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モナコ公国の美しきプリンセス、シャルレーヌ公妃のすべて

世界のロイヤルの中でも1、2を争う美しきプリンセスの魅力にフォーカス

Headshot of ELLEgirl編集部By ELLEgirl編集部
monaco national day 2017
Pascal Le Segretain//Getty Images

世界のロイヤルレディの中でも1、2を争う美貌の持ち主、モナコ公国のシャルレーヌ公妃。でも実はキャサリン妃やメーガン妃に比べて知られていないこともたくさん。そこで今回は公妃のこれまでの人生を振り返りつつ、その魅力に徹底フォーカス!

生まれたのはジンバブエ

mys xvi commonwealth games 1998
Touchline//Getty Images

南アフリカ代表の水泳選手としてオリンピックに出場していたため南アフリカ出身だと思われがち。でも実は生まれたのはジンバブエ。12歳のときに両親と2人の弟とともに南アフリカに引っ越した。

3歳から水泳をスタート

charlene wittstock
Media24/Gallo Images//Getty Images

水泳を始めたのは元ダイバーでスイミングインストラクターだった母親の影響。3歳のときに母から泳ぎ方を習ったという。8歳から競泳を本格的に。1996年、18歳のときに南アフリカの全国選手権で優勝、水泳選手としての道を歩み始める。

シドニー五輪に出場

charlene wittstock
Gallo Images//Getty Images

2000年のシドニーオリンピックに南アフリカ代表として出場、女子400メートルリレーで5位に入賞した。このときにはメダルに手がとどかなかったものの、1999年にヨハネスブルグで開催されたオールアフリカゲームでは3つの金メダルと1つの銀メダルを獲得。2002年のコモンウェルス大会では銀メダルも! 世界のロイヤルレディの中でもトップクラスのアスリートである。

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水泳コーチとしても活躍

charlene wittstock attends charity breakfast at st john's diocesan school
Gallo Images//Getty Images

現役時代から水泳のコーチとして活動していた。特に力を注いでいたのはスイミングスクールに通うことのできない経済的に恵まれない子どもたちや障がいのある子どもたちに泳ぎ方を教えること。2011年にはその功績を認められドイツのチャリティ賞「ゴールデンハート」を授賞している。妃は泳ぎ方を身につければ子どもたちが水難事故で命を落とすこともなくなるとアピール、今も自身のチャリティ財団で子どもたちの水泳教室を開催している。


(婚約者時代にある学校のチャリティ水泳イベントに出席したときの公妃)

大公との出会いも水泳が縁

prince albert and charlene wittstock
Gallo Images//Getty Images

アルベール大公に出会ったのは2000年。大公がモナコで主催した競技会に公妃が選手として参加したのがきっかけだった。ちなみに妃はこの大会で200mの背泳に出場、金メダルを獲得した。

初2ショットもオリンピック!

opening ceremony for the olympic games
Pascal Le Segretain//Getty Images

アルベール大公とシャルレーヌ公妃が関係を公にしたのは2006年。イタリアのトリノで開催された冬季オリンピックを一緒に観戦するというアスリートの公妃にぴったりの交際宣言だった。その数か月後、2人はモナコで開催されたチャリティイベントにともに出席。翌年、公妃は2008年の北京オリンピックへの出場資格があったにも関わらず水泳界から引退する。

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花嫁修行はフランス語とチャリティ活動

nelson mandela unite for a better world gala dinner inside
Pascal Le Segretain//Getty Images

選手生活に別れを告げた公妃は南アフリカからモナコにお引っ越し。この頃からチャリティ活動に取り組み始め、マスコミからはロイヤルファミリーに入る準備なのでは? と囁く声も。

ちなみに当時の公妃は南アフリカとナミビアで話されているアフリカーンス語と英語が話せるバイリンガル。でもモナコの公用語フランス語は話せなかった。モナコに引っ越すと同時に本格的に勉強、今ではトリリンガルに。ちなみにフランス語を習い始めたという報道も結婚間近という報道が過熱する一因になった。

(交際中のシャルレーヌ公妃とアルベール大公。ネルソン・マンデラ氏のチャリティイベントに出席した)

