで精神分析医によるセラピーを受け始め、そのドクターが偶然にもタラジと同じだった!? ドクターと話すうちにガボレイは、過食は悲しみが頂点に達したときの防御反応と自覚。うつや過食とはまだ戦っているけれど、原因となる精神状態がわかったので対処しやすくなったそう。
ガボレイ・シディベ（Gabourey Sidibe）
アーミー・ハマー
昨年6月に元ニュースキャスターの妻との離婚を公表し、友人が経営する建設会社でガテン系バイトをしていたアーミー。離婚で落ち込んでいた上に新型コロナでの自主隔離も始まったために、精神的な危機を迎えたそう。そこでメンタル・ヘルス関係の仕事に就いている友人に助けを求め、精神分析医を紹介してもらったそうだ。アーミーが雑誌インタビューで告白したところによると、彼は週に2回セッションを行い、心の内や悩みなどを精神分析医と話しているそう。ドクター相手でなくとも、誰かと話すことで心の重荷が軽くなる効果を実感していると語っていたアーミーだが、元恋人にBDSM関係を示唆するメールを送りつけたことを暴露された現在、セッションの回数が増えているかも。ちなみに「君の肋骨を折って、BBQにする」と言われた元恋人はPTSDセラピーを受けているとか。
アーミー・ハマー（Armie Hammer）
クリッシー・テイゲン
インスタやツイッターで活発に意見を公表しているので、精神分析医にかかる必要がなさそうに思えるクリッシーは、昨年9月発売の女性誌で「新型コロナでの自主隔離中にセラピーを受け始めた」激白。それまでは精神分析医なんてなんの役にも立たないとバカにしていたというけれど、彼女の精神世界を助けてくれるドクターに出会ったことで考えが一変。セラピーによって人生の優先順位を考え直し、精神面の健康の重要性に覚醒。本人によると「共感性が高い性格なので他人の痛みや悲しさを自分の事のように感じがち」なため、ファンを失望させることを極端に恐れていたようだ。昨年12月、セッション後の涙と鼻水でぐちゃぐちゃになったすっぴんをインスタにアップしたのは、精神分析医の勧めで弱いところもさらけ出すことにしたから？
クリッシー・テイゲン（Chrissy Teigen）
マイケル・B・ジョーダン
アフリカ系アメリカ人俳優として初めて、『ピープル』誌の“世界でもっともセクシーな男”に選出されたジョーダンは、悪役キルモンガーを演じた『ブラックパンサー』（’18）撮影後に精神分析医にかかる必要があったそう。役作りのために共演者やスタッフとは関わらず、現場では常にひとりでいるようにしていたジョーダンが、キルモンガーが体現する非白人たちの怒りや悲しみをうちに溜め込み続けた結果……。家族や友人、恋人との距離の取り方がわからなくなり、人間関係拒否モードに突入していたことを自覚。さすがにまずいと思って自らセラピーを受けることを決意し、かなりの数のセッションを経てようやく撮影前のメンタルを取り戻せたとのこと。メンタルに影響を及ぼすくらいに真剣に役作りをしていたわけで、次はオスカーかな？
マイケル・B・ジョーダン（Michael B. Jordan）
