人生の岐路でヘアスタイルやメイクを的確にチューニングし、自己プロデュースをしてきたメーガン妃。ハリー王子との出会い、結婚、出産、脱ロイヤルまで、大きく変わったヘア&メイクの遍歴を『25ans』編集部でロイヤルスタイルを追いかけているエディターMIKIが解説!
【2010年】ちょっぴりギャル時代
「女優として駆け出しだった2010年頃は、ヘアもメイクもちょっぴりギャル風だったメーガン。パール入りのブルー系アイシャドウと、ラメたっぷりのリップグロスはアメリカらしいセクシーさが全開」(エディター MIKI)
【2012年】コントアメイクでいまより老け見え!?
「メインキャストとして出演していたドラマ『スーツ』の人気が徐々に出始めた2012年頃は、ハリウッド風のコントアメイクにトライ。ツヤツヤのリップに頬にはパール、シャドウカラーをしっかり入れて。髪もしっかり巻いてヌケ感ゼロのキメキメメイクに!」(エディター MIKI)
【2015年】アカ抜けてきた太眉時代
「『スーツ』が大人気になった2015年は、太眉でメイクにも勢いを感じる! 少しづつアカ抜けてきたけれど、まだまだ担当ヘアメイクによってブレがあり、自分のスタイルは確立していなかった頃と思われます」(エディター MIKI)
【2016年】自信あふれる赤リップ
「2016年には、“ハリウッドで成功した女優”としての自信と風格がメイクにもしっかり表れた赤リップを披露。存在感たっぷりの強く独立した女性像を演出!」(エディター MIKI)
【2016年】王子と出会いモテメイクに急変!
「ハリー王子と出会ってすぐのころにキャッチされたメーガン。同じ2016年なのに、目に見えてメイクに変化が! 肌は上品なセミマットに、優しげなピンクベージュのリップですでにロイヤルを意識している?」(エディター MIKI)
【2017年】愛されメイクで婚約発表
「ハリー王子との婚約が発表された2017年11月ごろは、グッとフェミニンな表情に変化。華美過ぎず血色のいい、愛されメイクに。黒目がちの瞳は恋するホルモンを感じる!」(エディター MIKI)
【2017年】エレガント眉に進化
「シックなブラウンチークがおしゃれな公務メイク。注目したいのは、女優時代のような強さのない細め&長めのエレガントなカーブ眉!」(エディター MIKI)
【2018年】カラーレスの結婚式メイク
「さらにメイクは薄くなり、結婚式では『あなた色に染まります』という姿勢さえも感じさせるカラーレスメイクで登場。ロイヤルらしい上品さを表現していて、メーガンのなかでは最もクラシカルなメイクといえるかも」(エディター MIKI)
【2019年】物議をかもした“おくれ毛”
「『おくれ毛が出すぎている』と批判を浴びた、訪問先の南アフリカでのまとめ髪。まだまだ、自分らしさとロイヤルらしいフォーマル感のはざまで迷っていたのかも。一方でメイクは愛されベージュピンクをキープ」(エディター MIKI)
【2020年】自分らしさを取り戻す濃いめメイク
「脱ロイヤル宣言後は、『好きにさせてもらいます!』と言わんばかりに濃いめメイクにシフト。ツヤツヤのレッド系リップに赤みアイシャドウ、ブラックのアイラインで目元を囲みピンクベージュの愛されメイクを卒業!」(エディター MIKI)
【2020年】スモーキーアイで強い意志を表して
「最後の公務では、ブルーグレーのアイシャドウにボリューミーまつ毛でスモーキーアイに。アンチやバッシングにも負けない強い意思を感じます」(エディター MIKI)
【2020年】アグレッシブな現代のプリンセスメイク
「はつらつとしたツヤ感にいきいきとしたまなざし。このメイクを見たときに『ディズニープリンセスのよう』と思いました。異国に嫁ぎ波乱万丈でも自分らしく生きる、王子様任せでも受け身でもない現代のプリンセス像はまさにこのメイク!」(エディター MIKI)
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