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エリザベス女王も目撃!? 幽霊が出る英国の城&宮殿

ウィリアム王子とキャサリン妃の住んでいる部屋にも出没!

Headshot of ELLEgirl編集部By ELLEgirl編集部
buckingham palacepinterest
View Pictures//Getty Images

豪邸に住むセレブの中でも最も由緒正しく歴史ある家に住んでいる人たちといえば、イギリスのロイヤルセレブ。でも歴史が長い分、奇妙な噂も色々。幽霊が出ると言われる宮殿がとても多いのを知っていた? そこで今回は幽霊が出ると言われる宮殿&城をエピソードと共に大公開。

バッキンガム宮殿

queen elizabeth ii delivers her christmas speech
WPA Pool//Getty Images

執務室から銃声が聞こえる⁉

エリザベス女王の家でありオフィスでもあるバッキンガム宮殿。ここには2人の幽霊が住んでいるとか。1人は茶色の頭巾をかぶった修道士。大昔、宮殿の敷地内にあった修道院で暮らしていた人物で、懲罰のために独房に入れられていたときに亡くなったと言われている。

もう1人は国王エドワード7世の秘書官だったジョン・グウィン少佐。グウィン少佐は離婚後世間からのバッシングに耐えられず宮殿の執務室で拳銃自殺したが、今もこの執務室から銃声が聞こえることがあるそう。

ウィンザー城

the duke  duchess of sussex pose with their newborn son
WPA Pool//Getty Images

エリザベス1世やクイーン・マザーも出没

新型コロナウイルス感染症の拡大後、エリザベス女王が隔離生活を送っていたウィンザー城。ハリー王子とメーガン妃が長男アーチー誕生後の記者会見を開いたのもここである。この城にも何人かの幽霊が出るそう。

有名なのは国王ジョージ3世の幽霊。彼は亡くなる直前精神を病み、ある部屋に幽閉されていたが今もその部屋に国王の幽霊が現れるとか。また城の中を歩き回るエリザベス1世の幽霊も報告されている。

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queen elizabeth ii,queen elizabeth the queen mother
John Shelley Collection/Avalon//Getty Images

さらにウィンザー城には最近新たな幽霊が加わったという報道も。それは2001年に亡くなったクイーン・マザー(写真右)。エリザベス女王の母である。生前と同じようにヒールの靴を履いて図書館に出没すると囁かれている。

フロッグモアコテージ

tributes to prince philip, duke of edinburgh
Leon Neal//Getty Images

メーガン妃も怖がっていた節が!

王室時代にヘンリー王子とメーガン妃が暮らしていたフロッグモアコテージ。敷地内にはヴィクトリア女王と夫アルバート王配が埋葬されている霊廟がある。

新聞「ニューヨークポスト」の報道によるとメーガン妃は「幽霊を怖がっていた」とか。ちなみにウィンザー公エドワード王子と妻のウォリス夫人はこの霊廟の裏にある墓地に埋葬されている。ウィンザー公がウォリス夫人と結婚するために王の地位を捨て、イギリスを去ったのは有名な話。

何かとヘンリー王子&メーガン妃と比較されるウィンザー公夫妻が近くに眠っていたことの方が幽霊よりも怖いかも。

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セント・ジェームズ宮殿

clarence house announce the engagement of prince william to kate middleton
Chris Jackson//Getty Images

血まみれの亡霊が出現

ロンドンにある最も古い宮殿の1つ、セント・ジェームズ宮殿。ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃が婚約発表をした場所として知られ、今はベアトリス王女やエリザベス女王の従妹に当たるアレクサンドラ王女がここで暮らしている。ここも幽霊スポットとして有名。

not forgotten association christmas party 2016
WPA Pool//Getty Images

国王ジョージ3世の五男、カンバーランド公爵の使用人だったジョセフ・カリフは1810年、宮殿で就寝中に襲われ命を落とした。その亡霊が喉を切り裂かれ、血まみれの姿で現れると言われている。

ちなみに普段はグロスタシャー州の本宅で暮らしているアン王女もロンドンで宿泊しなくてはいけないとき、この宮殿を使っているそう。今のロイヤルファミリーきっての軍人として知られる王女は幽霊なんて平気だろうけれど。

(セント・ジェームズ宮殿で開催されたクリスマスパーティーに出席、ゲストと歓談するアン王女)

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ケンジントン宮殿

the obamas dine at kensington palace
WPA Pool//Getty Images

有名な幽霊スポットが存在

ウィリアム王子とキャサリン妃一家が暮らすケンジントン宮殿も幽霊が出る。王子たちの部屋「1A」が一番の幽霊スポットだそう。

この部屋はヴィクトリア女王の叔母ソフィア王女が晩年を過ごした場所。王女は針仕事が得意で、よく糸車を回して系を紡いでいた。亡くなった後も宮殿で働くスタッフたちはたびたび糸車が回る音を耳にしたという。

またあるスタッフは宮殿内で年をとった女性の幽霊を目撃。ソフィア王女が生きていた19世紀の頃の衣装を着ていたそう。

(ケンジントン宮殿でミシェル・オバマ大統領夫人(当時)と対面するキャサリン妃)

ホリールード宮殿

the duke and duchess of cambridge visit scotland   day seven
WPA Pool//Getty Images

