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2019年のロイヤルウエディングはこの人が主役! レディ・ガブリエラ・ウィンザーってどんな人?

2019年5月18日(土)、ハリー王子&メーガン妃と同じウィンザー城のセントジョージ礼拝堂にて挙式予定!

BY ELLE Japan
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2018年9月20日に婚約が発表されたレディ・ガブリエラ・ウィンザー。それから半年、ついに今月、その式が、現地時間2019年5月18日(土)に執り行われることが発表された。エリザベス女王のいとこであるマイケル・オブ・ケント王子の長女、ガブリエラ令嬢と婚約者のトーマス・キングストン氏は、ハリー王子&メーガン妃やユージェニー王女&ジャック・ブルックスバンクと同じウィンザー城のセントジョージ礼拝堂にて結婚式を予定している。式の詳細は未だヴェールに包まれているが、ビッグデイに先がけて、新たなロイヤルブライドについて知っておきたい9つのことをご紹介。

Photos: Getty Images Translation: Ai Ono
From Harper's BAZAAR

父親はエリザベス女王のいとこ、マイケル・オブ・ケント王子

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ガブリエラ令嬢は1981年4月23日、エリザベス女王の従兄弟であり、フィリップ王配の従甥にあたるケント公爵マイケル・オブ・ケント王子と王子妃マリー・クリスティーヌの第二子として誕生。2歳年上の兄に、フレデリック・ウィンザー卿がいる。フルネームはレディ・ガブリエラ・マリナ・アレクサンドラ・オフィーリア・ウィンザー。家族や友人からは“エラ”と呼ばれている。マイケル・オブ・ケント王子の父で、ガブリエラ令嬢の祖父であるケント公爵ジョージ王子は、エリザベス女王の父、ジョージ6世の弟である。

マイケル・オブ・ケント王子が公務に携わることは少なく、普段はコンサルタント会社を経営している。また、ロシア語の通訳や、多くの慈善団体や事業者団体の支援なども行っている。

母親はときどき物議を醸す、マイケル・オブ・ケント王子妃マリー・クリスティーヌ

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ガブリエラ令嬢の母マイケル・オブ・ケント王子妃は、元マリー=クリスティーネ・アナ・アグネス・ヘートヴィヒ・イーダ・フォン・ライプニッツ男爵令嬢だったが、マイケル・オブ・ケント王子との結婚の際に夫の王位の称号を授かっている。彼女がカトリック教徒であったため、かつての1701年王位継承法によりマイケル・オブ・ケント王子は結婚の際に王位継承権を失ったが、その後、2013年王位継承法での改定により現在は再び継承権は復活。

“でしゃばり夫人(Princess Pushy)”と揶揄されることもあるマイケル・オブ・ケント王子妃は、ロイヤルファミリーの中で最も物議をかもす人物の一人で、『ピープル』誌によれば、人種差別的な発言でたびたび批判されている。とくに有名なのは、2004年、ディナーの席で騒いでいたアフリカ系アメリカ人のグループに「コロニー(植民地)にお帰りなさい」と文句を言ったことや、バッキンガム宮殿で開催され、メーガン妃も出席したクリスマスランチに、「Blackamoor(ブラッカムーア)」と呼ばれる黒人女性が彫られたブローチ(現在は人種差別の意味で受け取られる)を着けていたこと。ともに世間からは厳しく非難され、どちらの時も、王子妃は後に謝罪している。

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イギリス王位継承順位は第51位

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ガブリエラ令嬢にも、イギリス王位継承の権利がある。もっとも、現在王位継承第2位のウィリアム王子にジョージ王子、シャーロット王女、ルイ王子が誕生したこともあり、順位は繰り下がり、現在は第51位。今後はハリー王子の第一子誕生や、新婚のユージェニー王女にも出産の可能性があるため、順位はさらに繰り下がる見込み。

女王との関係は?