結婚式は2回

monaco royal wedding the civil wedding service
Pascal Le Segretain//Getty Images

アルベール大公とシャルレーヌ公妃が結婚したのは2011年。結婚式のお祝いは3日にわたって行われた。1日目の6月30日には前夜祭としてレセプションを開催。ロックバンドのイーグルスが演奏したそう。翌日の7月1日は民事の結婚式。モナコ公宮殿の王の間で2人は婚姻証明書にサイン、シャルレーヌ公妃に正式に「Her Serene Highness The Princess of Monaco(平静平安なるモナコ公妃殿下」という称号を得た。式の後は宮殿の広場でガーデンパーティ。ビュッフェ形式で行われ、アラン・デュカスをはじめとするミシュランの星を持つシェフたちが料理を手がけた。

(民事婚の式でのシャルレーヌ公妃。この日はドレスではなくスーツで出席した)

宮殿の庭園でキリスト教に則って挙式

monaco royal wedding the religious wedding ceremony
Dan Kitwood//Getty Images

2日目はキリスト教に則った結婚式。アルベール大公の両親であるレーニエ3世とグレース公妃はモナコ大聖堂で挙式したが、大公とシャルレーヌ公妃は宮殿の庭園で取り行った。式の一部は妃の母国南アフリカで話されているアフリカーンス語で行われたそう。ちなみに結婚式でブーケトスをしないのがモナコの伝統。シャルレーヌ公妃もそれに従ってブーケをモナコの守護聖人である聖デヴォートに捧げたそう。式の後はモナコのモンテカルロ歌劇場でレセプション。オペラ歌手のアンドレア・ボチェッリらが歌で2人を祝福した。

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双子のママに

official presentation of the monaco twins princess gabriella of monaco  and prince jacques of monaco at the palace balcony
Pascal Le Segretain//Getty Images

シャルレーヌ公妃と結婚したとき、アルベール大公はすでに53歳。大公が40歳を過ぎた頃から、モナコ政府は「このまま独身を貫き子どもが生まれなければロイヤルの存続に関わる問題になってしまう」と心配、2002年に法律を改正して大公の兄弟姉妹も公位継承権を持てるようにした。でも結婚3年後の2014年12月10日にシャルレーヌ公妃が双子を出産。ジャック公世子とガブリエラ公女と名付けられた。

王位継承順位はジャック公世子が上に

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ちなみにガブリエラ公女の方が先に生まれたけれど、モナコの法律では公位継承権は男子の方が上。ジャック公世子がアルベール大公の後を継ぐことになる。

双子のお気に入りはスーパーヒーロー

ジャック公世子とガブリエラ公女のお気に入りのキャラクターはスーパーヒーロー。シャルレーヌ公妃は2人の子どもたちのためにスーパーヒーローをテーマにした誕生日パーティを宮殿で開催するほど。またワンダーウーマンのTシャツを着たガブリエラ公女の姿もインスタグラムでお披露目している。

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親友はマクシマ王妃とソフィー妃

grace kelly style icon private view arrivals
Chris Jackson//Getty Images

イギリスを始め、ヨーロッパのロイヤルファミリーと親交の深いモナコ公室。シャルレーヌ公妃が特に仲良しなのはオランダのマクシマ妃とイギリスのソフィー妃。2010年、イギリスのヴィクトリア・アンド・アルバート博物館で「グレース・ケリー:スタイルアイコン展」が開催。対面したことはないけれど公妃にとってグレース・ケリーは義理の母にあたる。だからもちろんアルベール2世とシャルレーヌ公妃もイギリスを訪れて展示を観覧、ソフィー妃とエドワード王子と 4ショットを披露した。

今もアスリート!

the crossing calvi monaco water bike challenge arrival in monaco
AJ/Pool//Getty Images

2020年9月にはフランスのコルシカ島カルヴィからモナコまで約180キロを水上バイクで走るレース「クロッシング・ウォーター・バイク・チャレンジ」を主催、自分も選手として出場した。このレースには公妃の慈善活動の認知度を高めるというチャリティとしての目的だけでなく、どれだけ早くゴールできるかを競うレースとしての目的もあったそう。7月頃からトレーニングしていた公妃はもちろん完走。大公や双子たちも応援に駆けつけていた。

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Getty Images

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