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完璧すぎるロイヤルレディ ヨルダンのラーニア王妃のすべて

完璧なのはルックスだけではなかった!

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jordan's queen rania visits harlem girls school
Chris Hondros//Getty Images

世界のロイヤルの中でも特に美しいと言われるラーニア王妃。でも優れているのはルックスだけではなかった。元ビジネスウーマンとしての経験を生かしてチャリティ活動に取り組みつつ、本も執筆する多彩ぶり。そこで今回は完璧すぎるロイヤルレディ、ラーニア王妃のすべてを大公開。

奇跡の50歳

ein herz fuer kinder gala 2016   red carpet arrivals
Franziska Krug//Getty Images

1970年8月31日、クウェートで生まれたラーニア王妃。カイロにあるアメリカン大学で経営学を学び、その後ヨルダンに移住。シティ・バンクでキャリアをスタート、その後アップルに転職。結婚前はビジネスウーマンとして活躍していた。

交際半年で王子とゴールイン!

marriage of prince abdallah of jordan in amman
Maher Attar//Getty Images

夫となるヨルダン国王アブドゥッラー2世(当時は王子)と出会ったのは1993年1月。知人のディナーパーティで知り合ったそう。すぐに交際をスタート、半年後の1993年6月に結婚というスピード展開! 結婚式ではイギリス出身のデザイナー、ブルース・オールドフィールドのウェディングドレス姿で世界中の目を釘付けにした。

4人の子供のママ

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今年51歳の王妃。27歳のフセイン王子、24歳のイーマーン王女、20歳のサルマ王女、16歳のハーシム王子という4人の子どもの母親でもある。

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SNSには新年や母の日、父の日、結婚記念日など節目ごとに家族写真をアップ。国民の人気を獲得している。

教育&児童福祉のために活動

子どもの福祉や教育問題に対して熱心な王妃。1995年には「ヨルダン・リバー財団」を設立、児童虐待や子どもへの暴力の撲滅のために啓蒙活動をスタートした。2013年には自身の名前をつけた「クイーン・ラーニア財団」を設立。子どもたちが教育を受けるチャンスが持てるように取り組んでいる。また若者が自分で将来を築くために必要なスキルを得られるようトレーニングも提供している。

queen rania of jordan visits prado media lab
Carlos Alvarez//Getty Images

2014年にはアラビア語で「実現」を意味する「Edraak」という組織を設立。インターネットの普及やオンライン教育の質の向上のための活動もスタート。最新技術を取り入れ、実社会にすぐに役立つ支援をしようとする王妃の活動は国内外で支持を集めている。

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先生たちのモチベーションもアップ

queen rania of jordan attends regional teacher skills forum
Jordan Pix//Getty Images

子どもたちだけでなく先生たちの支援にも熱心。2009年には先生たちのための教育機関「クイーン・ラーニア・ティーチャー・アカデミー」を設立。先生たちに研修を提供している。さらに2005年には優れた教師を表彰する「クイーン・ラーニア・アワード」を設立。自らワークショップや会議にも出席、先生たちと触れ合うことも。

ユニセフの親善大使に就任

queen rania of jordan visits argentina
Lalo Yasky//Getty Images

児童福祉の活動が評価され、2000年にユニセフからグローバル・リーダーシップ・イニシアチブのメンバーに任命された王妃。2007年には子どもたちの権利向上に取り組む著名人を選出するエミネント・アドボケーツ・フォー・チルドレンに。現在は世界中の子どもの人権問題に取り組んでいる。

ロイヤルユーチューバーの先駆け

今では多くの王室がSNSを活用するようになっているけれど、ラーニア王妃はその先駆者の1人。2008年にはYouTubeのチャンネルを開設。中東出身であることから偏見や先入観を持たれた経験を国民と話し合う場所にしている。またフェイスブックやTwitterでもアカウントを開設。Twitterでは1,000万人以上のフォロワーに向けて、英語とアラビア語の両方で自身のチャリティ活動について発信している。インスタグラムには家族写真も投稿、親しみやすい一面も披露している。

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絵本作家としても活躍

queen rania of jordan signs copies of "the sandwich swap"
Handout//Getty Images

イギリスのメーガン妃も今月初めに絵本を出版しているが、王妃も絵本作家。2000年に最初の絵本『The King's Gift』を出版。これは夫アブドゥッラー2世で1999年に亡くなった前王フセイン1世について描いたもの。また少女が世界で一番美しいものを探そうとする『Eternal Beauty』、自分の直面する問題を教育を受けることで乗り越えていこうとする少女の姿を描いた『Maha of the Mountains』など少女たちをインスパイアする作品も出版している。

queen rania of jordan signs copies of "the sandwich swap"
Handout//Getty Images

4作目の『The Sandwitch Swap』はラーニア王妃が少女時代の体験をもとにしたもの。好きなサンドイッチのフィリングをめぐってケンカをしてしまった2人の女の子が、それぞれの好みや違いを受け入れることを学んでいくというストーリー。これは新聞「ニューヨークポスト」のベストセラーリストの1位を獲得した。これらの絵本の売上は経済的に困難な子どもたちの支援に使われている。

METガラにも出席

"manus x machina fashion in an age of technology" costume institute gala   arrivals
Daniele Venturelli//Getty Images

ニューヨークのメトロポリタン美術館で開催されるファッションの祭典メット・ガラ。これまでイギリスのダイアナ妃やベアトリス王女、モナコ公国のシャルロット・カシラギら、各国のロイヤルレディたちが出席してきたがラーニア王妃もその1人。2007年と2016年、レッドカーペットで華やかな姿を披露している。

(写真は2016年のMETガラ)

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ロイヤルは「普通の仕事と同じ」

2016 celebrity fight night italy benefiting the andrea bocelli foundation
Daniele Venturelli//Getty Images

オーストラリアの新聞「デイリーテレグラフ」のインタビューを受けた王妃はロイヤルという仕事について聞かれると「普通の仕事と同じ」と回答。「ロイヤルであることは王冠をかぶったり馬車に乗ったり、お城に住んだりすることではない。私はヨルダン国民のために自分の能力のすべてを使うと誓っている。その誓いを果たすために毎日全力を尽くしている」。

好きな都市はロンドン

anwar hussein collection
Anwar Hussein//Getty Images

あるインタビューで「好きな旅行先は?」と尋ねられると、その1つとしてロンドンを挙げた王妃。理由は「プライベートでロンドンに行くと無名の存在になれるから。私も家族も素になれる。アイスクリームを食べながら公園を散歩したり、美術館に行ったりできる」。ロンドンではサイクリングをしたり舞台を見に行ったりして過ごしているそう。「休暇でロンドンに行くと楽しみすぎて疲れてしまうから、帰ってきて休みが必要なくらい」。

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