悲劇の秘書官が彷徨う宮殿

今年5月にキャサリン妃が白血病と闘う少女と対面したとき会場に使われたスコットランドにあるホリールード宮殿。ここでは1566年に殺人事件が起きている。

殺されたのはメアリー女王の秘書官で浮気相手とも噂されていたデヴィッド・リツィオ。女王の夫ダーン卿は嫉妬のあまりというよりも、リツィオが女王に対して政治的な影響力を持つことに危機感を感じ彼の暗殺を企てた。

女王は夫の計画を阻止しようとしたが失敗。彼女の目の前で殺されたリツィオの幽霊が今も宮殿を彷徨っているという。

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ちなみにダーンリー卿もその1年後、家を爆破されて亡くなっている。これも暗殺だったのかは明らかにされていないが女王が新恋人のボスウェル伯と一緒に計画、殺害したと疑いが濃厚だと言われている。

ハンプトン・コート宮殿

lord freddie windsor and sophie winkleman wedding
WPA Pool//Getty Images

観光客も悲鳴を聞いた宮殿

エリザベス女王の従兄弟にあたるマイケル・オブ・ケント王子の息子、フレデリック・ウィンザー卿とアメリカ出身の俳優ソフィー・ウィンクルマンが結婚式を挙げたのがここ、ハンプトン・コート宮殿。

一般公開されていて世界中から観光客が訪れる名所だが、ここにも幽霊が出没する。1人は国王ヘンリー8世の3人目の王妃ジェーン・シーモア。1537年にこの宮殿で王子(のちのエドワード8世)を出産したが12日後に亡くなった。

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the duchess of cambridge visits hampton court flower festival
WPA Pool//Getty Images

またもう1人の幽霊はヘンリー8世の5人目の王妃キャサリン・ハワード。彼女を快く思わない国王の側近が彼女の浮気を国王に告げ口、激怒した国王はキャサリンを捉えて処刑した。キャサリンは逮捕されるとき悲鳴をあげながら廊下を走ったと伝えられている。今も宮殿の廊下には叫んで無実を訴えるキャサリンの幽霊が現れるという。観光客の中にも悲鳴を聞いた人がいるとか。

ちなみにこの宮殿は庭園も有名。毎年7月に開かれるフラワーフェスティバルにはキャサリン妃を始めロイヤルたちが訪れる。

サンドリンガムハウス

royals at sandringham
Hulton Archive//Getty Images

使用人が入りたくない部屋

ロイヤルファミリーがクリスマスを過ごすサンドリンガムハウス。ジョージ6世が死の直前まで過ごしていた部屋に幽霊が出ることで有名。ロイヤルファミリーに忠誠を尽くす使用人たちでもこの部屋で仕事をするのは嫌がるという。

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バルモラル城

royal family
Lisa Sheridan//Getty Images

幽霊の目撃情報が後を絶たない城

エリザベス女王が夏の避暑地として使っているスコットランドのバルモラル城。ここにもたくさんの幽霊が出ると言われているが一番有名なのがヴィクトリア女王の使用人ジョン・ブラウン。女王の恋人だったとも言われている人物だが、キルト姿の彼が廊下を彷徨っていたという目撃情報が報告されている。エリザベス女王も見たことがあるとか!

(写真は夏休みを過ごすエリザベス女王、フィリップ王配とチャールズ皇太子、アン王女)

アンマーホール

bbc children in need and comic relief 'big night in'
Comic Relief//Getty Images

皇太子夫妻も黙認⁉

ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃のホリデーハウスとして知られるノーフォークのアンマーホール。2011年にエリザベス女王がプレゼントしたこの邸宅も幽霊が出ることで有名。

正体は16世紀に国家反逆罪ではらわたを抜かれ八つ裂きに処刑されたイエズス会の司祭ヘンリー・ウォルポール。生前、アンマーホールが建てられたあたりに暮らしていた彼は死後、ここに戻ってきて彷徨っているとか。

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general views of anmer hall
Max Mumby/Indigo//Getty Images

ちなみに皇太子夫妻はこの邸宅を贈られたときウォルポールが出ることを知っていた。皇太子は「古い館というものは幽霊がいて完璧になるものでしょう?」と反応していたそう。王室にとっては幽霊は長い歴史を持つことの証。彼らにとっては宮殿に幽霊が出るのは当たり前なのかも。

ロンドン塔

yeoman of the guard
Hulton Deutsch//Getty Images

エドワード5世とヨーク公リチャードの幽霊で有名

ロイヤルファミリーの住居ではないけれど、中世の城塞ロンドン塔もロイヤルファミリーにゆかりのある(?)幽霊が出るスポットとして知られている。中でも特に有名なのがこの塔に幽閉されて亡くなったヘンリー6世。命日の真夜中に塔の地下、ロワー・ウェイクフィールド・タワーを彷徨っているという。

(写真はロンドン塔の衛兵隊を務めるビーフィーターことヨーマン・ウォーダーズとエリザベス女王)

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princes in the tower
Hulton Archive//Getty Images

またエドワード5世とヨーク公リチャードの幽霊も有名。2人は1483年に父のエドワード4世が亡くなった後行方不明になってしまった。王位を奪おうとしたエドワード4世の弟リチャード3世が幼い2人をロンドン塔に幽閉、殺害したと見られている。

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