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『タウン&カントリー』誌によると、ガブリエラ令嬢はエリザベス女王の遠い親戚であり、王位継承権が上位ではないため、王室の公務に就く機会はほとんどない。それでも、女王の公式誕生日を祝う祝賀式典「トゥルーピング・ザ・カラー」をはじめとした王室の公式イベントにたびたび出席し、他のロイヤルメンバーと一緒にいる姿がたびたびキャッチされている。ウィリアム王子やハリー王子とも親しい関係だと報じられており、2011年に行われたウィリアム王子&キャサリン妃のロイヤルウエディングにも出席している。

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ブラウン大学とオックスフォード大学を卒業した才女

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ガブリエラ令嬢は、アメリカのアイビーリーグの1校である名門ブラウン大学で比較文学を専攻した他、オックスフォード大学では社会人類学を学んだ。それぞれ優秀な成績で卒業したと報じられている。

ライターとして活躍した後、現在はブランディング会社に勤務

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大学で比較文学と社会人類学の学位を取得したガブリエラ令嬢ならでは、現在は、芸術と旅行を専門にする「ブランディング・ラテン・アメリカ」というブランディング会社でシニアディレクターを務めている。会社が公開している人物紹介によると、ガブリエラ令嬢はブラジルのリオデジャネイロの貧民街で英語を教えたり、アルゼンチンのブエノスアイレスでの音楽イベントに取り組んだり、コロンビアのカルタヘナで学術研究をするなど、数年間を中南米で過ごしたという。他に、フリーのライターとしても活動しており、『イブニングスタンダード』紙や『サンデーテレグラフ』紙、『スペクテイター』誌など、複数のメディアに寄稿している。

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元彼が雑誌に暴露記事を投稿

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2018年5月、『ヴァニティ・フェア』誌が、ガブリエラ嬢が2000年代前半に3年間交際していたアーティッシュ・タシアーによる暴露記事を掲載。アーティッシュがアマースト大学を卒業し、ガブリエラがブラウン大学に在学していた頃に、2人はアメリカで出会ったという。アーティッシュによると、ガブリエラ嬢と2人でバッキンガム宮殿のプールを裸で泳いだり、ウィンザー城でMDMA合成麻薬を服用したなどと主張している。また、マイケル・オブ・ケント王子妃が黒い羊2頭を飼っているが、その名が、女子テニスプロのセリーナ・ウィリアムズと彼女の姉からとった“ビーナス”と“セリーナ”だったということも。これらの暴露に対し、王室からは反論等のコメントが出ていないほか、一部関係者は彼の投稿を“フィクション”と非難している。

婚約者の元恋人はキャサリン妃の妹、ピッパ・ミドルトン

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いよいよ2019年5月18日にせまってきたガブリエラ嬢のロイヤルウエディング。『デイリー・メール』紙によれば、婚約者のトーマス・キングストンは、2011年頃にピッパ・ミドルトンと交際していたという。しかし、2017年に行われたピッパとジェームズ・マシューズの結婚式に、ガブリエラとトムも揃って出席していることから、関係は良好のようだ。

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結婚式の会場は、ハリー王子&メーガン妃と同じセントジョージ礼拝堂

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ガブリエラ嬢とトーマス・キングストンの結婚式は、ハリー王子&メーガン妃、ユージェニー王女&ジャック・ブルックスバンクと同じ、ウィンザー城内のセントジョージ礼拝堂にて執り行われる予定。『デイリー・メール』紙の王室特派員、レベッカ・イングリッシュさんによると、ガブリエラ嬢にとってセントジョージ礼拝堂は、「大好きな思い出がつまった場所」とのこと。クリスマスを過ごした場所であり、レディ・ヘレン・テイラー(祖父ケント公爵ジョージ王子の娘で、ガブリエラ嬢のいとこにあたる)のブライズメイドを務めた場所でもある。その後、レセプションパーティは、ハリー王子&メーガン妃と同じく、ウィンザー城のフロッグモアハウスを会場に開かれる予定。結婚式&レセプションパーティともにおそらくプライベートなイベントとなり、ロイヤルファミリーからは限られたロイヤルメンバーだけが出席すると見込まれている。

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